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[FO]設定集(常時工事中)  作者: 立花詩歌
≪FreiheitOnline 各種仕様 概要解説≫ +α
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§ 武器

○武器についての概要


 物体の物理的・霊的な性質または構造を利用して攻撃手段としての機能を確立した、FOにおける戦闘用の道具の総称。とりわけその中でも間接的・直接的にその攻撃能力を実現するための技術が体系的に確立され、用途に応じた分類が為されているものを指す。プレイヤーだけでなく、各種NPCや一定以上の知能を持つモンスター、果てはモンスターに分類されていない構造体までもが所有・使用していることもあり、討伐や破壊による強奪の他、平和的な取引で入手できることもある。


○武器システムについての概要


 戦闘システムの中核を担う戦術的要素であり、72種類の武器カテゴリに分類された装備品、ないしはアイテムの総称。基本的には種族による戦闘特性の差異に関わらず誰でも運用することができ、プレイヤーは各武器毎に設定された条件を満たした武器を主武器・副武器の二つの専用スロットに装備することで武器性能値に加えてプレイヤー自身のステータスを計算に入れた攻撃が可能となる。また、実戦での使用経験を重ねることで『熟練度』が上昇する育成要素の一つであり、同じ武器でも熟練度が高いプレイヤーの方が総合的な攻撃能力は向上する。


●関連用語

 ・熟練度:各武器カテゴリ毎に設定されたその武器種の運用の技術習熟度合いを表す数値。熟練度が高い程その武器を用いた攻撃に威力ボーナスが適用されたり、その武器種の体感重量が軽減されたりする等様々な恩恵が発生する。ステータスと同様にプレイヤーに帰属する能力値の一つだが、関連するシステムの仕様として武器の使用経験を重ねることでのみ獲得できる熟練度経験値の総量に応じて最大1000まで上昇する。格闘スキルを始めとする戦闘スキルの中には該当する熟練度の数値に応じて習得することができるものも存在する。

 ≪熟練度経験値の獲得例≫ ※全て武器を装備した状態

   ①該当する武器を用いた攻撃で攻撃判定が発生した時

   ②該当する武器を用いた格闘スキルを発動した時

   ③該当する武器を用いた攻撃動作を行った時

 ※ちなみに熟練度自体は魔法(上限500)、各種格闘スキル(上限10)にも存在する


 ・武器スロット:プレイヤーに用意された武器専用の装備スロット。主武器・副武器と二つのスロットに分かれているが仕様上殆ど差異はない。


 ・装備武器:何れかの武器スロットに装備されることでシステム上で正しく武器と認識された状態の武器の通称。装備武器を用いた攻撃で発生する攻撃判定ではダメージ計算にプレイヤーの攻撃力や腕力等が反映されるようになり、格闘スキル等の武器に関連する効果も殆どが装備されている武器を参照するため、純粋に攻撃能力や戦術的な価値が向上する。また、武器の付加スキルも使用できるようになり、実体化・非実体化の切り替えも容易であるため、基本的に武器を扱う場合は装備する方がメリットは多い。ただし、『非実体状態からの実体化』と『実体状態からの抜刀』では基本的に後者の方が早いため、殆どのプレイヤーはフィールド内にいる場合は実体状態で武器を携帯することが多い。

 ※装備していない武器はインベントリメニュー内のアイテム>装備品>武器のインベントリに収納されているため、特定の武器の実体化にはその操作分の時間と手間がかかる。


 ・非装備武器:何れの武器スロットにも装備されていない状態の武器の通称。システム上、武器としてではなく『攻撃性能値を持つオブジェクト』として認識されているため、攻撃判定は発生してもそのダメージ計算にプレイヤーのステータスが反映されず、付加スキルも使用することができない。一方で、その装備条件やデメリットとなるような付加スキルの影響を無視できる点をメリットと捉えることで強力な性能値を持つ代わりにリスクが発生するような武器等を運用する際に選択肢の一つとして挙げられる。


○武器性能値の分類


 武器性能値には大まかに分けて実体能(オブジェクト)性能(スペック)専用攻撃機能アタック・ファンクションの3つのカテゴリがあり、以下の通り、合わせて14種類の能力値が存在する。


 《実体能(オブジェクト)値》

   武器の物理的な性能を表し、とりわけ攻撃機能ではなく物体としての性能を指す数値。

   ・耐久値 ・重量 ・硬度


 《性能(スペック)値》

   武器の物理的な性能を表し、とりわけ戦闘において最も基本的な攻撃の威力に影響する数値。

   ・物理攻撃力 ・特殊攻撃力 ・属性攻撃力

   ・クリティカル率


 《専用攻撃機能アタック・ファンクション値》

   武器種や分類に応じて特別に存在する攻撃機能の性能を表す数値。武器種によって存在する能力値が異なるため、必要に応じて参照する性能値は変化する。

   [剣士系] ・切れ味 ・間合い

   [銃士系] ・射撃速度 ・射撃精度 ・最大射程 ・装弾数

   [汎用系] ・武器破壊ボーナス


○性能値の種類


 ・耐久値

   一般的なオブジェクトの耐久値と同様に、それぞれの武器のオブジェクトとしての耐久力を数値化したデータで、基本的に0を下限、武器性能値の値を上限とする範囲で変動し、減少すると攻撃時の威力やノックバック、耐久度に与えるダメージ等が減少する。その武器の実体に関係して攻撃判定が発生すると減少し、0に達すると耐久値全損で完全損壊状態となって武器としての機能を失い、何らかの方法での修理を要する残骸のようなアイテムとしてインベントリに回収される。


 ・重量

   一般的なオブジェクトの重量と同様に、それぞれの武器のオブジェクトとしての重量を数値化したデータで、武器の取り回しや武器そのものを用いた物理運動に伴う攻撃で相手が受けるノックバックの強さに影響する。何らかの効果や改造によって変動することはあるものの、各武器毎にある程度数値は固定されている。


 ・硬度

   一般的なオブジェクトの硬度と同様に、それぞれの武器のオブジェクトとしての硬度を数値化したデータで、物理的な接触等で発生する彼我の耐久値へのダメージの大きさや相手の武器等を用いた物理運動に伴う攻撃を受けた際に相手が受けるノックバックの強さに影響する。何らかの効果や改造によって変動することはあるものの、各武器毎にある程度数値は固定されている。


 ・物理攻撃力

   武器の実体における物理攻撃の適性を数値化したデータで、物理的な運動によって発生するダメージの強さに影響する。その数値が高い程発生するダメージは大きくなる。一部の極めて特殊な武器を除いて殆どの武器が有する武器性能値で、プレイヤーが装備することでその種類に依らず武器の物理攻撃力がプレイヤーの物理攻撃力に加算される。


