≪ く ≫
○【速填技術】
――リロードは対峙する敵から見れば明確な隙だ。早いに越したことはない。
●前提:種族条件《超人種》系以外
●習得:再装填動作を1000回行う
●分類:《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●傾向:《武器操作》
●属性:《無属性》
●効果:発動後、毎分魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果中、自分に《速填技術》の追加効果を付与する。
¶《速填技術》の追加効果で、自分が《回転式機構を持つ拳銃系統の武器》または《弓系統の武器》の再装填動作を行う場合、その動作は自動的に行われる。
※備考:格闘スキルのように動作自体を自動化するスキル。非常に素早く正確だが、玄人になるとこのスキルの自動動作とあまり変わらない早さでリロードできるプレイヤーもいる。
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○【嘯き嘘吐きの虚言壁】
――たかが少年の嘘も本当になったんだ。それなら本当だって嘘にもなるさ。
●前提:装備条件《Lv.820以上》+《聖剣熟練度1000》
●習得:聖剣〈*虚構と偶像の聖剣〉の装備
●分類:《付加スキル》《常時展開》《条件効果》
●系統:《即死耐性》《体力干渉》《装飾》
●属性:《特殊属性》《不死属性》
●効果:自分が装備しているこのスキルの帰属武器を《抜刀》状態で把持している場合、以下の効果を適用する。
>自分に特殊能力《嘘憑きの生命線》を付与する。
¶《嘘憑きの生命線》で、自分の体力の上限値が10%減少し、自分の生命力値に[この効果で減少した数値分]を上限値とするスキルステータス《ライアーズ・ライフ値》を追加し、その初期値を[上限値]に設定する。
¶¶《ライアーズ・ライフ値》はその上限値と体力の下限値0で連続したステータスとして扱われ、その境界値を超えて変動するダメージ及び《体力回復》《体力干渉》効果の計算処理は相互に連続した数値として処理される。また、自分の体力値が0で、かつ《ライアーズ・ライフ値》が上限値未満の場合、《ライアーズ・ライフ値》は体力値と同様に自然回復する。
《ライアーズ・ライフ値》が存在する限り、自分の体力が0になった場合の《死亡確定》処理は行われず、《ライアーズ・ライフ値》が0になった場合、《死亡確定》処理が行われる。
●特殊効果:このスキルの効果で自分に特殊能力《嘘憑きの生命線》が付与されている場合、自分に付与された限定因子《虚構の宣誓》を持つスキルカウンターの数に応じて以下の効果を適用する。
>0個:自分の体力値を上回るダメージを受けた時、自分は『死は傍らに』の符丁を用いて魔力を消費し、自分の素体にシステム系表現効果《死亡演出》を発生させることができる。
¶《死亡演出》はプレイヤーの《死亡確定》時の共通表現効果で、頭上に[DeadEnd]の文字が表示され、そのプレイヤーに帰属する全てのオブジェクトがポリゴン状に砕けて消滅する。
この効果が適用された場合、自分に限定因子《虚構の宣誓》を持つスキルカウンターを1個付与する。その後、自分は次に自分の体力値が0以上になるまで『死は傍らに』の符丁を用いることはできない。
>1個以上:自分の体力が0になった場合、自動的に魔力を消費して自分の素体にシステム系表現効果《死亡演出》を発生させる。この効果が適用された場合、次に自分の体力値が0以上になるまでこのスキルの特殊効果は適用されない。
>4個以上:自分は『故に私は嘘吐きと』の符丁を用いて魔力を全て消費し、自分に付与された限定因子《虚構の宣誓》を持つスキルカウンターを全て破棄することができる。この効果が適用されてから1秒間、自分の《ライアーズ・ライフ値》が0になった場合、または自分が《確定死判定》を受けた場合、自分の《死亡確定》処理を無効にし、自分の体力値が上限値まで回復する。この効果が適用された場合、所在フィールド情報の更新時までこのスキルの効果は全て無効になる。
※備考:自分の体力の一部を間接的に隠すことで自身の死を偽装し、最終的に自身の死を覆す能力をも発揮する対人スキル。該当武器は巨塔第79層『虚構の地下聖堂』のボス“虚構より出でし怪狼”のレアドロップ武器。
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○【軌道集成】
――レールを敷くように振り撒いた敵意に従って、数多の敵意が滑り出した。
●前提:種族条件《超人種》系以外
●習得:ボスモンスター以外のモンスターを3000体討伐する
●分類:《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《敵対値干渉》
●属性:《特殊属性》
●効果:発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分の周囲半径30m圏内に存在する全てのモンスターの自分に対する敵対値は+5(敵対)になる。この時、この効果が適用されたモンスターに帰属する全ての《攻撃》及び《効果》の対象を自分に移し替える。
