表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アンタッチャブル・ツインズ ~転生したら双子の妹に魔力もってかれた~  作者: フラック
第2章 中等部模擬戦篇 第1部 きぐるみ幼女なの!
68/166

1話 国立関東天童魔法学園

うす!!

本編・始まります。

もう、ほんと23時更新にしようか・・。

21時は色々間に合わねぇ!!!

  

 


「おう、きたきた」


その声がした方向に、鈴は顔を向ける


鈴「2人共、おはよー、てっちゃん、これお願い」


鉄「・・・なにその粗大ゴミ・・・・」


そこには、返事をした【てっちゃん】と呼ばれた男と、その横に女の子が居た

そして、鈴は今まで、粗大ゴミを・・・

いや、粗大ゴミと化した、紫音を引っ張って来たのだ


そして、その紫音は、5月の連休明けと言うのに

生気はまったく無く、まるで屍のようであった

鉄ちゃんと呼ばれた男は、鈴から紫音を受け取り

無理やり立たせ、紫音の頭を両手ではさみ軽くシェイクすると

紫音の悲痛の呻きが聞こえる・・・・・


紫「ぐが!ぐげげげげぇ・・やめれ~」


鉄「わっはっは、紫音どうした?何時も増して、負のオーラ満載だな」


そう言いながら、紫音の頭を振る鉄雄


紫「てつぅぅ・・・・てめぇの髪、掴むぞ」


そう言われ、ピタッと辞める


彼の名は宮守鉄雄、黒髪のリーゼントを携えた男、紫音のクラスメイトである

そして、その横に居るのは、妹の胡桃 (くるみ)、2歳下の妹である


2人は三千風家の数軒となりの建築会社

宮守建設、社長、宮守剛樹 (ごうき)、そのの子供達である


紫音と鈴が小学校に入るときに

此方に引っ越してきてからの付き合いで、幼馴染である

そして、鉄雄は自慢のリーゼントと掴むと言われ

紫音の頭を振る手を止めたのだ


そして鉄雄の後ろから出てきた女の子、胡桃、小等部6年生

どのクラスにも居るだろう、存在感の無い人物が、そんな人物が胡桃である

黒髪リーゼントの兄と違って

いたって地味な髪型、引っ込み思案で、人見知りな胡桃ではあるが

幼馴染である、紫音と鈴の前では、笑い顔の絶えない可愛らしい子供でもある



*****



 紫音と鈴は中学から天童学園に転入したが

 鉄雄と胡桃は、小等部から天童学園に通っている

 そして鉄雄と胡桃は、紫音と鈴が5歳の時から知っているため

 その性格を良く知っている


 そして鉄雄は、紫音がシオンと成った事件の後

 唯一その魂の変化に気がついた人間でもあった

 そして、追求する親友に、シオンは、観念して

 鉄雄と胡桃に、簡単に事の経緯を話すが

 その事で、この兄妹の紫音と鈴に対する態度は変わりはしなかった


 だが、その話の中で紫音が一度だけ使った、【そこで意思を数倍に加速してな】と言う言葉を

 鉄雄は密かに興味を持ち、後日2人だけになったとき、紫音に聞いてみた

 そして、どこでどう、そういう話になったかは定かではないが

 鉄雄は【意思加速】と【念話】を実験的に紫音から教わる事となる


 半年もしない間に鉄雄は、念話と数倍の意思加速を習得することとなる

 そうと言っても最大でも4〜5倍程度の意思加速

 それだけでも、戦いに置いて、ものすごいアドバンテージなのだが

 鉄雄と胡桃の持つ、元々戦闘向きでなかったスキル

 それは、血族間で受け継がれる、とあるスキル

 そして胡桃にとっては、自身のトラウマともなったスキルだが

 その相性は、抜群に良かったのだ


 そして、どうにか鉄雄が意思加速と念話を覚えた頃

 あるマフィア間の抗争に巻き込まれた紫音、その紫音が巻き込んだ鉄雄

 その戦いの死の淵で、鉄雄が自身のスキルと意思加速を昇華し

 固有スキルを発動させたのは、また別のお話である

  

