【原種】英霊系 亜人種：戦獣士系－Berserkr－
○《戦獣士》系 《勇猛なる魂の英雄》
“戦軍神”ヘルテイトに帰依する戦士として、高い力量を備える人類種の一族。
体力・物理攻撃力・物理防御率・特殊防御率に優れ、魔力・特殊攻撃力・敏捷性能・回避性能・隠蔽性能が低い近接戦闘に特化したステータスを持ち、戦いの中で培った野生の獣のような超感覚と戦軍神信仰に基づく忘我に身を任せ、強力な補助効果を保ちながら集団白兵戦における前衛を担う近接格闘戦を得意とする種族。攻撃性能も然ることながら、PT支援に特化した魔法適性と高い防御性能から継戦能力が非常に高く、壁役としての陽動、遊撃、耐久、突破等、単体であらゆる局面における近接主戦力に足る非常に安定感が高い性能を持っている。一方で、基本的に物理重視の白兵戦に特化しているため中・遠距離戦闘に対する解答が限られており、複雑な地形や環境因子等周囲の状況によっては詰むことも多い。
進化の過程で人類種としての死を経てから神性存在である戦軍神の眷属に存在が変化し、その身に溢れんばかりの加護を宿したことで集団戦における壁役と兼任して準支援役としての運用に寄った性能を獲得する。また、全進化段階通して希少な男性限定種族であり、対を成す女性限定種族である聖乙女系種族と合わせて『英霊系種族』と総称される。
基本的には人類種としての出自に則してはいるものの、戦士として生命を賭した戦いの中に生を見出し、神性存在である“戦軍神”ヘルテイトに対する信仰と狩猟を主眼に置いた閉鎖的な社会を形成している。また、創造主同士の関係から竜人種系・亜竜種系・魔族種系・不死種系種族とは種として敵対関係にあるものの、それらの種族を含むあらゆる他種族の個体に寛容または非敵対的な関係にあり、好戦的な性質を前提としつつも明確な敵対行動を取らない限りは相互に許容可能なあらゆる交流を行うことができる。その他、同じ英霊系種族の聖乙女系種族とは特に密な関係にあり、両方の種族の集落は必ず同じ環境下で対になる形で存在し、相互に好意的な様々な交流を行っている。
全進化段階を通して特殊攻撃力が低く、肉体的な加護の維持に霊的素養を消耗しているため習得可能な魔法の数が大きく制限されており、また身体の外部に対する魔力干渉に類する素養がないことから攻撃魔法を一切習得することができない等総合的な魔法適性はあまり高くない。一方で、汎用的な補助魔法・回復魔法はわずかながら習得することが可能で、種族固有の支援効果も相俟って準支援役としては十分な性能を持っている。
素体に翼を持たず、単体飛行能力を持たないが、進化の過程で獲得する種族スキル【古き魂の英雄譚】によって空中歩行能力を持つ召喚獣“英雄の駆る天馬”を召喚できるようになり、更に最終進化種では“神命”バフが付与されている間素体に神々しい光で形成された魔力翼を得て、単体飛行能力を持てるようになる。
・“天性武装”
戦獣士系種族が進化の過程で獲得する種族固有の強化能力。武器を介さない打撃攻撃に武器のステータスを乗せることができ、実質的に素体そのものを使った格闘戦の火力が大幅に強化される。
自分が武器を装備している場合、以下の効果を適用する。
＞自分が以下の条件［●自分の素体を用いた●《物理属性》及び《打撃属性》を持つ●《格闘スキル》の効果を受けていない］を全て満たす攻撃を行う場合、その攻撃によって発生する《攻撃判定》のダメージ計算処理の間だけその攻撃の物理攻撃力が［＝自分が《主武器スロット》《副武器スロット》に装備している全ての武器の物理攻撃力の合計分］だけ増加する。
・“心意の閃転撃”
戦獣士系・聖乙女系種族が進化の過程で獲得する種族固有の強化能力。
以下の効果を常時適用する。
＞自分の挙動によって任意の敵の攻撃に対する《回避判定》が発生した場合、１秒間の《リフレックス・トリガー》が発生する。この《リフレックス・トリガー》中、自分の全ての挙動速度が50％増加し、その間に自分が以下の条件［●自分の素体を用いた●自分が装備している武器を用いた］の何れかを満たす《物理属性》を持つ攻撃を行った場合、その攻撃の威力が100%増加する。
・“神命“
戦獣士系・聖乙女系種族が進化の過程で習得可能な複数の種族資質・種族固有スキルに関連する加護系バフ。
＝“神命”バフが付与された存在に以下の効果を全て適用する。
