新たなる戦士
とある教会に男女が2人。
「今日だったな。あいつの弟がくるの」
十字架の前に立つ男が言う。
「うん。ガイさんの弟か…」
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教会のある街の駅にて。
「本当にこんなとこに教会なんてあんのかよ」
列車から降りたソラはあたりをキョロキョロと見渡す。
そこにソラに近寄る影。
「てめぇか?ソラ・サンドラってやつは」
「あ?なんだお前」
ソラの態度に男はクツクツと笑い出す。
「その様子だと当たりみてぇだな。俺様はライ・ランスラだ。お前を迎えに着てやったんだ、ありがたく思え!」
「…ライ・ランスラって、ラ多すぎだろ……」
ソラがボソッと言うと、ライの目が鋭くなった。
「あぁ?てめぇいい度胸してんじゃねぇか」
そしてライは腰に手をやる。
すると街の方から女の悲鳴が聞こえた。
悲鳴に反応し、ライが駆け出そうとするが、その前にソラが駆け出した。
「おい!お前なにするつもりだ!!」
ライがソラを追いかけ街に出てみると、街にはライオンサイズの魔物。
「何するつもりかって聞いたな?」
空は背中に背負っていた剣に手をやる。
「アイツを倒すつもりだ」
そしてソラは剣を抜き、魔物を切りつけた。
魔物は一瞬のうちに砂になり消えていった。
(あいつ、本当に最近契約したばかりなのか?いや、その前にあの剣…)
ライが剣をしまおうとしているソラに近づき、その手を止める。
「なんだよ」
「その剣どうした?」
「は?お前には関係ねぇだろ」
ソラはライの手をはらい、歩いていった。
(間違いない。あの剣は…ガイさんのと一緒)
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「本当にあったよ、教会」
ソラ達は教会の門の前に立っていた。
しかしライはここに来るまで終始無言だったら。
ギキッ その時、いきなり門が開き始め、焦るソラ。
「あら?帰ってたの?ライ」
中からは白髪フワフワロングの少し年上と思われる女が現 れた。
そしてライはその女の声を聞かず、スタスタと中へ入ってしまった。
「ちょっと、ライ!」
ライの態度が気に入らなかった女はライを呼び止めようとするが、ライは止まることなく歩いていった。
「えっと…」
「あ、ごめんね?私はシーナ・アーレス。君は?」 「俺は…「ソラ・サンドラ。だろ?」」
シーナが名前を聞き、ソラが答えようとするが、それはシ ーナの後ろから現れた男によって叶わなかった。
「アース!」
アースと呼ばれた男は黒髪に赤いメッシュが特徴的な長身 の男だった。
「待ってたよ。さ、入ってくれ」
アースに言われるがまま入るソラ。しかし中は普通の教会となんら代わり映えのない教会だった。
「ライ・ランスラってやつがいねーな」
さっき入っていったはずのライが居ない、それどころかソラ、ライ、シーナの3人以外誰もいない。
「ライに会いたかったのか?」
「ちげーよ!ただ、誰も居ないのが不思議で…」
すると、アースは笑いながらソラの頭をワシワシ撫でた。
「観察眼はいいんだな!よし、契約印を見せろ」
ソラは渋々右腕を捲り、アースに見せた。
「へー。お前は火の属性か…」
「で、どうすりゃいいんだよ」
契約印が赤だった事で火の属性だと分かり、まじまじ見ているアースをソラが急かす。
「あぁ、すまない。じゃぁその契約印をあの十字架に向けてみろ」
言われたとおり十字架に契約印をかざすと、十字架の真ん中の石が光、十字架が左右に分かれ、階段が出てきた。
「なんだよ、これ…」
「最初は驚くよな。まぁ下に降りていけ」
そして下に降りていくと、そこは本当に教会の下にあるのかと言うほど広い地下だった。
「ここは…」
「ようこそ、ガーディアンへ!」