 その後、胡桃も鉄雄と紫音が影でコソコソやっているのに気がつき

 胡桃の尋問によって、2人はその事を教えてしまう

 まぁ、2人とも、胡桃には甘いのだ

 そうして、胡桃も鉄雄から遅れること約1年で

 【意思加速】と【念話】を習得するのだった


*****


胡「ふふ、しーくん、ゾンビみたい」


胡桃は笑いながら、紫音の生気の無い体を指で突つく

その度紫音の身体はピクピクと反応する

その度、クスクスと胡桃は笑うが、それを鈴がとめにはいる


鈴「くーちゃんダメ、変態がうつる」


胡桃「りんちゃん、これ変、面白いよ」


そこへ


「お前ら、さっさと学校に行けぇぇーーーーー」


大声で怒鳴ったのは、宮守剛樹、その人である


そう、3人と、粗大ゴミ1個は、何時もの用に学校に行くため

宮守家の前で待ち合わせをしていたのだ

すぐ横には宮守建設の会社兼、工場こうばがあり

そこから体格のいい男性、剛樹が顔をだし

ダラダラと遊んでいる子供たちを一喝したのだ

これも又、何時もの光景である


そして3人は楽しく喋りながら

ゴミを1個引こずり、バス停に足を向ける





   国立関東天童魔法学園



そこは、小・中・高・大 からなる巨大学園である

それだけ大きな学園である、通う手段は千差万別である

その学園の入口は大まかに4箇所あり

その2つは、教員や、大学生の使う、車でも出入りできる入口である

その奥には車が500台は止めれる駐車場が4箇所ほど設備されていた

教員と、大学生のほとんどは、こちらを使っている

また、大学専用の、地下鉄も配備されている

又、正面入口からは2キロ以上離れてもいるので

普段は、小中高と、大学生の交流は余りなく

学び舎も離れているため、顔を合わえることも無いのである


そして、このり2つの入口

その1つ正面入口、ここは中・高と学び舎が近いため

徒歩、自転車、バス通学の、中学生と、高校生が多く使用してはいるが、小学生もいる

コチラからも小等部にも行けるため、小等部に続く、専用通路も用意されていた


そして正面玄関より西に300メートル程の所に

西口、又は駅と呼ばれる入口がある

そこには、地上に普通の入口、小等部に近い為、小学生が使う入口がある

もちろん、バス停もあるため、中、高生も使用している

そして、呼び名の通り、地下鉄が配備されていた

そして地下鉄から、各校舎に向け地下道も配備済みである


この地下鉄と、学園専用のバス、そして学園近くの寮によって

巨大学園に通う学生を支えていた


国内最大級の魔法学園である、やることが派手であった




鈴や鉄雄達は、バスに揺られ学園に着き

正面入口近くのバス停で降りた


そこには、すでに多くの生徒達が歩いていた


この学園、小等部・中等部・高等部で、制服を変えることで区別してはいるのだが

その着こなし、改造を、許可しているのだ

その理由はデバイスにある、1人が使用するデバイスは少なくても

メイン(親)デバイス1個、子デバイス等を合わして

少なくても10個以上持ち歩いているのだ

そのデバイスの形状や、身に付ける場所は、人それぞれである

その為、制服には、かなりの自由が許されている


服装やその格好に規制は余りないが

昔、顔に108つのピアスを付けた大学生がいて、実技の訓練で、大怪我をしたそうだ

それ以降、ピアスは禁止されている、イヤリングはOKである

あと、怪我をする様な物はダメである

むき出しの刃とか、尖った角とかであるが、当たり前である



それでも、オーダーメイドするにも、お金もかかり

7割近い生徒は、そのまま着ている

それで女性は、多少のオシャレに

ミニスカートにしたり、ロングスカートにしたりと

自分なりに、オシャレを楽しむくらいである


その為か、学園には、古くから裁縫部と言う部活があり、人気でもある

ちなみに、中等部以上は、学園と生徒会の許可を取って

収支報告をすれば商売として成り立つ為、小遣い稼ぎとしても人気である


そして、同じく、デバイス研究部も