¶自分の腕力・脚力が20％増加する。また、自分に帰属する《物理属性》を持つ攻撃が行われる場合、その攻撃に《霊光属性》を付与し、その威力が20％増加する。
¶自分が《静止状態》のままで10秒経過した場合、自分の気力が全回復する。
¶自分が他のプレイヤーに接触した状態のままで30秒経過した場合、そのプレイヤーに“神命”バフを10分間付与する。
・“英霊召喚の戦儀”
戦獣士系種族が進化の過程で獲得する種族固有の空間転移能力。
自分を除くPTメンバーに“神命”バフが付与されている場合、該当するプレイヤー全てに以下の効果を適用する。
＞自分は『我が声に応えよ』の符丁を用いて魔力を消費することができる。その場合、自分を除くPTメンバーの中から《戦獣士系種族》のプレイヤーを１人指定し、そのプレイヤーを自分の周囲の空間転移可能な座標位置に空間転移させる。この時、そのプレイヤーに“神命”バフが付与されている場合、自分とそのプレイヤーの“神命”バフの効果時間を10分に再設定する。
派生種族：
《戦獣士》
┗《勇獣士》
┗《英雄霊》
┗《英霊主》
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●《戦獣士》 《勇敢なる獣の如き戦士》
“戦軍神”ヘルテイトを信仰し、戦いを生業として不屈の闘志と強靭な肉体を備えた戦士一族の人類種。神性存在の眷属として強力な加護を宿してはいるものの、肉体の基本構造は人間種と同じであり、外見のみでその種族差を区別することは非常に困難と言える。元々人類種の中でも特に高い戦闘技術を持つ一派であり、原種の時点で白兵戦・近接格闘戦に高い適性を発揮する。打撃・切断属性を中心に物理攻撃、とりわけ近接攻撃の威力や片手剣系武器の攻撃力を強化する他、集団戦において壁役としての立ち回りに則した複数の種族資質を持ち、更に素手や蹴り等素体そのものを用いた攻撃に武器ステータスを反映させる“天性武装”を獲得することで柔軟な戦闘駆動が維持しやすくなっている。また、種族スキルの多くが常時展開スキルであるため、戦闘中に任意起動効果による隙や情報アドバンテージが生じるリスクを回避する特異な性質を持っている。
種族資質：
《エンフォース・ブロー》（0－20）
自分の打撃属性を持つ物理攻撃の威力が最大20％増加する
《エンフォース・スラッシュ》（0－20）
自分の切断属性を持つ物理攻撃の威力が最大20％増加する
《エンフォース・クロース・ストライク》（0－20）
自分の近接物理攻撃の威力が最大20％増加する
《グレーター・ソードナイト》（0－20）
自分が装備した片手剣系武器の物理攻撃力が最大20％増加する
《リデュース・ストライク・エンデュランス》（0－20）
自分の全ての物理攻撃で消費する気力を最大20％軽減する
《ブレイブリー・ワイルド》（0→10）
自分がモンスターと遭遇してから５分間、自分の物理攻撃力が５％増加する
《ヒロイック・ブレッシング》（0→10）
自分の背後にPTメンバーが存在する場合、全ステータスが５%増加する
《ヒロイック・エンブレム》（0→10）
周囲のモンスターの自分に対する敵対値が上がりやすくなる
《デッド・ハード》（0→10）
自分の体力が上限値の10％以下の場合、気力を消費しなくなる
《ビースト・ハート》（0→10）
固有特殊能力“天性武装”の使用を解禁する
種族スキル（例）
【獣の闘志】（常時展開）
自分の物理属性を持たない攻撃の威力が20％減少する
【獰猛なる本能】（常時展開）
自分の攻撃効果によらない物理攻撃の威力が10～20％増加する
【不屈の獣戦士】（常時展開）
自分がダメージを受けた場合、次の物理攻撃の威力が10～20％増加する
【狂戦士の忘我】（常時展開）
自分の体力が上限値の20％以下の場合、自分に“狂戦士化”デバフを付与する
【逃れられない虚脱】（常時展開）
自分の交戦状態が解除された場合、自分に“虚脱”デバフを60秒間付与する
【戦軍神の神通力】（常時展開）
自分のモンスターに対する物理攻撃のクリティカル率が100％増加する
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●勇獣士 《猛獣の魂宿りし狂戦士》
