≪その他のキャラクター≫
○[キュービスト]
本名:四ツ門龍馬。十九歳。
DO移行後も、攻略ではなくとある人物探しを優先して精力的に活動する変わったプレイヤー。
アバターの種族は半機人。短めのボサボサの黒髪で身長は177cm。どんなに酷い目にあっても何故か破壊されないメガネをかけた謎の多い人物。そのメガネの詳細は、本人の行動以上に謎である。
レベルも比較的高めだが、生活資金を稼ぐこと以外の目的でフィールドに行くことは稀。
使用する武器カテゴリは『射突式破甲槍』。パイルバンカー以外の武器を使うことはほぼない。
DO以降後はギルドを離れ、現在は無所属。所持するユニークスキルは【無敵歓待】。
戦闘中は射突式破甲槍を用いた堅実な戦いで安全確実に勝とうとするため、中距離に配置されることが多い。しかし、アンダーヒルに関する戦闘になると態度が豹変し、アンダーヒルに敵を近づけさせない騎士となる。
アンダーヒルの熱狂的なファン。聞こえは悪いが、悪人ではない。ちゃらんぽらんな性格だが、アンダーヒルに対しては誠実で行動にもキレが出る。それは口調にも現れており、普段は間延びしたような喋り方だが、アンダーヒルに対しては敬語で、「アンダーヒル様」と呼ぶ。その他の特徴としては端々に庶民的な印象が見られる。
非公式ファンクラブ『アンダーヒル様を見守り隊』創設者にして隊員ナンバー001の現隊長。そして、同組織内で唯一アンダーヒルが『物陰の人影』であることを知っている人物。それ以外の隊員は知らないため、アンダーヒル自身はそのテの組織の存在をよくは思っていない(当然、情報家としての活動がしにくくなるため)。ある程度の秩序を組織内に厳命しているのはこのキュービストである。しかし、アンダーヒルをストーキングするのも組織内で唯一彼だけである。本人曰く「ストーカーと言う名のボディーガードだよ!」と弁解し続けてはあきれられているが、時折アンダーヒルにストーキングが見つかった際に痛めつけられてもなおめげない精神は立派。このためか、ストーキングもとい、スニーキング技術はアンダーヒルと同格である。
これまでの遍歴にもすさまじいものがある。
独断で主にドナドナの情報を探るため≪竜乙女≫を覗いていたところを見つかり、痴漢と思われたまま三時間に渡る総攻撃を見事に耐えて逃げ切った過去を持つ。また、アンダーヒル相手にも覗きを敢行しているが今のところ成功していない。あと一歩のところまできてバレるが本人はそのたびに言い訳をし、アンダーヒルの「戦力にはなる」という合理的な理由から命だけは助かっている。また、アプリコットは、彼の何故かいくら攻撃しても落ちも壊れもしないメガネに興味を持ち、何度も奪われそうになるも何とか全て逃げ切っている。
○[アキラ]
本名:香乃木玲夜。十五歳。
DO移行時には中堅入りすら出来ていない程度の攻略可能圏外のレベルしかなかったが、、「攻略と言われても今のレベルじゃ無理」と漠然と理解し、以降色んなギルドを転々としながら少しずつレベルを上げた。かといって目標に突き進む努力家タイプではなく、何となく日々を過ごしていたら成り行きでトゥルムに到達していたという程度の意識しかない。
アバターの種族は堕天使。白髪赤眼で身長は164cm。無彩色を好み、色白の肌と白髪も相俟って赤い瞳が際立って見える。性別は男だがその容貌は極めて中性的で、薄い化粧でも十分女性で通用する、いわゆる男の娘。普段は中性的な少年の声で話すが、他にも二通りの女声を出すことができる。
レベルは初登場時で560程度とトゥルムでは決して高くない。
使用する武器カテゴリは『大戦鎌』『半月斧』『騎兵槍』『機構弩』の四種が主で、零距離武器は一切使えない。
偶然仮名と出会って二週間ほど共に行動することが多かったが、その間はどのギルドにも所属していない。所持するユニークスキルは【鬼穹存亡】。物理武器で魔法攻撃を破壊、消滅させるスキル。魔法攻撃の中心から一律直径十センチ程度の位置に攻撃を加えることで破壊することができるため、物理武器が魔力使用武器に劣る部分を補える。ただ広範囲魔法攻撃は“核”を破壊することが困難なため、到達まで耐えられる耐久性を持った遠距離武器を使う以外は事実上不可能。
痛みに対して耐性がなく、戦闘中は飛び回りながらの武器による波状攻撃戦法と魔法による遠距離攻撃を主体とする。魔力が尽きるか、詠唱の暇がない場合に機構弩を使用するが、攻撃力が高い分リロードが遅い。防御より回避を優先し、パラメータを物理攻撃力と敏捷性能、魔力上限に振る代わり防御が非常に低い。そのために耐久戦には向いていないが時間稼ぎには向いている。