その技術によって、デバイス改造を受持ち、小遣い稼ぎをしている

そして、ある一部の園内の実力者が頻繁にこの部活で改造を行うため

このデバイス研究部は、学園で大きな人脈を持つ


そして、のこり2割は、一部の金持ちの人種であり

上位クラスの、独自の特殊デバイスを持つ面々で

自身の専属のブランドで、制服の改造や

お家お抱えの、デバイス技師の、作品で自身を着飾っていた

四条優美・柊朱莉、等である


そして最後の1割以下の生徒は、各学年の最下位クラス

ぞくに言う、クズクラスの問題児生徒である

紫音・鉄雄、でもある

これは、デバイス云々ではなく、かっこよさや、趣味、によるものであった


ちなみに、紫音・鉄雄・鈴・蓮の制服は紫音によって手が加えられている


そして、多くの者は、制服はそのままでも

その上に羽織るアウターや帽子、小物で

自身の、アンデンティティーを主張していた






何時もの用に、バスを降りた鈴は

胡桃と手を繋ぎ、登校する生徒に混じり

校門を抜け学校に入る

身長は、少し胡桃の方が高いため

どちらが年上か分からないが

制服から、年上なのは鈴だと分かるだろう

そしてまた、その身長と容姿から鈴は有名人でもあった


校門を潜り抜け、花壇で区切られた小等部に続く通路まで胡桃を送ると

胡桃は鈴に、小さく手を振り

そして、鈴の背後の人物達に

頬を桜色に染め照れながら小さく会釈し反転しると

自分の学び舎へ向けて歩き出した


それを確認した鈴は、背後にいる人物達に向き直ると

そこには、胡桃に向けて手を振る

クラスメイトの、小早川夏目と山代かんな、である

2人は、何時もの用にバスで数分先に着くと

鈴と胡桃が来るのを待ち、少し離れたとこ度で

鈴が胡桃を見送るまで待っていたのだ


以前に、夏目と、かんなの2人が、胡桃に話かけたところ

胡桃は緊張と人見知りで、自分より背の低い鈴の後ろに隠れ黙り込んだのだ

さすがの、コミニケーション能力の高い、かんなも、コミニケーションとれず

鈴の後ろに隠れてしまった胡桃に、夏目も手がだせなかった

未だに、2人が話しかけると、胡桃は緊張で、鈴の後ろに隠れるのだ

その為、胡桃に気を使わせないため

鈴と胡桃が別れるまで、声をかけず待っていたのだ


それでも、鈴に言わせれば、胡桃は2人の事を、とても気に入っているらしい

話したいけど、照れて言葉がでないそうだ

そうでなければ、会釈などしないと




鈴は、軽く右手を上げて2人に挨拶した


鈴「おはよー」

か「おはー」

夏「おはよう鈴」


挨拶かわす3人だが、そんな中

かんなは、カバンを持っていない左手を腰にあてて

通路を歩く胡桃の後ろ姿を、じっと眺めていた


か「それにしても、くるみちゃんは、歩き方が綺麗だね

 鈴と同じように歩くね、真似してるのかな?」


夏「言われてみれば、鈴も綺麗な歩き方をしますよね」


2人の指摘通り、鈴も胡桃も、綺麗な歩き方をする

それは、人目を引く、モデル歩きや

目がつい追ってしまう、優美の様な気品を漂わす歩き方ではない

それは自然体で、足の運びや、姿勢、体重移動が、とても綺麗なのだ

自然体であるがため、注目して良く見ないと気づかないが

気づく者は、その洗礼された歩き方に気が付くだろう


鈴「あぁーーなんて言うか、同じ人間から歩き方を叩き込まれているからね

 それに、そんなに歩き方綺麗かな?」


鈴は、少し考えるよに、そう言いながら

胡桃の後ろ姿を見、自分の足元に視線をやり


鈴「どうなのかな~・・・私も、くるみちゃんも

 未だに、よく姿勢が悪いって怒られるし」


夏「え?歩き方?怒る?」


かんなは、「ふ~ん へ~~」と、話を振りながら余り興味なさそうだが

予想以上に、びっくりしていたのは、夏目である


夏「叩き込まれたって誰に、胡桃ちゃん、怒られても大丈夫なの?」


胡桃は、おとなしく、人見知りで人前に出て来ようとしないと、思っていた夏目

そんな胡桃を、怒ったり出来る人物がいるのか?泣かないのか?と疑問に思ったのだ


鈴「ん?くーちゃん、ああ見えて根性あるよ?