激しい戦いの中で肉体と戦技を磨き上げ、信仰に基づく神性由来の力を顕著に感じ取りつつある勇猛果敢な戦獣士。下位種に比べて、より鍛え上げられた肉体と戦いの最中に身体を覆う薄白い光が特徴的な人型をしており、昂る闘争心に呼応するように励起した神気そのものが及ぼすこの光によって野生に介在する獣の魂を象ることでその力を借り、肉体を強化した上でその肉体を用いた格闘や剣技を交える白兵戦術に長けている。遠距離に対する有効な攻撃手段を持たないものの素体の能力の高さ故に戦闘面で困ることは多くなく、立ち回りも単純で非常に扱いやすい。打撃・切断属性を中心に物理攻撃の威力や片手剣系武器の攻撃力を強化する他、自分のリスクを高い程その戦闘能力や戦果に恩恵を得る複数の種族資質を持ち、特に相手の攻撃を回避した直後に放つ素体のカウンター攻撃を大幅に強化する“心意の閃転撃”を獲得することで近接格闘戦での火力が爆発的に増加した。
種族資質：
《インテンスファイ・ブロー》（0－20）
自分の打撃属性を持つ物理攻撃の威力が最大20％増加する
《インテンスファイ・スラッシュ》（0－20）
自分の切断属性を持つ物理攻撃の威力が最大20％増加する
《グレーテスト・ソードナイト》（0－20）
自分が装備した片手剣系武器の物理攻撃力と切れ味が最大20％増加する
《ビースト・ソウル》（0→10）
“天性武装”の効果で加算される武器の物理攻撃力が20％増加する
《ヒロイック・エンカウント》（0→10）
自分の所在フィールド内では強力なモンスターが出現しやすくなる
《ヒロイック・インフェリオリティ》（0→10）
強力なモンスターと交戦状態の場合、素体の物理攻撃の威力が20％増加する
《ドッジ・ストライク・カウンター》（0→10）
固有特殊能力“心意の閃転撃”の使用を解禁する
種族スキル（例）
【戦士の誇り】（常時展開）
無力化された存在に対する自分の物理攻撃の威力が50％減少する
【獣魂の降霊術】（常時展開）
自分が交戦状態で５分間経過した場合、自分は《獣魂憑依状態》に変化する
【無慈悲な狼牙】（常時展開）
自分の格闘スキルによって敵に与える外傷に《深手》の追加効果を付与する
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●英雄霊 《神々の尖兵たる天上の戦士》
地上で人類種としての肉体の死を迎え、神々に仕える尖兵として天上宮に召し上げられて生まれ変わった歴戦の勇獣士。元々の肉体は失われたが、生前とほぼ同じ姿の霊的実体を得て復活し、その体表面には神気が白い湯気のような光のオーラが覆っている。下位種の特性をそのまま継承し、最前衛で壁役として敵の注意を引きながら集団戦闘を牽引する白兵戦術を得意とする。打撃・切断属性を中心に物理攻撃の威力を強化する他、自身の死亡や味方の危機に際して発生するリスクを緩和する複数の種族資質を持ち、新たに戦線復帰や味方との合流に特化した空間転移能力を獲得したことでその高い近接戦闘能力を遊撃戦力としても活かすことが可能になった。また、神気の活用により神性系の加護を示す種族固有の“神命”バフを扱えるようになっただけでなく、空中歩行能力を持つ馬型の召喚獣“英雄の駆る天馬”を獲得したことで、様々な状況を打破しうる高い対応力も獲得した。
種族資質：
《リィンフォース・ブロー》（0－30）
自分の打撃属性を持つ物理攻撃の威力が最大30％増加する
《リィンフォース・スラッシュ》（0－30）
自分の切断属性を持つ物理攻撃の威力が最大30％増加する
《ビフレスト・エントリー》（0→10）
独立フィールドエリアに侵入する時、自分はPTメンバーの座標に合流できる
《ザ・オナー・アフター・デス》（0→10）
自分が死亡した場合、３分間体力０のままで任意に行動することができる
《ヴァルハラ・リザレクション》（0→10）
自分が死亡した場合、３分後にその場で復活することができる
《アドベント・エインヘルヤル》（0→10）
固有特殊能力“英霊召喚の戦儀”の使用を解禁する
種族スキル（例）
【霊魂の脈動】（常時展開）
自分の体力が上限値の10％以下の場合、自分に“神命“バフを付与する
【戦軍神の英霊契約】（任意起動／持続効果）
効果中、次に交戦状態が解除されるまで自分に“神命“バフを付与する
【古き魂の英雄譚】（任意起動／即時効果）
空中歩行能力を持つ六本足の馬型召喚獣“英雄の駆る天馬”を召喚する
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●英霊将 《英霊率いし魂の猛将》
