あれからの二人
これは、HaKuGaの続きものです。
HaKuGaを読んでいただき、ありがとうございます。
続き、HaKuGa 弐をお楽しみください。
俺は、神崎 白蛇。
俺には九条 千夏と言う彼女がいる。
そして、俺は…普通の人間ではない。
母が人間、父が白蛇の妖怪。
だから俺は、人間と妖怪の子供で半妖なんだ。
今まで色んな事があった。
俺を狙っていた闇と言う男も倒した。
それから俺は、千夏を命をかけて守ると決めた。
でも、それもいつまで続くかわからねぇ。
俺は、半妖。千夏は人間だ。
俺の背中には、白蛇の鱗がある。
俺が理性を失うと白蛇になってしまう。名前の通りだ。
今は何とか理性を保ってる。けど…
俺が完璧に白蛇になってしまったら、千夏を殺してしまうかもしれねぇ。
だから今日、千夏に俺を封じ込む丸い石を
渡そうと思う。
そして、俺は、千夏を学校の屋上に呼び出した。
『千夏』
千夏『どーしたの?こんな所に呼んで』
『あのさ、』
千夏『何?別れ話なら聞かないよ?』
『違うよ。これ…受け取って欲しい』
と俺は千夏に丸い石を見せた
千夏『何?この丸い石。なんか綺麗だけど』
『千夏にさ、俺の事全て話したよな?』
千夏『うん。聞いたよ?白蛇が半妖って事』
『おう。その事だけどさ…』
と俺は全てを話した。
『だから、その時はこの石に俺を封じ込めて欲しい』
千夏『なんで…?なんで…私なの?』
と千夏は泣きそうな顔でそう言った。
『それは…』
続く
まだまだ、続きます。
完結をお楽しみに!