 それに自分から、教えてって言ってきたからね」


かんなと夏目は、すでに見えなくなった胡桃を脳裏に浮かべる


そして鈴は、ある事を誤魔化し、2人をクラスに行くように促した


そして3人の話は、連休に行われた合宿の話に変わり

中等部の校舎に向けて歩いてゆく



その一方で



バスを降りた、紫音と鉄雄は一度足を止める

鈴と胡桃と距離を取るためである

紫音と鉄雄の2人は自分達が

周りの人間から白い目で見られている事は知っているからだ


鉄雄は、目つきは鋭く、黒髪のリーゼントを携え

制服も上着は丈を短くし、ズボンは片方に両足が入るくらい太い物であった

古くから伝わる、ヤンキー・不良スタイルと言われる姿である


中等部2年・最下位クラスの2人

そこは、変わり者のたまり場である

成績が多少良くても、問題児や

その人間の品格、行動によって、このクラスに成る者は多いい

だからこそ、他のクラスの人間は

このクラスの事を、クズクラスと呼び、さげすんでいた

その中でも、方向性の違いはあるが

一風変わった人間が鉄雄であり、紫音でもある


その姿から、誰も近寄ろうとしない不良姿の鉄雄

その見た目から、皆怖いのであろう

又は関わり合いになりたくないのであろう


そして紫音と言うと

その服装は鉄雄ほどではないが

その姿勢と、醸し出す雰囲気は、異様であった

猫背で姿勢は悪く、その視線は常に下にある

寝癖の付いた男性にしては長めの髪はボサボサ、足を引こずる用に歩き

歩く度に体を左右に振る、その姿に覇気は無い

見るものを不快にさせる、姿・歩き方である


そんな2人が揃っているのだ


誰も2人を、見ようともしない、視線を合わそうともしなかった



そこに居るだけで、視線を送ってしまう

四条優美や、柊朱莉とは相反する2人である



そんな2人は学園内や、人の目が多いい所で

鈴と胡桃と一緒に居る事を嫌う

胡桃は、そんな事気にしないと言うが

だが鈴は学校でのオタク根暗モード一択の紫音と一緒に居るが好きではななった

そうやって、鈴・胡桃と距離をとってから、2人は学校に向かう

だが今日の鉄雄は死にかけの紫音を引きずりながらとなるだろう


屍を連れた哲雄は悩んでいた

さすがに、一人で、この屍と

2人分の荷物をもって移動するのは、メンドクサそうだと

そんな時、小さく「カシャカシャ」と鳴る音と共に

聴き慣れた足音が聞こえてきた


カッツゥーーーーーン カッツゥーーーーーン


そして、その音と共に周囲の女生徒の視線を釘付けにし

近寄ってくる、黒い鎧


それは、女性の身体を型どった

綺麗なプロポーションを漂わす

漆黒のフルプレートの鎧を着る

中等部2ーD組の【アリス・Q・イングラム】である

そう、彼女も、制服の上から着るアウターで

自己主張する人物の1人でもある

アウター=フルプレート?とと思うかも知れないが

それすら許される、制服に関しては自由な学園なのである

彼女も一風変わった、異質な雰囲気を漂わせるが

何故か女生徒に人気があるのだ



哲雄は、近寄ってくる、フルプレートの人物に向かって

右手を突き出し、親指を立て


鉄「ヘイ、タクシー」


ア「テツ、おはよう、で、、、またなのね?」


鉄「あぁ、いつも以上に、死んでやがる

 それよか今日は、バスじゃないのか?」


ア「あぁ髪型が決まらなくてね、セットしてたら時間に遅れたんで

 送ってもらったのよ」


