気まぐれな執筆②

プロローグ

運命の人に出会いました、それは突然に。

前世からずっと探してきたかのように、私たちは、出会った瞬間から惹かれ合いました。

気がついたら、お互いが、お互いの生きる目的になっていました。

そして今日、私たちは永遠の愛を誓うのです。

「運命の糸があるとしたら、こんな色なのかな」と思うほどの真紅のドレスを身にまとって。

自分の中に溢れるこの感情を、私は何と呼べばいいのか分かりません。

ただ願うのは、「あの人」の幸せ。