暇な時はチェスを並べていることが多く、無彩色故にオセロも好きらしい。またチェスの駒を手に持っていることも多い。
また普段は猫を被っており、少し砕けた敬語で喋るが、怒った時は少し口調が荒れ、一人称が“僕”から“俺”に変わる。
基本的には変態気質で、ドMの女好き。ハラスメントコールで警告された回数は300を超え、無敵設定のペナルティ用召喚獣『複雑戒鬼』を召喚されたことも五十回以上ある。女装して女性に近付くことも多く、見た目が女の為バレにくい上たとえバレても罵られたり痛められたりで一石二鳥と言って憚らない。ただし相手が本気で拒絶すると暫く距離を置こうとする。
数多くのギルドを転々として来たが、そのほとんどが追放によるもの。猫を被ったままギルドに加入し、その変態性がバレて追放を繰り返している。
○[天竜]
・本名:天童 渚
・年齢:14歳
・性別:男
・種族:人間種
・髪の毛:やや長めの黒髪
・目:黒眼
・身長:151cm
・所属:フルーツカスケット
・肩書き:≪フルーツカスケット≫サブリーダー。元≪TRIAL≫構成員。
・二つ名:なし
・使用武器
メイン:拳銃【猛銃ヴァイオレンス】(巨塔第62層『ジェヴォーダン猟域』のボスモンスター“凶獣”の素材を用いた拳銃。高威力だが射程が短いため、近接武器のような使われ方をする。着弾後に銃弾が標的の体内に残った場合、その部分を抉り取る凶悪なスキル【狩咬業】を持つ)
サブ:金属拳【爆棍ヒノカ】(上位鉱石“爆炎鉱石”を使った強力なトンファー。特殊な強化系魔力武器で、打撃時に小爆発を発生させる)
予備武器1:剛爪【凶爪デモリッション】(巨塔第62層『ジェヴォーダン猟域』のボスモンスター“凶獣”の素材を用いた剛爪。通常の使い方の他、一部の地形を破壊して直進する爪状の弾体を発射する遠距離攻撃スキル【凶咬突破】を持ち、遠距離射撃の場合でも速度威力共に減衰しないため汎用性は高い)
予備武器2:魔双剣【双朽剣ディアボロス】(見た目は朽ちて黒変したような双剣で見た目通り武器耐久値が非常に低いが、その代わりに接触する毎に相手の武器防具の耐久値を半分にする優秀な装備破壊スキル【朽ち裏合わせ】を持つ)
予備武器3:巨弓【古代弓レライエ】(第145層『旧き悪魔の祭殿』のボスモンスター“旧弓神レライエ”の持つレアドロップウェポン。クリティカル発動時に弱点への攻撃を強化し耐性を無効化する強力なスキル【狂響変調】に加え、射撃時の空気抵抗などによる弾道変化・減衰を補正する強力な命中補正スキル【意の射る儘に】を持つ)
・使用装備:【高次元技術補填外装】一式(第148層『汚染された地』のボスモンスター“正常化機構サクリファイス・ロウ”の素材を使用した科学外装)
胴 【ATAC-Parts"F"】
腕 【ATAC-Parts"A"】
腰 【ATAC-Parts"H"】
脚 【ATAC-Parts"L"】
アクセサリー
【ATAC-Extend Flight Unit】
発動スキル
【弱装弾幕】
【自動防御】
【空間浄化】
【虚空割断】
【完全姿勢制御】
・戦闘スタイル:物理攻撃と敏捷性両特化の偏徴ステータスで『当たらなければどうということはない』戦法。あらゆる武器の射程や間合いを引っ掻き回す範囲適用型空間操作系ユニークスキル【使制混乱】を用いて、一撃離脱波状攻撃などで相手を撹乱しつつ自分に有利な戦局へ誘導する。
・性格:一人称は俺。年の割に普段の性格が大人しく、大人ぶることもしばしばあるが精神的に年上のギルドメンバーには暖かい目で見られている。こと戦闘になると素の性格が顕著に現れ、負けず嫌いのため相手が悔しがる顔を見るのが楽しいなどと言っている。そのため弄られるのが苦手だが、反応が面白いと周りからは基本的に弄られキャラ認識を受けている。元々対人戦が好き(PKではない)で所持スキルや戦闘スタイルも対人戦寄りの構成になっている。日常的に決闘を含めた対人戦が行える≪TRIAL≫に所属していたが、結局馬が合わずに色々なギルドを点々としていた。今の状況になってから対人戦の機会がなく、何もしないでだらだらと過ごす毎日を送っている。童顔の少年のアバターを使っているが、本人はそのアバターにしたことを少し後悔しており、指摘すると不機嫌になる。