 ・特殊攻撃力

   武器の霊的素養の適性を数値化したデータで、魔法や一部のスキル等の霊的な事象干渉を介した攻撃によって発生するダメージの強さに影響する。その数値が高い程発生するダメージは大きくなる。純粋な物理攻撃用に設計された殆どの武器には設定されていないが、儀杖(ワンド)系武器や魔力武器を始めとする一部の武器が有する武器性能値で、プレイヤーが装備することでその種類に依らず武器の特殊攻撃力がプレイヤーの特殊攻撃力に加算される。


 ・属性攻撃力

   武器の霊的素養に付属する概念属性の適性を数値化したデータで、属性相関に基づいて発生するダメージの強さに影響する。その数値が高い程発生するダメージは大きくなる。純粋な物理攻撃用に設計された殆どの武器には設定されていないが、特定の概念属性に適性を持つ武器が有する武器性能値で、プレイヤーが装備することで同じ属性攻撃の威力が強化される。


 ・クリティカル率

   武器の技巧的な有効攻撃の安定性を数値化したデータで、その数値が高い程クリティカル発生率が高くなる。基本的にはその武器を用いた攻撃にしか影響しないが、儀杖(ワンド)系武器の場合は攻撃魔法にもその数値が反映される。数字上は100%を超えることもあるが、その性質上100%を上回る数値に意味はない。


 ・切れ味

   打撃・切断・刺突攻撃用に設計された近接武器の攻撃機能の質を数値化したデータで、耐久値が減少した場合の攻撃の威力・ノックバック・耐久値へのダメージの減少率が軽減され、攻撃によって損壊可能な硬度の範囲に影響する。基本的に剣士系の殆どの武器が有する武器性能値で、一般に強い武器選びの指標の一つとして広く知られている。


 ・間合い

   打撃・切断・刺突攻撃用に設計された近接武器の攻撃可能な範囲を数値化したデータで、文字通り数値が高い程格闘スキル等の使用時により広い範囲を攻撃できる。基本的に剣士系の殆どの武器が有する武器性能値で、単純なオブジェクトとしての大きさとも取れる数値だが、可変的な機構を持つ武器等も存在するため必ずしも見た目通りとは限らない。銃士系武器の最大射程に相当する。


 ・射撃速度

   射撃攻撃用に設計された中遠距離武器の連射速度を数値化したデータで、文字通り数値が高い程射撃レートが高く短い間隔で弾体を発射することができる。連射の手段に関わらず射撃武器では共通して用いられ、1分間に物理的に可能な最高連射数を表している。その性質上、自動連射(フルオート)機構の銃器、自動給弾(セミオート)機構の銃器、弓等のような手動給弾(マニュアル)の順に高い傾向がある。基本的に射撃武器が有する武器性能値だが、武器種として砲撃機構を持つ機構槍(ガジェット)系派生武器も有している。


 ・射撃精度

   射撃攻撃用に設計された中遠距離武器の射線の収束性を数値化したデータで、文字通り数値が高い程正確な射撃を行いやすい。一発分の射撃の収束性の他、銃器による射撃で発生する反動もある程度抑制されるため、連続射撃の反動による射線の乱れにも影響する。


 ・最大射程

   射撃攻撃用に設計された中遠距離武器の射撃の射程限界を数値化したデータで、文字通り数値が高い程長距離に対して弾体の速度減衰を受けない高精度の射撃を行うことができる。その性質上、長距離狙撃用のスナイパーライフルが最も高く、遠距離を攻撃する能力を持つ。剣士系武器の間合いに相当する。


 ・装弾数

   射撃攻撃用に設計された中遠距離武器の一つ分の弾倉(マガジン)に装填できる弾薬数を数値化したデータで、文字通り数値が高い程連続で射撃を行うことができる。基本的に射撃武器が有する武器性能値だが、武器種として砲撃機構を持つ機構槍(ガジェット)系派生武器も有している。


 ・武器破壊ボーナス

   一部の特殊な武器のみが有する他の武器を破壊することを目的とする攻撃の適性を数値化したデータで、文字通り数値が高い程物理接触によって発生する他の武器の耐久値に与えるダメージが増加する。非常に特殊な武器性能値だが、武器以外のオブジェクトには効果はない。


○魔力武器


 武器の中でもプレイヤーの魔力(MP)を用いて攻撃能力を強化する機能を有する特殊な武器の総称。純粋な物理攻撃用に設計された武器とは異なり、通常の運用で発生する攻撃判定が《魔力属性》を帯びるため、単純な威力強化に加えて物理実体に影響されない一部の魔法やスキル等の魔力攻撃に干渉することができるようになる。その方式(タイプ)によって強化(ブースト)付与(トランス)の二種類に分類され、武器種によっては特定の方式に特化した上位カテゴリが存在するものもある。


 ・強化(ブースト)方式

   通常の武器運用とは別に、一時的に励起させた高出力の魔力を武器全体に通すことでその攻撃能力を大幅に向上させる機能方式。抜刀時の機能のオンオフができる代わりに魔力(MP)の消費量が激しく、使用時の攻撃力強化を主眼に置いた方式と言える。


 ・付与(トランス)方式

   通常の武器運用において励起させた低出力の魔力を武器全体に通すことで抜刀時の攻撃能力を安定的に向上させる機能方式。魔力(MP)の消費量が抑えられている代わりに威力の強化幅も控えめで、使用時の恒常的な魔力属性付与を主眼に置いた方式と言える。


機構武器(アクティブウェポン)


  武器の中でも実体の設計思想に則した運用の他に異なる攻撃機能を内蔵した特殊な武器の総称。弾体の発射機構や刃の展開機構、部分的な脱着機構のような単純なものから変形による武器種の変更のような特別な機構も含まれており、そのバリエーションにより常識に囚われない奇抜な武器も多数存在している。武器種に関係なくあらゆるカテゴリに内在しており、一つの武器で異なる攻撃手段を使い分けることができるため武器としては総じて強力な部類に入る。


○武器カテゴリの種類と派生


※【下】=下位武器カテゴリ

 【魔】=魔力強化派生系(上位武器カテゴリ)

 【純】=純粋強化派生系(上位武器カテゴリ)

 “/強化”=強化(ブースト)方式(魔力武器)

 “/付与”=付与(トランス)方式(魔力武器)


