表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【祝75000PV突破】 三姉妹の姉達は、弟の俺に甘すぎる!  作者: 佐々木雄太
一年生  五月篇
105/139

第105話  自然の夜

(眠れん……)


 敦也は、目を開けたまま、天井を見上げていた。


 窓から差し込む月の光は、敦也が寝ている部屋を照らしている。


 充電しているスマホの画面を見ると、午後十一時を過ぎていた。


 隣では、拓が眠っている。


(ちょっと、外に出て、涼んでくるか……)


 敦也は、静かに立ち上がって、部屋を出る。


 夜の合宿所の敷地内は、静かだった。街の方だと、建物の光や乗り物の音などが聞こえてくるのに対して、ここは、月の光、虫の音、心地よい風が吹いている。


 辺りも暗く、この道は外灯頼りに歩く。


 少し歩くと、小さな広場が見える。


 そこには、噴水があり、この時間帯は誰もいない。


「~♪ ~♪ ~♪」


 と、噴水の方から鼻歌が聞こえる。


 月の光に当てられて、誰なのかは分からないが、そこに誰かがいる。


 もう少し近づくと、その姿は見覚えのある人物だった。


「唯姉……」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