天上宮にて無限の研鑽に励み、“戦軍神”ヘルテイトに連なる多くの英霊たちを率いる将兵の位に任じられた百戦錬磨の英雄霊。神性眷属の中でも特に強い神性を示し、肉体を形成する神気の光が体外へと溢れ出してその背に神々しい霊翼を擁くことが可能になった。下位種の特性を飛躍的に発展させ、神性加護の“神命”バフを用いて味方全体の集団戦闘能力を底上げしつつ、自身は白兵能力と機動力を活かして立ち回る遊撃戦術を得意とする。打撃・切断属性を中心に物理攻撃の威力を強化する他、自身だけでなく味方や自分の装備品までも強力に支援する複数の種族資質を持ち、更に“神命”バフに付随する飛行能力を得たことで白兵戦においても活用可能な空間機動力を手にしただけでなく遠距離にも対応可能な砲撃スキルを開発し、あらゆる局面においても安定した戦闘能力を発揮する非常に人気の高い種族として知られている。
種族資質：
《スプリマイズ・ブロー》（0－30）
自分の打撃属性を持つ物理攻撃の威力が最大30％増加する
《スプリマイズ・スラッシュ》（0－30）
自分の切断属性を持つ物理攻撃の威力が最大30％増加する
《エンチャント・アーマメント》（0→10）
自分は装備している武器・盾をそれぞれ補助魔法の効果対象に指定できる
《リカバリー・ヘルス・スティルネス》（0→10）
自分が静止状態の場合、自分の体力の自然回復速度が100％増加する
《ヴォケーション・ウィング》（0→10）
自分を含む“神命”バフが付与されているPTメンバーは素体に魔力翼を得る
《フェロー・インカーネイト・ヒーロー》（0→10）
自分に“神命”バフが付与される場合、PTメンバーにも同様に付与される
種族スキル（例）
【戦軍神の英霊召喚】（任意起動／即時効果）
自分を含むPTメンバーに追従する英霊型召喚獣“神聖なる戦士”を召喚する
【思考と記憶の召喚術】（任意起動／即時効果）
高い探索能力を持つ鴉型召喚獣“思考渡り”と“記憶渡り”を召喚する
【巨人殺し】（任意起動／即時効果）
自分が装備した切断系武器を弾体として無数の衝撃波を伴う砲撃を行う
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=DATA=
ステータス《戦獣士系[Berserkr］》（戦獣士/勇獣士/英雄霊/英霊将)
●《基本ステータス》（＝種族基本値＋レベルアップボーナス値＋個人振分値）
・体力：(1800/1800/1900/2000)+[Lv]×(18/18/19/20)+α
・魔力：(900/1000/1100/1200)+[Lv]×(9/10/11/12)+α
・気力：(1300/1400/1500/1600)+[Lv]×(13/14/15/16)+α
・物理攻撃力：(2300/2400/2500/2600)+[Lv]×(23/24/25/26)+α
・物理防御率：(1400/1500/1600/1700)+[Lv]×(14/15/16/17)+α
・特殊攻撃力：800+[Lv]×8+α
・特殊防御率：(1300/1400/1500/1600)+[Lv]×(13/14/15/16)+α
・腕力：500+[Lv]×5+α
・脚力：600+[Lv]×6+α
・敏捷性能：(300/300/400/500)+[Lv]×(3/3/4/5)+α
・回避性能：(400/400/400/500)+[Lv]×(4/4/4/5)+α
・隠蔽性能：(300/300/300/400)+[Lv]×(3/3/3/4)+α
・特殊技能：400+[Lv]×4+α
《飛行ステータス》
・飛行時間：―
・飛行重量：―
・飛行速度：―
《基本属性耐性》
・火耐性：0
・水耐性：0
・風耐性：0
・土耐性：0
・光耐性：1
・闇耐性：1
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○【獣の闘志】
――戦士達の肉体は肉薄する戦いの中でこそその真価を発揮する。
●前提：種族条件《戦獣士系》
●習得：最初から習得
●分類：《種族スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統：《デメリット》《攻撃弱化》
●属性：《物理属性》
●効果：以下の効果を常時適用する。
＞自分の《物理属性》を持たない攻撃による《攻撃判定》が発生した場合、その攻撃の威力は20％減少する。