 ・運用難易度の目安

   S+=扱えるのは変態

   S=必要ステータスの水準が高く、プレイヤーに高い技量が要求される武器

   A=プレイヤーに高い技量が要求される武器

   B=必要ステータスの水準は高いが、比較的扱いやすい武器

   C=必要ステータスの水準が低く、慣れれば扱いやすい武器

   D=初心者でも扱いやすく、立ち回りが単純な武器


==《派生武器カテゴリ》===========================


 ○《大剣(スラッシャー)》系 ※運用難易度:B


  ●武器系統:《刀剣武器》《切断武器》《両手武器》《重量武器》

  ●攻撃系統:《物理切断》《物理打撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》《武器破壊ボーナス》

  ●概要:巨大な両刃と重量が特徴的な両手持ちの近接武器。火力と突破力に優れた豪快な攻撃性能を持っている代わりに取り回しが悪く、ある程度腕力が高くなければ装備することすら適わない。全武器の中でも特に絶大な重量から叩きつけるように押し切る運用に特化している。


 【下】大剣(スラッシャー)

  ┣【魔/強】魔剣(ガラティン)

  ┗【純】剛大剣(パニッシャー)


  ●魔剣(ガラティン) ※運用難易度:B

    ・追加系統:《特殊切断》《特殊打撃》

    ・追加性能:《属性攻撃力》

    ・概要:魔力による強化機能を備えた大剣(スラッシャー)系上位武器。


  ●剛大剣(パニッシャー) ※運用難易度:B

    ・概要:より大きく重い刃を備えた大剣(スラッシャー)系上位武器。


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 ○《太刀(ブレード)》系 ※運用難易度:C


  ●武器系統:《刀剣武器》《切断武器》

  ●攻撃系統:《物理切断》《物理打撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》

  ●概要:美しく長い片刃と切れ味が特徴的な片手持ちの近接武器。火力と取り回しに優れた攻撃性能を持っている代わりに耐久値が低く、通常の片手持ち運用では突破力も然程期待できない。片手でも攻撃的に扱えるため、同じ片手持ちの刀剣武器や拳銃(ハンドガン)等と併用する戦闘スタイルは非常に有名。


 【下】太刀(ブレード)

  ┣【魔/強】魔刀(イーヴィル)

  ┗【純】大刀(セイバー)


  ●魔刀(イーヴィル) ※運用難易度:B

    ・追加系統:《特殊切断》《特殊打撃》

    ・追加性能:《属性攻撃力》

    ・概要:魔力による強化機能を備えた太刀(ブレード)系上位武器。


  ●大刀(セイバー) ※運用難易度:C

    ・概要:より大きく長い刃を備えた両手持ちの太刀(ブレード)系上位武器。


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 ○《両手剣(ブロード)》系 ※運用難易度:D


  ●武器系統:《刀剣武器》《切断武器》《両手武器》

  ●攻撃系統:《物理切断》《物理打撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》

  ●概要:広く長い両刃が特徴的な両手持ちの近接武器。火力と安定性に優れた中庸な攻撃性能を持ち、立ち回りも単純で初心者でも非常に扱いやすい。一方で戦闘スタイルの拡張性に乏しいため、継続的に使い続けるプレイヤーは多くない。


 【下】両手剣(ブロード)

  ┣【魔/付】聖剣(ノーブル)

  ┗【純】長大剣(バスタード)


  ●聖剣(ノーブル) ※運用難易度:B

    ・追加系統:《特殊切断》《特殊打撃》

    ・追加性能:《属性攻撃力》

    ・概要:魔力の付与機能を備えた両手剣(ブロード)系上位武器。


  ●長大剣(バスタード) ※運用難易度:C

    ・概要:より広く長い刃を備えた両手持ちの両手剣(ブロード)系上位武器。


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 ○《片手剣(ソード)》系 ※運用難易度:D


  ●武器系統:《刀剣武器》《切断武器》

  ●攻撃系統:《物理切断》《物理打撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》

  ●概要:広く手頃な大きさの刃が特徴的な片手持ちの近接武器。取り回しと安定性に優れた中庸な攻撃性能を持ち、立ち回りも単純で初心者でも扱いやすい。片手でも容易に扱えるため、同じ片手持ちの刀剣武器や拳銃(ハンドガン)等と併用する戦闘スタイルは有名だが、火力は然程期待できない。


 【下】片手剣(ソード)

  ┣【魔/強】魔刃剣(グラム)

  ┗【純】長剣(スパーダ)


  ●魔刃剣(グラム) ※運用難易度:B

    ・追加系統:《特殊切断》《特殊打撃》

    ・追加性能:《属性攻撃力》

    ・概要:魔力による強化機能を備えた片手剣(ソード)系上位武器。


  ●長剣(スパーダ) ※運用難易度:D

    ・概要:より長い刃を備えた片手持ちの片手剣(ソード)系上位武器。


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 ○《双剣(ツインソード)》系 ※運用難易度:A


  ●武器系統:《刀剣武器》《切断武器》

  ●攻撃系統:《物理切断》《物理打撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》

  ●概要:手頃な大きさの刃が特徴的な片手持ちの二振りの近接武器。手数と取り回しに優れた派手な攻撃性能を持つ代わりに取り扱いが難しく、必然的に両手が塞がってしまう仕様上、戦闘スタイルの拡張性に乏しいため、華美な戦闘スタイルの割に使用者は然程多くない。一振りだけでの運用も不可能ではないものの単純計算で火力は半分に落ちるため、その場合の戦闘能力は片手剣(ソード)に劣る。


 【下】双剣(ツインソード)

  ┣【魔/強】魔双剣(マリシャス)

  ┗【純】剛双剣(ツインブレード)


  ●魔双剣(マリシャス) ※運用難易度:A

    ・追加系統:《特殊切断》《特殊打撃》

    ・追加性能:《属性攻撃力》

    ・概要:魔力による強化機能を備えた双剣(ツインソード)系上位武器。


  ●剛双剣(ツインブレード) ※運用難易度:A

    ・概要:より大きく長い刃を備えた双剣(ツインソード)系上位武器。


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 ○《騎兵槍(ランス)》系 ※運用難易度:A


  ●武器系統:《刺突武器》《重量武器》

  ●攻撃系統:《物理刺突》《物理打撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》《武器破壊ボーナス》

  ●概要:鋭く大型の槍が特徴的な片手持ちの近接武器。突破力と防御力に優れた重厚な攻撃性能を持っている代わりに取り回しが悪く、取り扱いの難しさに加えて戦闘スタイルの拡張性に乏しいため、使用者は然程多くない。一方で、付属の盾を併用することでより防御に特化した発展的な戦闘スタイルにも対応でき、集団戦闘における壁役(タンク)としてはある程度の戦力的価値を確立している。


