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そんな簡単に異世界に行って良いものか!
おれは人造人間で名前は蒼。
普段は人間と同じ生活をしている。
「蒼!!お前には異世界に行って貰う!!」
この人は僕を作ってくれた鈴木 秀さん。
「秀さん…急になんなんですか…異世界なんていけるわけないでしょwww」
流石に笑わずにはいられなかった。
「去年の三月に始めた研究で今日やっと完成したんだよ!!!」
「それって何十年って時間を費やしてやっとできるやつじゃないの?」
実際、秀さんは僕を作って世界的にすごい発明家である。本当と言われてもおかしくはない…か?
「と言うか、もう異世界人っぽい体作っておいたし準備も全て終わってるから今すぐでもいけるよ?」
もうおかしい。こんなことが本当にあってたまるか。
「ちなみに異世界に行く理由はその世界の文明を知ることだ。そして、向こうでの技術をあわよくばこっちに生かすって策力ってわけ。と言うわけでじゃあね〜」
「あっおいっ、ちょっまっt」
あんなんでよく天才発明家なんて言われるよな。
そんなこんなで秀さんに無理矢理、異世界に送られたのだった。