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○【獰猛なる本能】
――戦士の武器は剣や槍だけに非ず、その内側に最大の武器が宿っている。
●前提：種族条件《戦獣士系》
●習得：最初から習得
●分類：《種族スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統：《攻撃強化》
●属性：《物理属性》
●効果：以下の効果を常時適用する。
＞自分の以下の条件［●《物理属性》を持つ●自分の素体または自分が装備している武器を用いた●《格闘スキル》の効果を受けていない］を全て満たす攻撃による《攻撃判定》が発生した場合、その威力が［＝10〜20］％増加する。この時、適用される効果倍率の実効値は効果処理時にランダムに決定される。
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○【不屈の獣戦士】
――彼らの不屈の闘志は、強敵と対峙する程に燃え上がる。
●前提：種族条件《戦獣士》系
●習得：最初から習得
●分類：《種族スキル》《常時展開》《誘発効果》
●系統：《威力強化》
●属性：《物理属性》
●効果：自分が敵に帰属する攻撃・効果によるダメージを受けた場合、自分に限定因子《不屈の反撃》を持つスキルカウンターが付与されていない場合、自動的に魔力を消費して以下の効果を発動する。
＞自分に限定因子《不屈の反撃》を持つスキルカウンターを１個付与する。
¶限定因子《不屈の反撃》を持つスキルカウンターは最大１個まで付与することができる。
この効果で付与したスキルカウンターが存在する限り、自分の《打撃属性》を持つ攻撃による《攻撃判定》が発生した場合、その威力が［＝10〜20］％増加する。この時、適用される効果倍率の実効値は効果処理時にランダムに決定される。この効果が適用された場合、そのダメージ計算処理後にそのスキルカウンターを破棄する。
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○【狂戦士の忘我】
――戦士は人の業を捨て、湧き上がる獣の如き衝動に身を任せた。
●前提：種族条件《戦獣士系》
●習得：最初から習得
●分類：《種族スキル》《常時展開》《条件効果》
●系統：《デバフ》《完全耐性》《スキル規制》《魔法規制》
●属性：《物理属性》《獣属性》
●効果：自分の体力が上限値の20％以下の場合、以下の効果を適用する。
＞自分に“狂戦士化”デバフを付与する。
¶“狂戦士化”デバフを付与された存在は発動された魔法・スキルの効果を受けず、魔法・スキルを発動することはできない。
この効果で付与されたデバフは、付与されてから３分後に解除される。
※備考：体力が低下した時に強制的に適用されるためデメリットの側面も否めないが、発動された魔法・スキルの効果を受けなくなることから緊急時の耐性としては比較的有能なスキル。発動という処理を介さない常在効果・条件効果の影響は受けてしまう点は注意が必要だが、同様に戦獣士系の種族スキルの恩恵を継続して受けられる点は純粋なメリットとしても機能する。
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○【逃れられない虚脱】
――狂戦士は戦いの中でのみ生を得る。それを失った時の喪失感は計り知れない。
●前提：種族条件《戦獣士系》
●習得：最初から習得
●分類：《種族スキル》《常時展開》《誘発効果》
●系統：《デメリット》《デバフ》《スキル規制》
●属性：《特殊属性》《精神属性》
●効果：自分の《交戦状態》が解除された場合、以下の効果を適用する。
＞自分に“虚脱”デバフを付与する。
¶“虚脱”デバフが付与された存在は一時的な《脱力状態》が発生し、あらゆる意識的動作を行うことができず、スキルを発動することができない。
この効果で付与されたデバフは、以下の条件［●付与されてから60秒後●自分が《被発見状態》になる●自分が《交戦状態》になる］の何れかを満たした場合解除される。
※備考：戦獣士系種族のデメリットスキル。
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○【戦軍神の神通力】
――戦軍神が戦士たちに与えた神通力は獰猛な獣共を震え上がらせた。