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○【軍衆心理】
――群れを守るため、全ての敵を共有して認識する共感能力が必要だった。
●前提:一部の群生モンスターが汎用スキルとして保有
●習得:プレイヤーは不可能
●分類:《敵性スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統:《探知》
●属性:《特殊属性》
●効果:以下の効果を常時適用する。
>自分の《索敵範囲》圏内で自分と同名のモンスターが他の存在と《敵対》状態になった場合、自分はその存在を《発見》状態になる。
※備考:群れを成すモンスターが持つ情報共有スキル。大抵が群れることで戦闘能力を確保している低級モンスターだが、単体でも十分な戦闘能力を持つモンスターも少なからず存在する。
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○【天地開闘】
――最後の戦いに相応しい舞台を用意しようじゃないか。
●前提:習得不可能
●習得:習得不可能
●分類:《非実装スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《空間転移》《空間生成》
●属性:《物理属性》《空間属性》《次元属性》
●効果:このスキルによって生成可能な独立閉鎖空間は固有リスト[試作領域集]によって管理される。このスキルは、自分を含むPTメンバーが3人以上存在し、かつ自分の周囲半径30m圏内にその人数以上の敵プレイヤーが存在する場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果処理時、自分の現在地に扉を象ったスキルマーカー《回帰の旗録》を付与する。
¶《回帰の旗録》のスキルマーカーはこのスキルの効果以外の効果で破棄されない。
その後、自分を含むPTメンバーの数だけ独立閉鎖空間《隠された結末》を生成し、自分を含むPTメンバーをそれぞれランダムに決定された独立閉鎖空間に1人ずつ空間転移させ、同時にこのスキルの発動条件に該当する敵プレイヤーを同様に1人以上ずつ空間転移させる。
¶《隠された結末》はそれぞれ以下の環境条件[●荒れ果てた地●電子の座標系●地雷潜みし廃炭坑●毒蛇蠢く湿地帯●生きる屍の墓場●氷山の一角●沈みゆく都市●群隊竜の営巣窟]の中からランダムに決定された固有の内部構造を持つ環境空間で、それぞれの空間に存在する以下の条件[●自分を含むPTメンバー●全ての敵プレイヤー]を満たす何れかのプレイヤーが《死亡確定》した場合、そのプレイヤーを含む同じ空間内に存在する全てのプレイヤーは《回帰の旗禄》の座標位置に空間転移される。この効果が適用された場合、プレイヤーが存在しなくなった独立閉鎖空間は消滅する。
●特殊効果:このスキルによって生成された《隠された結末》が存在する場合、以下の効果を適用する。
>発動条件に該当する独立閉鎖空間内に存在するPTメンバーは『終戦』の符丁を用いて魔力を消費し、そのプレイヤーを含む同じ空間内に存在する全てのプレイヤーを《回帰の旗禄》の位置に空間転移させることができる。この効果が適用された場合、プレイヤーが存在しなくなった独立閉鎖空間は消滅する。
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●荒れ果てた地:草木も生えない何もない荒野。
●電子の座標系:座標系を模した無機質な三次空間。
●地雷潜みし廃炭坑:無数の地雷土竜が棲息する迷宮のような危険な廃坑。
●毒蛇蠢く湿地帯:無数の毒蛇が棲息する群沼地形の湿地帯。
●生きる屍の墓場:無数のアンデッドが湧き出す荒れ果てた墓場。
●氷山の一角:極寒の海に囲まれた氷山の表層部。
●沈みゆく都市:徐々に沈没していく滅亡した海上都市機構。
●群隊竜の営巣窟:無数の群隊竜が棲息する魔境の遺跡。
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○【強転同地】
――強きを挫くのに力は必要ない。隙を作るのは意外と簡単だ。
●前提:種族条件《超人種》系以外
●習得:任意の対象を300回完全に転倒させる
●分類:《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《攻撃強化》《デバフ》
●属性:《物理属性》
●効果:このスキルは、自分が装備している《射撃武器》を用いた《射撃属性》を持つ攻撃の《予備動作》中、または自分が装備している《短刃系武器》を対象に発動した自分の《物理投擲》効果を持つスキルの《投擲動作》の直前にのみ発動することができる。発動時、発動条件に該当する武器を対象に指定し、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>対象となった武器を用いた攻撃による《攻撃判定》が発生した場合、そのダメージ計算処理後にダメージを与えた存在に30%の確率で“眩暈”デバフを5秒間付与する。
¶“眩暈”デバフが付与された存在は眩暈による《視界不良》の追加効果を受け、全ての挙動でランダムに《脱力》状態が発生する。
※備考:このスキルを発動できる投擲系スキルは【単射投石】【投閃】【一輝投閃】【一投覇断】の4種類のみ。
