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脱獄  作者: なかの
1/2

prologue

どうも、なかのです。

初めまして、よろしくお願いします


僕たちは、世の中から隔離された島で生かされている。



日本か、もしくはアメリカ、オーストラリア

どこに位置しているか分からないこの島で。


全てが"誰か"によって管理され、1度でも反抗したら死より辛い罰を受けることになる。


自分も、周りも。

肉体的に、精神的に。



10年前…僕が5歳の時、1度だけ友人が逃亡を試みたことがある。



結果から言うと、失敗に終わった。


船で海を渡っていた友人は、ある一線を越えた瞬間島に強制ワープしたらしい。



バカバカしいけど、本当の話。


とにかく僕が何を言いたいのか、それは。




その島からの脱獄は、不可能ということ。


この島で平和に過ごすためには、この島に忠誠を誓うこと。


迷わないこと。疑わないこと。




自分のこの島での存在意義を、見つけ出そうとしないこと。







この物語は



臆病者で役立たずな僕が死ぬまでの、3年間の話。



どうしようもなく守りたいものを守れない、バカな僕の話。





本当は、特に意味のない毎日の話。

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