●前提：種族条件《戦獣士》系
●習得：任意のモンスターを200体討伐する
●分類：《種族スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統：《会心強化》
●属性：《物理属性》
●効果：以下の効果を常時適用する。
＞モンスターに対して、自分の《物理属性》を持つ攻撃による《攻撃判定》が発生した場合、その攻撃のクリティカル率は100％増加する。
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○【戦士の誇り】
――誇り高き戦士なら無防備な相手を叩き伏せようなんて考えるな。
●前提：種族条件《戦獣士系》＋《進化Ⅰ以上》
●習得：“勇獣士”への進化
●分類：《種族スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統：《デメリット》《威力弱化》
●属性：《特殊属性》《英霊属性》
●効果：以下の効果を常時適用する。
＞以下の条件［●“気絶”デバフが付与されている●《行動阻害》効果を受けている●《拘束》効果を受けている］の何れかを満たす存在に対して、自分の《物理属性》を持つ攻撃による《攻撃判定》が発生した場合、その攻撃の威力は50％減少する。
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○【獣魂の降霊術】
――戦士達は獣の魂をその身に降ろし、人を超えた膂力を発揮する。
●前提：種族条件《戦獣士系》＋《進化Ⅰ以上》
●習得：“勇獣士”への進化
●分類：《種族スキル》《常時展開》《条件効果》
●系統：《能力強化》《気力好調》
●属性：《物理属性》
●効果：自分が《交戦状態》のまま５分間経過した場合、以下の効果を適用する。
＞自分は《獣魂憑依状態》に変化する。
¶《獣魂憑依状態》の自分は素体に《自然属性》《獣属性》を付与し、自分は任意に以下の符丁［『荒き熊よ』／『賢き狼よ』／『猛き神霊よ』］から１つを用いて魔力を消費して以下の対応する効果を適用する。
¶¶荒き熊よ：自分の上半身に熊を象った蒸気のようなオーラが発生し、自分の体力の上限値・腕力・脚力がそれぞれ30％増加する。
¶¶賢き狼よ：自分の上半身に狼を象った蒸気のようなオーラが発生し、自分の気力の自然回復速度・物理攻撃力・敏捷性能がそれぞれ30％増加する。
¶¶猛き神霊よ：自分の全身に蒸気のようなオーラが発生し、自分の物理攻撃力・物理防御率・特殊防御率がそれぞれ20％増加する。
この効果で適用される効果は重複せず、この効果による符丁を用いた場合先に適用されていた効果は解除される。
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○【無慈悲な狼牙】
――その身に宿る獣の魂は敵対する戦士の肉体に無慈悲なる噛み跡を残すだろう。
●前提：種族条件《戦獣士系》＋《進化Ⅰ以上》
●習得：“勇獣士”への進化
●分類：《種族スキル》《常時展開》《誘発効果》
●系統：《物理攻撃》
●属性：《物理属性》《戦属性》
●効果：自分の《格闘スキル》の効果によって敵の素体に《外傷》が発生した場合、自動的に魔力を消費して以下の効果を発動する。
＞発動条件に該当する《外傷》に《深手》の追加効果を付与する。
¶《深手》の追加効果で、その外傷は自然治癒速度が90％減少し、発生してから５分間あらゆる《治癒》効果を受けない。
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○【霊魂の脈動】
――戦士の魂が死に迫る時、内に眠る英霊の力が強く脈動を始める。
●前提：種族条件《戦獣士系》＋《進化Ⅲ以上》
●習得：“英雄霊”への進化
●分類：《種族スキル》《常時展開》《条件効果》
●傾向：《バフ》
●属性：《精霊属性》《神聖属性》《霊光属性》
●効果：自分の体力が上限値の10％以下の場合、以下の効果を適用する。
＞自分に“神命”バフを付与する。
¶“神命”バフが付与された存在に以下の効果を全て適用する。
¶¶自分の腕力・脚力が20％増加する。また、自分に帰属する《物理属性》を持つ攻撃が行われる場合、その攻撃に《霊光属性》を付与し、その威力が20％増加する。
¶¶自分が《静止状態》のままで10秒経過した場合、自分の気力が全回復する。