鉄「わかる、髪型決まらないと、外でたくないもんなぁ」


「そうなんだよね、ついでに洗面台で姉と喧嘩して

 母に怒られる始末だよ」


鉄雄と、アリスは、笑いながら朝の会話を楽しむが


もし紫音が元気なら

 「フルプレートの、フルフェイスで髪型って無駄だろ」

とか言って、アリスに殴られている所だが、今日はその元気も無い


そして、話していた、バス停に次のバスが近づき

2人の会話も終わりに近づく


鉄「アリス、悪いが頼めるか?」


ア「わかった、教室までかな?」


鉄「できれば」


アリスは頷くと、紫音の身体を、ヒョイっと持ち上げ肩に担ぐ

フルプレートの甲冑は160cmほどだろうか

中にいる彼女はそれより低いのだが

軽々と紫音を肩に荷せ歩き出した

紫音が軽いといっても、50kg近いだろう

そして、そのプルプレートの鎧の重量は、分からないが

彼女は、先ほどと変わらず、心地良い足音と響かせ歩き出した


2人と、お荷物は、校門に向けてあるきだす

その3人の前を歩く人間はいない

彼女の心地よい足音に、その人物が誰か気づき嬉しそうに振り帰るが

彼女と共にいる人間を見て、ある者は足を止め道を開ける

そして、ある者は、早歩きで校舎へと消えていく


アリスと、鉄雄達は、学園の正面の広場に出て

クズクラスと呼ばれる中等部校舎の裏のまた裏にある

旧校舎へと向かうのだが

その足取りは、紫音を揺らさない配慮するアリスの優しさか

いつもよりゆっくりである


その為か、3人に気がついたり、後ろから追いついた

アリスの友人達、それは、学園でも、甲冑組と呼ばれる数少ない人物達

1人、2人と、フルプレートや、ハーフプレートを着る生徒達が集まり

その甲冑を鳴らす音で賑やかになり


同じように、鉄雄の周りに集まってくるクラスメイト達

ある者は、燃えるような赤く大きな魔法帽とマントを羽織った中二病や

どこかの、パンクバンドの会場から抜け出したような

背中にギターを担ぐ全身痛々しいカッコの、アホやら

目に止まる女子生徒に声をかけまくる、バカやらと

何時にも、増して異様な1団となって校舎へと向かっていった


鉄雄のクラスメイトが来たことで

中等部の校舎前で、鉄雄は、2人分のカバンを友人に渡し

アリスから屍を受け取ると、先ほどのアリスと同じように、屍を肩に担ぎ

中等部校舎前で、甲冑組と呼ばれる生徒達と、笑いながら別れた

そして、中等部校舎の裏の更に奥にある、自分たちのクラスへと歩いていくだった


鉄雄と共に歩く面々は、独自の感性で独自の格好をしている

そして、甲冑組と呼ばれる面々も、みずかららの意思で甲冑を着ているのだ

好きな格好を楽しむという時点で、彼ら彼女らは、ある種、同じなのだ

だからこそ、他の生徒とは違い

甲冑組の人間達は、最下位クラスの人間達をバカする事はない

そして、その事で他人に、どう思われようが気にする様な人間は1人もいない




ちなみに、桜とは、バスのルートが違うため一緒ではなく

桜は桜で落ち着きのない幼馴染や兄と一緒のバスでの通学である


そして、四条優美や、柊朱莉、その他の権力者や、金持ちの一部階級は

運転手付きの車で送り迎えをする専用駐車場所を使っていた





そんな、何時もとは少し違う登校の風景が、繰り広げられていたが


中等部の校舎では、とある話で持ちきりであった・・・・・・・



 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