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○【礫砂爆】
――飛来した礫が閃光と共に爆炎と破壊を撒き散らした。
●前提:種族条件《超人種》系以外
●習得:特定アイテム[爆裂砂薬]を作成する
●分類:《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《物理爆発》《デバフ》
●属性:《物理属性》《爆発属性》《岩石属性》《爆炎属性》
●効果:このスキルは、自分の周囲半径30m圏内の《空中》に存在する以下の条件[●最後に自分に帰属する《攻撃判定》による物理干渉を受けた●最後に自分に帰属する《動作》による物理干渉を受けた]のどちらかを満たす《岩石属性》を持つオブジェクトが存在する場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分の視界内に存在する、このスキルの発動条件に該当する全てのオブジェクトを基点に周囲1m圏内に存在する全ての敵に事象爆発攻撃による《攻撃判定》を発生させる。この時、このスキルの効果によってダメージを受けた存在に“怯み”デバフを付与する。
¶“怯み”デバフが付与された存在は一瞬全ての《動作》と《魔法の詠唱》が中断される。
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○【奇襲透膜】
――無手を警戒しない愚か者はユーバーファルのいい餌食だ。
●前提:装備条件《Lv.520以上》+《金属拳熟練度350以上》
●習得:金属拳〈*巨銃拳・奇龍衣〉の装備
●分類:《付加スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《隠蔽》《視界干渉》
●属性:《特殊属性》
●効果:このスキルは、自分がこのスキルの帰属武器を《抜刀》状態で装備している場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を発動する。
>このスキルの帰属武器は他の存在の《視界》に認識されなくなる。この効果は、このスキルの発動から10分後、またはこのスキルの帰属武器を用いた攻撃で他の存在がダメージを受けた場合解除される。この効果が適用されている間、自分は【奇襲透膜】を発動することができない。
※備考:該当装備は巨塔第80層『赫灼火山』のボス〔砲爆竜ユーバーファル〕の素材を用いた機構武器。
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○【適理天恵】
――我らに与えられた天恵はその身に降りかかる災禍の一部を引き受ける。
●前提:装備条件《Lv100以上》
●習得:スキル変化後の特定アクセサリー〈*グレース・チョーカー〉の装備
●分類:《付加スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統:《ダメージ軽減》
●属性:《特殊属性》
●効果:以下の効果を常時適用する。
>自分が受ける全てのダメージを7%軽減する。この効果で自分が受けるダメージが軽減された時、自分はわずかに経験値を獲得する。
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○【適理驚動】
――心を揺るがす情動を制すれば、その意志は固く我らの力となる。
●前提:装備条件《Lv100以上》
●習得:スキル変化後の特定アクセサリー〈*スプーキー・チョーカー〉の装備
●分類:《付加スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統:《ノックバック軽減》
●属性:《特殊属性》
●効果:以下の効果を常時適用する。
>自分が受ける全てのノックバックを25%軽減する。この効果で自分が受けるノックバックが軽減された時、自分はわずかに経験値を獲得する。
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○【適理楽観】
――その心の強さは我らの希望、劣勢を撥ね除け勝利を呼ぶ鍵となる。
●前提:装備条件《Lv100以上》
●習得:スキル変化後の特定アクセサリー〈*チアフル・チョーカー〉の装備
●分類:《付加スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統:《魔力軽減》
●属性:《特殊属性》
●効果:以下の効果を常時適用する。
>自分の全ての魔力消費を5%軽減する。この効果で自分の魔力消費が軽減された時、自分はわずかに経験値を獲得する。
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○【適理魅了】
――穢れた魂程かつて失った無垢な魂を求め、その心地よい引力に心を開く。
●前提:装備条件《Lv100以上》
●習得:スキル変化後の特定アクセサリー〈*チャーム・チョーカー〉の装備
●分類:《付加スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統:《敵対値干渉》