¶¶自分が他のプレイヤーに接触した状態のままで30秒経過した場合、そのプレイヤーに“神命”バフを10分間付与する。
この効果で付与されたバフは、自分の体力が上限値の10％を上回った場合解除される。
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○【戦軍神の英霊契約】
――戦軍神からの加護を得た英雄は人の身では到達し得ない力を得る。
●前提：種族条件《戦獣士系》＋《進化Ⅱ以上》
●習得：“英雄霊”への進化
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●傾向：《バフ》
●属性：《精霊属性》《神聖属性》《霊光属性》
●効果：このスキルは、自分が《交戦状態》の場合にのみ発動することができる。発動後、毎分魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞効果中、自分に“神命”バフを付与する。
¶“神命”バフが付与された存在に以下の効果を全て適用する。
¶¶自分の腕力・脚力が20％増加する。また、自分に帰属する《物理属性》を持つ攻撃が行われる場合、その攻撃に《霊光属性》を付与し、その威力が20％増加する。
¶¶自分が《静止状態》のままで10秒経過した場合、自分の気力が全回復する。
¶¶自分が他のプレイヤーに接触した状態のままで30秒経過した場合、そのプレイヤーに“神命”バフを10分間付与する。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○【古き魂の英雄譚】
――英霊は主神から預かった六本足の天馬を駆り、自在に戦場を駆け回った。
●前提：種族条件《戦獣士系》＋《進化Ⅱ以上》
●習得：“英雄霊”への進化
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統：《精霊召喚》《眷属召喚》
●属性：《物理属性》《英霊属性》
●効果：このスキルは、自分が召喚した《英雄の駆る天馬》が存在しない場合にのみ発動することができる。発動後、毎分魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞効果中、自分の周囲に六本の足を持つ馬のような姿の大型の霊獣系召喚獣《英雄の駆る天馬》を１体召喚する。
¶《英雄の駆る天馬》は召喚者に追従し、自分の周囲半径５ｍ圏内に存在する敵を自動的に捕捉して素体を用いて攻撃し、召喚者に対する攻撃を素体を用いて遮断する。また、《英雄の駆る天馬》は地上と同様に空中を走ることができる。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○【戦軍神の英霊召喚】
――英霊となった戦士達は絶えず研鑽を積み、ラグナロクに備えるのだ。
●前提：種族条件《戦獣士系》＋《進化Ⅲ以上》
●習得：“英霊将”への進化
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統：《精霊召喚》《眷属召喚》
●属性：《精霊属性》《神聖属性》《霊光属性》
●効果：このスキルは、自分が召喚した《神聖なる戦士》が存在しない場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞自分の周囲に剣と騎士鎧を携えた戦士のような姿の人型の英霊系召喚獣《神聖なる戦士》を［＝自分を含むPTメンバーの数×２］体召喚する。
¶《神聖なる戦士》は召喚者を含むPTメンバー１人につき２体ずつ追従し、自分の周囲半径３ｍ圏内に存在する敵を自動的に捕捉して剣を用いて攻撃する。
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○【思考と記憶の召喚術】
――思考と記憶の名を持つ渡り鴉は見聞きしたことを主の両肩で囁くのだ。
●前提：種族条件《戦獣士系》＋《進化Ⅲ以上》
●習得：“英霊将”への進化
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統：《眷属召喚》《索敵》
●属性：《精霊属性》