 【下】騎兵槍(ランス)

  ┣【魔/強】魔槍(スティンガー)

  ┣【魔/付】聖槍(ガイウス)

  ┗【純】重装槍(チャージャー)


  ●魔槍(スティンガー) ※運用難易度:A

    ・追加系統:《特殊刺突》《特殊打撃》

    ・追加性能:《属性攻撃力》

    ・概要:魔力による強化機能を備えた騎兵槍(ランス)系上位武器。


  ●聖槍(ガイウス) ※運用難易度:A

    ・追加系統:《特殊刺突》《特殊打撃》

    ・追加性能:《属性攻撃力》

    ・概要:魔力の付与機能を備えた騎兵槍(ランス)系上位武器。


  ●重装槍(チャージャー) ※運用難易度:S

    ・概要:より大きく太い槍と頑強な盾を備えた騎兵槍(ランス)系上位武器。


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 ○《機構槍(ガジェット)》系 ※運用難易度:A


  ●武器系統:《刺突武器》《砲撃武器》《重量武器》

  ●攻撃系統:《物理刺突》《物理打撃》《物理砲撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》《射撃速度》《装弾数》《武器破壊ボーナス》

  ●概要:砲撃機構を内蔵した鋭く大型の槍が特徴的な片手持ちの近接武器。同系統の武器である騎兵槍(ランス)と同様に突破力と防御力に優れた重厚な攻撃性能を持っている代わりに取り回しが悪く、騎兵槍(ランス)に比べて火力を補う砲撃機構を内蔵するため硬度・耐久値が低い。取り扱いの難しさに加えて戦闘スタイルの拡張性に乏しいため、騎兵槍(ランス)に比べても使用者は更に少ない。一方で、付属の盾を併用することでより防御に特化した発展的な戦闘スタイルにも対応でき、集団戦闘における壁役(タンク)としてはある程度の戦力的価値を確立している。


 【下】機構槍(ガジェット)

  ┣【魔/強】魔砲槍(ロストギア)

  ┗【純】火砲槍(エクスプロード)


  ●魔砲槍(ロストギア) ※運用難易度:A

    ・追加系統:《特殊刺突》《特殊打撃》《特殊砲撃》

    ・追加性能:《属性攻撃力》

    ・概要:魔力による強化機能を備えた機構槍(ガジェット)系上位武器。


  ●火砲槍(エクスプロード) ※運用難易度:S

    ・概要:より強力な砲撃機構と頑強な盾を備えた機構槍(ガジェット)系上位武器。


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 ○《戦槌(ハンマー)》系 ※運用難易度:A


  ●武器系統:《打撃武器》《重量武器》

  ●攻撃系統:《物理打撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》《武器破壊ボーナス》

  ●概要:大型の鎚と重量が特徴的な片手持ちの近接武器。火力と突破力に優れた豪快な攻撃性能を持っている代わりに取り回しが悪く、ある程度腕力が高くなければ装備することすら適わない。全武器の中でも特に絶大な重量から叩きつけるように押し潰す運用に特化している。


 【下】戦槌(ハンマー)

  ┣【魔/強】魔鎚(メイス)

  ┗【純】巨鎚(ギガント)


  ●魔鎚(メイス) ※運用難易度:A

    ・追加系統:《特殊打撃》

    ・追加性能:《属性攻撃力》

    ・概要:魔力による強化機能を備えた戦槌(ハンマー)系上位武器。


  ●巨鎚(ギガント) ※運用難易度:S

    ・概要:より大きく重い鎚を備えた戦槌(ハンマー)系上位武器。


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 ○《金属拳(ナックル)》系 ※運用難易度:A


  ●武器系統:《格闘武器》《打撃武器》

  ●攻撃系統:《物理打撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》

  ●概要:両手を覆う手甲が特徴的な格闘用の近接武器。手数と取り回しに優れた堅実な攻撃性能を持ち、取り扱いも単純で初心者でも扱いやすい。一方で、錬度やプレイヤーの制体・格闘技術に依存して大きく戦闘能力が変動する武器種でもあり、立ち回りが難しくプレイヤーに要求される技量のハードルが高いため運用難易度は非常に高い。必然的に両手が塞がってしまうが、武器によっては装備した状態でも他の武器を扱うことができるため、戦闘スタイルの拡張性は思いの外高い。


 【下】金属拳(ナックル)

  ┣【魔/強】魔拳(フィスト)

  ┗【純】破甲拳(ブレイカー)


  ●魔拳(フィスト) ※運用難易度:A

    ・追加系統:《特殊打撃》

    ・追加性能:《属性攻撃力》

    ・概要:魔力による強化機能を備えた金属拳(ナックル)系上位武器。


  ●破甲拳(ブレイカー) ※運用難易度:A

    ・概要:より大きい手甲を備えた金属拳(ナックル)系上位武器。


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 ○《大爪(クロー)》系 ※運用難易度:A


  ●武器系統:《格闘武器》《切断武器》

  ●攻撃系統:《物理切断》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》

  ●概要:両手を覆う手甲と鋭い爪状の刃が特徴的な格闘用の近接武器。同系統の武器である金属拳(ナックル)と同様に手数と取り回しに優れた堅実な攻撃性能を持つが、金属拳(ナックル)に比べて引っ掻くように用いる爪が装着されているため、取り扱いもやや難しい。また、錬度やプレイヤーの制体・格闘技術に依存して大きく戦闘能力が変動する武器種でもあり、立ち回りが難しくプレイヤーに要求される技量のハードルが高いため運用難易度は非常に高い。必然的に両手が塞がってしまうが、武器によっては装備した状態でも他の武器を扱うことができるため、戦闘スタイルの拡張性は思いの外高い。


 【下】大爪(クロー)

  ┣【魔/強】魔爪(スカー)

  ┗【純】剛爪(スラスター)


  ●魔爪(スカー) ※運用難易度:A

    ・追加系統:《特殊切断》

    ・追加性能:《属性攻撃力》

    ・概要:魔力による強化機能を備えた大爪(クロー)系上位武器。


  ●剛爪(スラスター) ※運用難易度:A

    ・概要:より大きい爪状の刃を備えた大爪(クロー)系上位武器。


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 ○《戦鎌(シックル)》系 ※運用難易度:D


  ●武器系統:《刀剣武器》《切断武器》《刺突武器》

  ●攻撃系統:《物理切断》《物理打撃》《物理刺突》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》

  ●概要:湾曲した手頃な大きさの内向きの刃が特徴的な片手持ちの近接武器。取り回しと対応力に優れた独特な攻撃性能を持ち、立ち回りも単純で初心者でも扱いやすい。一本で打撃・切断・刺突の三種類の攻撃を柔軟に使い分けることができ、湾曲した内向きの刃は引っ掻けて引き切る運用で効率的な部位破壊にも比較的高い適性を有する。片手でも容易に扱えるため、同じ片手持ちの刀剣武器や拳銃(ハンドガン)等と併用する戦闘スタイルは有名だが、火力は然程期待できない。