●属性:《特殊属性》
●効果:以下の効果を常時適用する。
>自分がモンスターに攻撃された場合、そのモンスターの自分に対する敵対値は1下がる。この効果で自分に対する敵対値が下がった時、自分はわずかに経験値を獲得する。
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○【適理勇敢】
――その勇敢な心が我らの共通する誉れ、その姿魂に刻み付けようぞ。
●前提:装備条件《Lv100以上》
●習得:スキル変化後の特定アクセサリー〈*ブレイブ・チョーカー〉の装備
●分類:《付加スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統:《ダメージ軽減》
●属性:《特殊属性》
●効果:以下の効果を常時適用する。
>自分よりレベルの高い存在から受ける全てのダメージを10%軽減する。この効果で自分が受けるダメージが軽減された時、自分はわずかに経験値を獲得する。
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○【富声獲令】
――いいも悪いも関係ない。目に付く物全てを欲してこその強欲だろう。
●前提:装備条件《Lv.800以上》+《魔砲槍熟練度1000》
●習得:伝説級魔砲槍〈*覚醒大罪魔砲アワリティア・マモン〉の装備
●分類:《付加スキル》《常時展開》《条件効果》
●系統:《条理干渉》《不運》
●属性:《特殊属性》
●効果:このスキルの全ての効果は、このスキルの帰属武器が《納刀》状態の場合無効になる。自分以外のPTメンバーが存在する場合、または自分の周囲半径20m圏内に他のプレイヤーが存在する場合、以下の効果を適用する。
>このスキルの適用条件に該当するプレイヤーを対象に指定して適用されている全てのスキルの効果は、その効果が適用されている限り自分にも適用される。この効果で同名のスキルの効果が適用される場合、その効果は1つ分のみ適用される。
●特殊効果:このスキルの帰属武器を《抜刀》状態で装備している場合、以下の効果を適用する。
>自分に霊咒属性を持つ《不運Ⅱ》の追加効果を付与する。
¶《不運Ⅱ》の追加効果は対象に帰属する全ての確率処理に-10%の《不運効果》を得る。
※備考:PTメンバー及び周囲のプレイヤーの装備付加スキルの効果や有効な状態のプレイヤースキル、効果が適用されていれば範囲外の存在に帰属するスキルの効果でも自身にコピーする効果を持つ強力なスキル。一方でデバフやデメリットスキルの効果も同様にコピーしてしまうため、必ずしも有利に働くとは限らない。
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○【悲嘆の使命】
――傷付いた兵士には剣は重く、それでも戦わなければ守ることができない。
●前提:各防具の装備条件次第
●習得:該当する防具を装備する
●分類:《付加スキル》《常時展開》《条件効果》
●系統:《事象干渉》
●属性:《無属性》
●効果:自分の体力値がその上限値の30%以下の場合、以下の効果を適用する。
>自分が装備している武器の《重量》の影響が30%増加する。
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○【効痛整理】
――痛打の一撃は鎧をも砕き、致命的な傷を与えることもある。
●前提:各防具の装備条件次第
●習得:該当する防具を装備する
●分類:《付加スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統:《クリティカル強化》
●属性:《特殊属性》
●効果:以下の効果を常時適用する。
>自分の全ての攻撃の《クリティカル率》が40%増加する。
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○【天外比隣】([ストレローク]が保有)
――魔科学複合技術の発展は観測手を必要としない単独狙撃を可能にした。
●前提:種族条件《超人種》系以外
●習得:特定アイテム[超駆導魔力照準器]を入手する
●分類:《ユニークスキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《情報収集》
●属性:《特殊属性》
●効果:このスキルは、自分が《狙撃用照準器》を装着した以下の条件[●対人狙撃銃系武器●対物狙撃銃系武器]のどちらかを満たす武器を装備している場合にのみ発動することができる。発動時、発動条件に該当する武器1本を対象に指定し、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果処理時、固有の空間拡張ウィンドウ《HYPER SIGHT》を展開し、対象となった武器を捕捉する。その後、《HYPER SIGHT》は対象となった武器に装着された《狙撃用照準器》の《照準視野》を表示し、その表示倍率を任意に調整することができる。また、この効果で表示された《照準視野》内に存在する敵のステータス・装備品の詳細情報を確認することができ、《自然風》の風速・風向及び《重力の大きさ》を表示する。この効果が適用されている間、自分は【天外比隣】を発動することができない。