●効果：このスキルは、自分が召喚した《思考渡り》《記憶渡り》が存在しない場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を上限値の50％分消費する。発動後、毎分魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞効果処理時、自分の両肩に一対の渡り鴉のような姿の霊獣系召喚獣《思考渡り》《記憶渡り》を召喚する。
¶《思考渡り》は空間内を飛行しながら自動的に、または召喚者の指示によって所在フィールド内を移動し、通過した空間の周囲半径10m圏内とその直下の領域に存在する全ての存在を記録する。《思考渡り》は10分毎に召喚者の元に戻り、記録した情報を召喚者の地図上に表示する。この効果で召喚者の地図上に表示された情報は常時更新される。
¶《記憶渡り》は空間内を飛行しながら自動的に、または召喚者の指示によって所在フィールド内を移動し、通過した空間の周囲半径10m圏内とその直下の領域に存在する全てのイベントポイント・資源ポイントを記録する。《記憶渡り》は10分毎に召喚者の元に戻り、記録した情報を召喚者の地図上に表示する。この効果で召喚者の地図上に表示された情報は常時更新される。
この効果で召喚された召喚獣が破壊された場合、その召喚獣が記録した全ての情報は破棄される。
※備考：それぞれの召喚獣が記録した情報はその召喚獣に対応しており、召喚獣が消滅すると記録された情報は破棄されるが、一方で二体の召喚獣は戦闘能力も非常に高いため生存能力が高く、索敵スキルの中でも非常に強力な性能と言える。
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○【巨人殺し】
――英霊たちの剣はグングニルの如く宙を疾り、遍く巨人共の上に降り注いだ。
●前提：種族条件《戦獣士》系＋《進化Ⅲ以上》
●習得：長剣熟練度500以上
●分類：《種族スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統：《投擲》《物理砲撃》《属性攻撃》《衝撃波》
●属性：《物理属性》《砲撃属性》《神聖属性》《霊光属性》
●効果：このスキルは、自分が装備している以下の条件［●《切断属性》を持つ●《刺突属性》を持つ］の何れかを満たす武器を《抜刀状態》で把持している場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
＞自分は発動条件に該当する武器１本を用いて任意の方向に投擲攻撃《巨人の投滅》を行う。
¶《巨人の投滅》を行う場合、自分の《視界》にその投擲攻撃の弾道予測線を強調表示し、着弾予測位置を自分の地図上に表示する。
その後、この効果によって自分が投擲した武器は《神聖属性》《霊光属性》を持つ魔力を帯びた霊槍の姿の魔力系スキルウェポン《巨人殺し》に存在が変化する。
¶《巨人殺し》は［＝投擲した武器の耐久値✕２］の耐久値を持ち、《重力》による影響で放物曲線状の軌道を描いて高速で飛行し、0.5秒毎にその先端を基点に周囲半径３ｍ圏内に物理衝撃波攻撃《巨人崩し》を発生させる。
¶¶《巨人崩し》はその範囲内に放射状に広がる衝撃波が発生し、接触した全てのオブジェクトに《物理属性》の《攻撃判定》を発生させる。この時、衝撃波攻撃によってダメージを受けた存在に強力な《吹き飛ばし》効果を与え、50％の確率で“硬直”デバフを２秒間付与する。
¶¶¶“硬直”デバフが付与された存在はあらゆる意識的動作を行うことができない。
この効果でオブジェクトがダメージを受ける度に《巨人殺し》の飛行速度は初速を基準として10％ずつ増加する。
その後、《巨人殺し》は接触したオブジェクトに《魔力属性》《砲撃属性》の《攻撃判定》を発生させ、更に《巨人崩し》を発生させる。この時、その魔力砲撃・衝撃波攻撃の威力と効果範囲は着弾時の《巨人殺し》の速度に比例して増加する。
※備考：戦獣士系種族が誇る強力な砲撃スキル。0.5秒毎に発生した衝撃波によってダメージを与えながら加速する性質上、目標地点との距離が開けば開く程その着弾時の威力と効果範囲は増加するが、発生した衝撃波によって弾体自体も耐久力が削られていくため、使用する武器によっては空中で自壊する可能性もあり、実質的な射程限界は存在する。
Tips：
※［種族資質］の項目の記号“－”は資質レベルが高い程効果が上昇し、記号“→”は資質レベル最大で適用される