 【下】戦鎌(シックル)

  ┗【純】大戦鎌(デスサイス)


  ●大戦鎌(デスサイス) ※運用難易度:A

    ・追加系統:《重量武器》

    ・追加性能:《武器破壊ボーナス》

    ・概要:より巨大な刃と長大な柄を備えた両手持ちの戦鎌(シックル)系上位武器。


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 ○《鎖鎌(チェーン)》系 ※運用難易度:A


  ●武器系統:《刀剣武器》《切断武器》《打撃武器》《刺突武器》

  ●攻撃系統:《物理切断》《物理打撃》《物理刺突》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》

  ●概要:湾曲した手頃な大きさの内向きの刃と頑丈な鎖で繋がれた(おもり)が特徴的な片手持ちの近接武器。同系統の武器である戦鎌(シックル)と同様に取り回しと対応力に優れた独特な攻撃性能を持つが、戦鎌(シックル)に比べて柄の先端に投擲攻撃や捕縛に利用できる錘付きの鎖が装着されているため、戦闘で取れる選択肢が多い分取り扱いもやや難しい。また、一本で打撃・切断・刺突の三種類の攻撃を柔軟に使い分けることができ、湾曲した内向きの刃は引っ掻けて引き切る運用で効率的な部位破壊にも比較的高い適性を有する。鎌自体は片手でも容易に扱えるが、鎖部分を含めた通常の運用で必然的に両手が塞がってしまう仕様上、戦闘スタイルの拡張性に乏しいため、使用者は然程多くない。


 【下】鎖鎌(チェーン)

  ┗【純】大鎖鎌(チェーンサイス)


  ●大鎖鎌(チェーンサイス) ※運用難易度:S

    ・概要:より大きな刃と鎖を備えた鎖鎌(チェーン)系上位武器。


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 ○《円刃(チャクラム)》系 ※運用難易度:C


  ●武器系統:《刀剣武器》《切断武器》《投擲武器》

  ●攻撃系統:《物理切断》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》

  ●概要:湾曲した外向きの円い刃が特徴的な片手持ちの小型の近接武器。取り回しと携帯性に優れた軽快な攻撃性能を持ち、武器としての実体の小ささに比べて刃が占める割合が大きいため取り扱いはやや難しいが、補助武器としての運用が優秀であり慣れれば初心者でも扱いやすい。また、本来的には投擲武器であるため基本仕様として同型の予備を含めた二本以上で一組の武器として扱う特性を持ち、近中距離に対する投擲攻撃を用いた発展的な戦闘スタイルにも対応できる。


 【下】円刃(チャクラム)

  ┗【純】環剣(サークル)


  ●環剣(サークル) ※運用難易度:A

    ・追加系統:《魔法武器》《魔法適性》

    ・追加性能:《特殊攻撃力》

    ・概要:巨大な円環状の刃と高い魔法適性を備えた円刃(チャクラム)系上位武器。


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 ○《戦斧(アクス)》系 ※運用難易度:B


  ●武器系統:《切断武器》《両手武器》《重量武器》

  ●攻撃系統:《物理切断》《物理打撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》《武器破壊ボーナス》

  ●概要:大きな斧刃のついた長い柄と重量が特徴的な両手持ちの近接武器。火力と破壊力に優れた豪快な攻撃性能を持っている代わりに取り回しが悪く、ある程度腕力が高くなければ装備することすら適わない。全武器の中でも特に絶大な重量から叩きつけるように潰し切る運用に特化している。


 【下】戦斧(アクス)

  ┗【純】大戦斧(エクスキュート)


  ●大戦斧(エクスキュート) ※運用難易度:A

    ・概要:より大きな斧刃と長い柄を備えた戦斧(アクス)系上位武器。


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 ○《軽戦斧(バトルアクス)》系 ※運用難易度:C


  ●武器系統:《切断武器》《打撃武器》

  ●攻撃系統:《物理切断》《物理打撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》

  ●概要:手頃な大きさの斧刃が特徴的な片手持ちの近接武器。破壊力と取り回しに優れた堅実な攻撃性能を持ち、立ち回りも単純で初心者でも扱いやすい。一方で、他の片手持ち武器に比べて武器同士の打ち合いに強くないため、継続的に使い続けるプレイヤーは然程多くない。


 【下】軽戦斧(バトルアクス)

  ┗【純】双戦斧(ツインアクス)


  ●双戦斧(ツインアクス) ※運用難易度:C

    ・概要:二振りの手斧で一組の軽戦斧(バトルアクス)系上位武器。


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 ○《(ボウ)》系 ※運用難易度:A


  ●武器系統:《射撃武器》

  ●攻撃系統:《物理射撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《射撃速度》《射撃精度》《最大射程》《装弾数》

  ●概要:引き絞った弦の反動で弾体となる矢を発射する手動給弾(マニュアル)式の中距離射撃武器。射撃精度と取り回しに優れた独特な攻撃性能を持つが、取り扱いが非常に難しく初心者では矢を飛ばすことすら難しい。錬度やプレイヤーの制体技術に依存して大きく戦闘能力が変動する武器種であり、立ち回りは単純だがプレイヤーに要求される技量のハードルが高いため運用難易度は非常に高い。


 【下】(ボウ)

  ┣【魔/強】魔弓(イラ)

  ┣【魔/付】聖弓(ヘカ)

  ┗【純】巨弓(アルクス)


  ●魔弓(イラ) ※運用難易度:A

    ・追加系統:《特殊射撃》

    ・追加性能:《属性攻撃力》

    ・概要:魔力による強化機能を備えた(ボウ)系上位武器。


  ●聖弓(ヘカ) ※運用難易度:A

    ・追加系統:《特殊射撃》

    ・追加性能:《属性攻撃力》

    ・概要:魔力の付与機能を備えた(ボウ)系上位武器。


  ●巨弓(アルクス) ※運用難易度:S

    ・概要:より大きな弓矢を備えた(ボウ)系上位武器。


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 ○《拳銃(ハンドガン)》系 ※運用難易度:B


  ●武器系統:《銃器》《射撃武器》

  ●攻撃系統:《物理射撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《射撃速度》《射撃精度》《最大射程》《装弾数》