※備考:最高性能の狙撃補助スキルだが、何れにしても相応の狙撃技術が必要な上、通常の狙撃と勝手が違ってくる問題がある。
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○【鍛刀直入】
――身を守る武器の手入れは最低限自分でできるようにしておくことだ。
●前提:各防具の装備条件次第
●習得:該当する防具を装備する
●分類:《付加スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《装備修復》《耐久値干渉》
●属性:《物理属性》《鍛冶属性》
●効果:このスキルは、自分が《耐久値》が上限値の70%の数値未満の武器に接触している場合にのみ発動することができる。発動時、発動条件に該当する武器1本を対象に指定し、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>対象となった武器の《耐久値》を上限値の70%の数値に再設定する。この時、対象となった武器の《損壊》状態も修復される。
※備考:このスキルの効果では耐久値の完全回復は行うことができず、完全修復には必ずNPCの鍛冶職人によるメンテナンスを必要とする。
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○【神魔の拘束】
――神魔獣をも縛る魔法の紐はその牙に絡み、無類の魔剣を生み出した。
●前提:装備条件《Lv630以上》
●習得:短刃〈*フェンリルファング・ダガー〉の装備
●分類:《付加スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《武器改変》
●属性:《物理属性》《切断属性》《鞭属性》
●効果:このスキルは、自分がこのスキルの帰属武器を《抜刀》状態で装備している場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>このスキルの帰属武器は伸縮する強靭なワイヤーを備えた《戦鞭形態》に変化する。
¶《戦鞭形態》のこのスキルの帰属武器は刃先が分離し、その断面を基点に刃先から《不朽属性》《不滅属性》を持つワイヤー型スキルオブジェクト《貪蝕なる枷》を生成する。
¶¶《不朽属性》を持つオブジェクトは如何なる場合も耐久値が減少せず、《不壊属性》を持つオブジェクトは如何なる場合も破壊されない。
¶¶《貪蝕なる枷》はこのスキルの帰属武器及びそれを把持する自分の素体に絡みついて固定され、自分は《有意識制御》を用いて[1~5]mの範囲で伸縮し、《間合い》を自在に変化させることができる。
このスキルの効果が適用されている限り、このスキルの帰属武器は《戦鞭系武器》としても扱われる。
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○【地盤鎮下】
――武器がなくても防具がなくても、拳とこれさえあれば何処でも闘技場さ。
●前提:種族条件《超人種》系以外
●習得:フィールドオブジェクトを1000個破壊する
●分類:《戦闘スキル》《任意起動》《持続効果》
●系統:《物体干渉》
●属性:《特殊属性》
●効果:このスキルは、自分が【地盤鎮下】の効果で展開されたスキルフィールドの効果範囲内に存在しない場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>効果処理時、自分の現在地を基点に周囲半径3m圏内を効果範囲とするスキルフィールド《地盤鎮下》を展開する。
¶《地盤鎮下》はその範囲内に存在するフィールドオブジェクトを消滅させる。この効果は、自分を含む何らかの存在が接触しているフィールドオブジェクトには適用されない。
自分が《地盤鎮下》の効果範囲内に存在しない場合、このスキルの発動と持続効果は解除される。
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○【閉枷意識】([火狩]が保有)
――自分の見えてる世界がこの世の全てなら、どんなに簡単なことだろう。
●前提:種族条件《超人種》系以外
●習得:特定フィールド[世果の境界]を発見する
●分類:《ユニークスキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《空間干渉》
●属性:《特殊属性》
●効果:このスキルは、自分が展開した《閉枷意識》が存在しない場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分の現在地を基点に《視覚》の認識圏内を効果範囲とするスキルフィールド《閉枷意識》を展開する。
¶《閉枷意識》はその範囲内に存在する空間と範囲外に存在する空間を隔絶し、自分を含む全ての存在は相互に効果範囲内外の他の空間に対してあらゆる干渉・侵入を行うことができない。この効果が適用された時、その効果範囲内に存在する全ての存在はそれぞれ境界面に接触している場合、強制的にその効果範囲外に排除される。
このスキルの効果は、このスキルの発動から10分後、または自分が《死亡確定》した場合解除される。
※備考:自分の位置から周囲を見た場合の死角を完全に封鎖する不定形の閉鎖空間を生成するスキル。周囲の環境や地形によっては極めて広範囲にまで展開される可能性もあり、障害物等によっては非常に複雑な空間構造を形成することもあるが、敵対する全ての存在の行動範囲を強力に制限できる。
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○【喰い滅びて惨禍あり】
――喰い滅びて惨禍あり、其は白き焦土にて火を啄み美しく輝く不死の鳥。
●前提:装備条件《Lv.800以上》+《弾性投石弩熟練度720以上》
●習得:弾性投石弩〈*不死ノ火喰鳥・火焔篝〉の装備
●分類:《付加スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《魔力攻撃》《属性攻撃》《砲撃》《爆発》《燃焼》
●属性:《超界属性》《魔力属性》《砲撃属性》《烈火属性》《獄炎属性》
●効果:このスキルは、自分がこのスキルの帰属武器を《抜刀》状態で装備している場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>このスキルの帰属武器の《射撃機構》を用いて砲弾型の魔力砲撃《不死の鳥の咆火》を発生させる。
¶《不死の鳥の咆火》は《烈火属性》《砲撃属性》を持つ直進する火球状の魔力炎攻撃を発生させ、接触した全ての存在に《魔力属性》の《攻撃判定》を発生させる。その後、その着弾位置の周囲半径20m圏内に《獄炎属性》を持つ魔力爆発攻撃を発生させ、接触した全ての敵に《魔力属性》の《攻撃判定》を発生させる。この効果が適用された場合、その魔力爆発攻撃の範囲内に《獄炎属性》《超界属性》を持つ魔力炎が30秒間残留し、接触した敵に《魔力属性》の《攻撃判定》が発生する。
¶¶《超界属性》を持つ事象は《超界属性》を持たない他の効果で無効にならず、解除されない。
※備考:該当装備は超界獣“業火を啄む不死の鳥”のレアドロップ武器。
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○【薄命九尾】
――妖狐の九つの尾は一本一本がその肉体を表している。
●前提:各防具の装備条件次第
●習得:該当する防具を装備する
●分類:《付加スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《治癒》
●属性:《特殊属性》《妖力属性》
●効果:このスキルは、自分に付与された限定因子《薄命九尾》を持つスキルカウンターが8個以下の場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分の素体の全ての《外傷》が完全に治癒する。
●特殊効果:以下の効果を常時適用する。
>自分がこのスキルの効果を発動した場合、自分に限定因子《薄命九尾》を持つスキルカウンターを1個付与する。
¶限定因子《薄命九尾》を持つスキルカウンターは毎日0時に全て破棄される。
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○【顕式判断】
――敵の一部が見えているのに気付かず素通りなんてこともなくなるさ。
●前提:各防具の装備条件次第
●習得:該当する防具を装備する
●分類:《付加スキル》《戦闘スキル》《任意起動》《即時効果》
●系統:《物体生成》《視界干渉》《探知》《索敵》
●属性:《特殊属性》
●効果:このスキルは、自分が召喚した《CLOSE FINDER》が存在しない場合にのみ発動することができる。発動時、魔力を消費して以下の効果を適用する。
>自分の周囲に大きな魔力レンズを内蔵した球体ユニットの姿の小型の機械系スキルオブジェクト《CLOSE FINDER》1体を召喚する。
¶《CLOSE FINDER》は空間内を浮遊するように移動して召喚者に追従し、召喚者の《視界》において周囲半径100m圏内に存在する全ての存在にアイコンタグを付与して表示する。この効果は召喚者の《視界》に認識されない存在には適用されない。
※備考:《CLOSE FINDER》は召喚獣ではないため、戦闘能力や自己回復能力は一切持っておらず、その耐久値が0になれば破壊されて効果が失われる。地形や障害物で直接視認することができない存在には適用されないが、身体の一部でも視界に映った存在は召喚者の認識に関係なく効果を発揮するため、その強力でかつ軽量な能力から1ギルド1人程度所持者がいる。
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○【殺近戦闘】
――手が届く距離にいさえすれば、その手も爪も十分な脅威となる。
●前提:各防具の装備条件次第
●習得:該当する防具を装備する
●分類:《付加スキル》《常時展開》《常在効果》
●系統:《クリティカル強化》
●属性:《特殊属性》
●効果:以下の効果を常時適用する。
>自分が《抜刀》状態で装備している《金属拳系統の武器》または《大爪系統の武器》を用いた攻撃による《攻撃判定》が発生した場合、そのダメージ計算処理の間だけその武器のクリティカル率が20%増加する。