  ●概要:自動給弾(セミオート)式の連続射撃機構を備えた近中距離射撃武器。利便性と取り回しに優れた安定した攻撃性能を持ち、射撃やリロード、管理等の必要知識が多く感覚的に扱えない分取り扱いはやや難しいが、補助武器としての運用が優秀であり慣れれば初心者でも扱いやすい。また、錬度やプレイヤーの制体技術に依存して大きく戦闘能力が変動する武器種であり、玄人が扱えば非常に凶悪な戦闘能力を発揮する。一方で、安易に高い火力を出せる反面、対抗手段として有効な汎用スキルも多く、信頼しすぎるのは非常に危険である。


 【下】拳銃(ハンドガン)

  ┗【魔/付】魔弾銃(ヘックス)


  ●魔弾銃(ヘックス) ※運用難易度:B

    ・追加系統:《特殊射撃》

    ・追加性能:《属性攻撃力》

    ・概要:魔力の付与機能を備えた拳銃(ハンドガン)系上位武器。


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 ○《対人狙撃銃(スナイパーライフル)》系 ※運用難易度:S+


  ●武器系統:《銃器》《射撃武器》

  ●攻撃系統:《物理射撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《射撃速度》《射撃精度》《最大射程》《装弾数》

  ●概要:自動給弾(セミオート)式の連続射撃機構と高倍率の照準器(スコープ)を備えた中遠距離射撃武器。射撃精度と射程に優れた尖った攻撃性能を持っている代わりに取り回しが悪く、射撃そのものにシステムによる補正が一切入らないため、全武器の中でもプレイヤーに要求される技量のハードルが最も高く運用難易度は実戦レベルを大幅に凌駕している。一方で、巨大な身体を持つモンスターに対しては非常に当てやすく安易に高い火力を出せるため、後衛からの火力支援で雑に使用するプレイヤーも少なくない。


 【下】対人狙撃銃(スナイパーライフル)

  ┣【魔/付】狙撃魔銃(ヴァニッシャー)

  ┗【純】対物狙撃銃(アンチマテリアル)


  ●狙撃魔銃(ヴァニッシャー) ※運用難易度:S+

    ・追加系統:《特殊射撃》

    ・追加性能:《属性攻撃力》

    ・概要:魔力の付与機能を備えた対人狙撃銃(スナイパーライフル)系上位武器。


  ●対物狙撃銃(アンチマテリアル) ※運用難易度:S+

    ・概要:より大きな銃身から高威力の銃弾を発射する対人狙撃銃(スナイパーライフル)系上位武器。


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 ○《散弾銃(ショットガン)》系 ※運用難易度:B


  ●武器系統:《銃器》《射撃武器》

  ●攻撃系統:《物理射撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《射撃速度》《射撃精度》《最大射程》《装弾数》

  ●概要:自動給弾(セミオート)式の連続射撃機構を備えた近距離特化の射撃武器。対人火力と取り回しに優れた安定した攻撃性能を持ち、射撃やリロード、管理等の必要知識が多く感覚的に扱えない分取り扱いはやや難しいが、補助武器としての運用が優秀であり慣れれば初心者でも扱いやすい。一方で、安易に高い火力を出せる反面、射撃そのものにシステムによる補正が一切入らないため反動の制御等プレイヤーに要求される技量のハードルがやや高く、対抗手段として有効な汎用スキルも多い分、信頼しすぎるのは非常に危険である。


 【下】散弾銃(ショットガン)

  ┗【魔/付】散魔弾銃(デストロイヤー)


  ●散魔弾銃(デストロイヤー) ※運用難易度:B

    ・追加系統:《特殊射撃》

    ・追加性能:《属性攻撃力》

    ・概要:魔力の付与機能を備えた散弾銃(ショットガン)系上位武器。


==《単一武器カテゴリ》===========================


  ※単一武器カテゴリには下位上位の区別が存在せず、魔力武器も纏めて括られている。


 ○《短刃(ショート)》系 ※運用難易度:C


  ●武器系統:《刀剣武器》《切断武器》《投擲武器》

  ●攻撃系統:《物理切断》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》

  ●概要:短い刃が特徴的な格闘用の小型の近接武器。正確にはこの武器カテゴリは存在せず、刃に峰のある短刀(ナイフ)と峰のない短剣(ダガー)と二つの武器カテゴリが存在し、その総称として『短刃(ショート)』という言葉で分類されている。取り回しと汎用性に優れた癖のない攻撃性能を持っている代わりに火力面で主武器としては使いづらいが、取り扱いも立ち回りも単純であるため、補助武器としての運用が非常に優秀であり慣れれば初心者でも扱いやすい。近中距離に対する投擲攻撃を用いた発展的な戦闘スタイルにも対応しており、その利便性から他の武器を用いた戦闘スタイルの副武器として選ばれることも多い。


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 ○《薙刀(グレイブ)》系 ※運用難易度:C


  ●武器系統:《刀剣武器》《切断武器》《打撃武器》《刺突武器》《両手武器》

  ●攻撃系統:《物理切断》《物理打撃》《物理刺突》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》

  ●概要:湾曲した片刃と非常に長い柄が特徴的な両手持ちの近接武器。火力と対応力に優れた流麗な攻撃性能を持っている代わりに取り扱いが難しく、必然的に両手が塞がってしまう仕様上、戦闘スタイルの拡張性に乏しいため、華美な戦闘スタイルの割に使用者は然程多くない。一方で、錬度によって錬度やプレイヤーの制体・格闘技術に依存して大きく戦闘能力が変動する武器種でもあり、一本で打撃・切断・刺突の三種類の攻撃を柔軟に使い分けることができ、白兵戦において防御を重視した立ち回りも可能であるため、好んで使用するプレイヤーも少なくない。


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 ○《双方剣(ダブルブレード)》系 ※運用難易度:A


  ●武器系統:《刀剣武器》《切断武器》《打撃武器》

  ●攻撃系統:《物理切断》《物理打撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》

  ●概要:柄の両端に装着された二枚の刃が特徴的な片手持ちの近接武器。手数と対応力に優れた流麗な攻撃性能を持っている代わりに取り扱いが難しく、通常の片手持ち運用では突破力も然程期待できず、両手持ち運用では取り回しが悪くなってしまうため、華美な戦闘スタイルの割に使用者は然程多くない。一方で、錬度によって錬度やプレイヤーの制体・格闘技術に依存して大きく戦闘能力が変動する武器種でもあり、白兵戦において隙の少ない立ち回りも可能であるため、好んで使用するプレイヤーも少なくない。


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 ○《片刃腕輪(ブレード・ガント)》系 ※運用難易度:B


  ●武器系統:《刀剣武器》《切断武器》

  ●攻撃系統:《物理切断》《物理打撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》

  ●概要:両手首に装着された腕輪から腕の外側に展開される片刃が特徴的な近接武器。火力と対応力に優れた流麗な攻撃性能を持っている代わりに取り扱いが難しく、武器によっては身長とほぼ同じ大きさの刃を実体化するものも存在するためある程度腕力が高くなければ装備することすら適わない。一方で、その程よく現実感の薄い独特な戦闘特性に加えて、大型の刀剣武器でありながらある程度両手が自由になる仕様上、戦闘スタイルの拡張性が比較的高いため、好んで使用するプレイヤーは少なくない。


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 ○《戦闘鉈(ハチェット)》系 ※運用難易度:C


  ●武器系統:《刀剣武器》《切断武器》

  ●攻撃系統:《物理切断》《物理打撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》《武器破壊ボーナス》

  ●概要:無骨で手頃な大きさのやや重い片刃が特徴的な片手持ちの近接武器。取り回しと耐久力に優れた中庸な攻撃性能を持ち、立ち回りも単純で初心者でも扱いやすい。プレイヤーより人型に近い素体を持つモンスターが使用することが多い武器種であり、大きさの割に刃が重い分他の武器との打ち合いに強く、本来重量武器に多い武器破壊ボーナスを有するため、対峙する際には注意を促される。


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 ○《蛇腹剣(スネーク)》系 ※運用難易度:S+


  ●武器系統:《刀剣武器》《切断武器》

  ●攻撃系統:《物理切断》《物理打撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》

  ●概要:相互に接続され折り畳まれた複数の刃が特徴的な片手持ちの近接武器。火力と意外性に優れた奇抜な攻撃性能を持つ代わりにカテゴリ化された武器としては致命的なまでに取り扱いが難しく、全武器の中でもプレイヤーに要求される技量のハードルが絶望的に高いため運用難易度は実戦レベルを大幅に凌駕して最早ネタ武器の領域に達している。玄人が扱っても些細なニアミスで自損事故が発生するため、余程の変態でなければ継続的に使い続けるプレイヤーはいない。


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 ○《半月斧(ハルバード)》系 ※運用難易度:B


  ●武器系統:《切断武器》《両手武器》《重量武器》

  ●攻撃系統:《物理切断》《物理打撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》《武器破壊ボーナス》

  ●概要:半月型の大きな斧刃のついた長大な柄と重量が特徴的な両手持ちの近接武器。火力と破壊力に優れた豪快な攻撃性能を持っている代わりに取り回しが非常に悪く、ある程度腕力が高くなければ装備することすら適わない。全武器の中でも特に絶大な重量を更に遠心力で底上げして叩きつけるように潰し切る運用に特化しており、隙は大きいものの尋常じゃない破壊力を発揮できる。


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 ○《射突式破甲槍(パイルバンカー)》系 ※運用難易度:B


  ●武器系統:《刺突武器》《両手武器》《重量武器》

  ●攻撃系統:《物理刺突》《物理打撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》《武器破壊ボーナス》

  ●概要:太い大型の杭が収容された発射機構が特徴的な両手持ちの近接武器。突破力と破壊力に優れた重厚な攻撃性能を持っている代わりに取り回しが悪く、ある程度腕力が高くなければ装備することすら適わない。全武器の中でも特に絶大な破壊力を持ち、重い頑強な杭を高速で発射することで敵を防御の上からそのまま打ち貫く運用に特化しており、硬い敵に対する程如何なくその真価を発揮する。


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 ○《可変機械斧槍(アクスバンカー)》系 ※運用難易度:S


  ●武器系統:《刺突武器》《打撃武器》《両手武器》《重量武器》

  ●攻撃系統:《物理刺突》《物理打撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》《武器破壊ボーナス》

  ●概要:大型の杭が収容された発射機構と大きな斧刃が特徴的な両手持ちの近接武器。火力・破壊力・突破力に優れた破格の攻撃性能を持っている代わりに取り回しが非常に悪く、ある程度腕力が高くなければ装備することすら適わない。全武器の中でも特に絶大な重量の斧槍に射突式破甲槍(パイルバンカー)の機構を組み込んでいる分耐久値も著しく低下しており、総合的な性能自体は上がっているものの、プレイヤーに要求される技量のハードルが高いため運用難易度は非常に高い。


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 ○《車剣(クロス)》系 ※運用難易度:C


  ●武器系統:《刀剣武器》《切断武器》《投擲武器》

  ●攻撃系統:《物理切断》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》

  ●概要:十字等に交差して組まれた柄とその各先端に装着された複数の刃が特徴的な格闘用の小型の近接武器。取り回しと携帯性に優れた軽快な攻撃性能を持っている代わりに火力面で主武器としては使いづらく、武器としての実体の小ささに比べて刃が占める割合が大きいため取り扱いはやや難しいが、補助武器としての運用が優秀であり慣れれば初心者でも扱いやすい。近中距離に対する投擲攻撃を用いた発展的な戦闘スタイルにも対応しており、非装備状態で用いる予備武器として携帯するプレイヤーも少なくない。


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 ○《戦闘鋏(バトルシザー)》系 ※運用難易度:C


  ●武器系統:《切断武器》《打撃武器》《刺突武器》

  ●攻撃系統:《物理切断》《物理打撃》《物理刺突》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》

  ●概要:向き合うように組まれた二枚の片刃が特徴的な片手持ちの近接武器。取り回しと意外性に優れた独特な攻撃性能を持ち、見た目の割に頑丈で初心者でも扱いやすい。通常の片手持ち運用でも刃による切断攻撃や峰を用いた打撃攻撃、刃の先端を用いた刺突攻撃等攻撃的に扱うことができ、両手持ち運用でも二枚の刃による強力な切断攻撃を用いた発展的な戦闘スタイルにも対応できるため、ネタ武器と認識されながらも好んで使用するプレイヤーは少なくない。


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 ○《巨剣槍(グレーター)》系 ※運用難易度:S


  ●武器系統:《刀剣武器》《切断武器》《刺突武器》《両手武器》《重量武器》

  ●攻撃系統:《物理切断》《物理打撃》《物理刺突》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》

  ●概要:頑強で長大な直刃と大きい柄が特徴的な両手持ちの近接武器。火力・突破力・耐久力に優れた破格の攻撃性能を持っている代わりに取り回しが非常に悪く、ある程度腕力が高くなければ装備することすら適わない。武器としてもバランスが悪いため通常の運用は最早想定されておらず、その刃の物理性能を利用して大型のモンスターに対する質量兵器のような運用が主流となっている。


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 ○《儀杖(ワンド)》系 ※運用難易度:A


  ●武器系統:《打撃武器》《魔法武器》

  ●攻撃系統:《物理打撃》《魔法適性》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《特殊攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》

  ●概要:棒状の柄と装着された宝石等の霊的特性を備えたオブジェクトが特徴的な、全武器の中で唯一の魔法戦用の補助武器。魔法の行使を総合的にサポートする補助性能を持っている代わりに取り扱いがやや難しく、攻撃自体は魔法を用いる分立ち回りも複雑でプレイヤーの魔法適性に大きく影響される。また、それぞれの武器の性能によって大きくサポートの性質が変動する武器種でもあり、適切な武器選びからプレイヤーに要求される技量のハードルが高いため運用難易度はやや高い。


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 ○《戦鞭(ウィップ)》系 ※運用難易度:A


  ●武器系統:《打撃武器》

  ●攻撃系統:《物理打撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》

  ●概要:細長い紐・縄状の棍と短い柄が特徴的な片手持ちの近接武器。対人火力と意外性に優れた流麗な攻撃性能を持っている代わりに取り扱いが難しく、その仕様上耐久値も低い分立ち回りも複雑になるため、華美な戦闘スタイルの割に使用者は然程多くない。一方で、召喚獣や生物系モンスターに対して有効な戦闘特性を持ち、武器を用いて打ち鳴らした音が敵対する召喚獣や生物系モンスターの能力・攻撃動作を一定確率で中断させることができる。その特性はレベル差に関係なく利用できる上、レベルが使用者より低い敵に対しては寧ろ確率が上がる性質を持っているため、緊急時の選択肢として保有しているプレイヤーも存在する。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 ○《長棒(ポール)》系 ※運用難易度:C


  ●武器系統:《打撃武器》

  ●攻撃系統:《物理打撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》

  ●概要:長大な棒状の棍が特徴的な片手持ちの近接武器。破壊力と取り回しに優れた流麗な攻撃性能を持ち、通常の片手持ち運用でも単純な攻撃の破壊力は高く、両手持ち運用ではやや取り扱いは難しくなるものの格闘戦において安定感のある立ち回りが可能になるため、初心者でも扱いやすい。一方で、武器としては非常に地味な部類に入るため、使用者は然程多くない。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 ○《多節棍(ジョイント)》系 ※運用難易度:C


  ●武器系統:《打撃武器》

  ●攻撃系統:《物理打撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》

  ●概要:両端が独立した関節部で連結された複数の棒状の棍が特徴的な片手持ちの近接武器。破壊力と対応力に優れた堅実な攻撃性能を持ち、通常の片手持ち運用でも単純な攻撃の破壊力は高く、両手持ち運用では取り扱いは難しくなるものの把持する棍を流動的に切り替えることで格闘戦において強力な立ち回りが可能になるため、好んで使用するプレイヤーは少なくない。また、武器によっては関節部が棍に格納されることで擬似的に長棒(ポール)のような一本の打撃武器として扱えるものも存在し、より優れた対応力を発揮することもある。


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 ○《飛来棍(ブーメラン)》系 ※運用難易度:C


  ●武器系統:《打撃武器》《投擲武器》

  ●攻撃系統:《物理打撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》

  ●概要:特定の空力特性を帯びて成型された特殊な形状の棍が特徴的な片手持ちの近接武器。取り回しと携帯性に優れた軽快な攻撃性能を持ち、補助武器としての運用が優秀であり慣れれば初心者でも扱いやすい。また、本来的には投擲武器であるため基本仕様として同型の予備を含めた二本以上で一組の武器として扱う特性を持ち、近中距離に対する投擲攻撃を用いた発展的な戦闘スタイルにも対応でき、投擲された武器は使用者の元に戻る軌道を描きやすい性質を持っているため、他の投擲武器に比べて運用しやすい。


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 ○《紙槌(ハリセン)》系 ※運用難易度:S+


  ●武器系統:《打撃武器》

  ●攻撃系統:《物理打撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《切れ味》《間合い》

  ●概要:幾重にも折り畳まれた紙が特徴的な片手持ちの近接武器。意外性に特化した奇抜な攻撃性能を持っている代わりにカテゴリ化された武器としては致命的なまでにネタ度が高く、全武器の中でも唯一最初からネタ武器の領域に存在している。武器によるもののプレイヤーに要求されるステータスが高い割に火力・破壊力・突破力が壊滅的に低い分本気の攻撃でも致命的なダメージを与えることが不可能であるため、文字通りツッコミ用に所有しているプレイヤーも少なくない。


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 ○《弾性投石弩(スリングショット)》系 ※運用難易度:C


  ●武器系統:《射撃武器》

  ●攻撃系統:《物理射撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《射撃速度》《射撃精度》《最大射程》《装弾数》

  ●概要:引き絞った弦の反動で弾体となる小型の物体を発射する近中距離射撃武器。取り回しと携帯性に優れた独特な攻撃性能を持ち、取り扱いはやや難しいが射撃武器の中では比較的感覚的に扱うことができ、補助武器としての運用が優秀であり慣れれば初心者でも扱いやすい。また、武器によっては自動給弾(セミオート)の連続射撃機構を備えたものも存在するため、好んで使用するプレイヤーも少なくない。


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 ○《機構弩(ボウガン)》系 ※運用難易度:C


  ●武器系統:《銃器》《射撃武器》

  ●攻撃系統:《物理射撃》

  ●基本性能:《物理攻撃力》《クリティカル率》

  ●攻撃性能:《射撃速度》《射撃精度》《最大射程》《装弾数》

  ●概要:引き絞った弦の反動で弾体となる矢を発射する機構を備えた近中距離射撃武器。火力と利便性に優れた独特な攻撃性能を持ち、射撃やリロード、管理等の必要知識が多く感覚的に扱えない分取り扱いはやや難しいが、補助武器としての運用が優秀であり慣れれば初心者でも扱いやすい。また、武器によっては自動給弾(セミオート)の連続射撃機構を備えたものも存在するため、好んで使用するプレイヤーも少なくない。一方で、安易に高い火力を出せる反面、対抗手段として有効な汎用スキルも多く、信頼しすぎるのは非常に危険である。

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