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Sevens Heroes〜選ばれし7人の戦士達〜  作者: 蒼月丸
第一章 運命を切り開く戦士達
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激突!ヒュルセルクとの戦い

ヒュルセルクとの戦いが幕を開けます!果たしてその結末は如何に!?

 零夜達とヒュルセルクの戦いが幕を開き、零夜はソニアの上で立ち上がり、そのままジャンプして飛び始める。


「あれ?零夜、いつの間に空を飛べたの?」

「ああ。ラリウスに飛行術というのがある。魔力さえあれば誰でも飛べる事ができる技で、俺は簡単に飛べる事ができたけどな」

「そんなのがあるのね……って、私達にも教えなさいよ!」

「わ、悪い……」


 ミミの叫びに零夜が謝罪した直後、ヒュルセルクが口からブレスを吐いてきた。


「躱せ!」


 トラマツの合図で全員が回避するが、その吐息から臭い匂いが漂ってきた。


「何?この臭い匂いは……」

「ニンニクの匂いがする……」


 エヴァと睦美が鼻を摘んだ直後、アミリスが原因を察する。


「アンタまさか……」

「ニンニク増し餃子いっぱい食べたからね」

「だから臭いのね……皆、ガスマスクを!」


 アミリスの合図で彼女達はガスマスクを装着するが、零夜は平然としていた。


「俺はニンニクはヘッチャラだからな!」

「そうか。ならばこれでどうだ!」


 ヒュルセルクは全身の毛を針の様に逆立て、そのまま零夜に向けて発射する。


「させるか!忍法変わり身の術!」


 零夜は身代わりを用意して回避し、針は身代わりに命中した。


「変わり身を使うとは……くそっ!何処に行った!?」


 ヒュルセルクが辺りを見回した途端、零夜が背後から襲い掛かる。


「鎌鼬!」

「がっ!」

「からの……手裏剣乱れ投げ!」


 零夜の強烈な斬撃はヒュルセルクの尻尾にダメージを与え、更に追い打ちを掛ける様に手裏剣を背中に当てる。


「この程度は痛くない」

「だろうな。それなら接近して倒すのみだ!」


 零夜がヒュルセルクに接近しようとするが、彼は全身から炎を出して近付けない様にする。


「くっ!流石にそう簡単にはいかないか!」

「当たり前だ!しかし、空中飛行ができるのはお前だけとはな。これなら俺でも倒し……は!?どうなってんだ!?」


 ヒュルセルクが前の方を向いた途端、驚きの光景を目にする。それは、アミリス達も空中飛行で空を飛んでいたのだ。

 因みにソニアは元の姿に戻り、背中の翼を広げているのだ。


「こんな事もあろうかと私が教えたからね。瑠璃香達もすぐに覚えたわ」

「余計な事をしやがって!」


 アミリスの説明にヒュルセルクは憤慨し、すぐに魔術を唱え始める。


「これでも喰らえ!フルバス!」


 ヒュルセルクは指から光線を発射し、ヒカリに命中して煙が出てしまう。


「キャッ!」

「ヒカリさん!」


 すると煙が晴れた途端、何故かヒカリの服が変わっていた。


「あれ?ナース服?」

「「「へ!?」」」


 なんとヒカリの衣装は裸オーバーオールからナース服へと変わっていて、この光景にミミ達は唖然とする。


「どうだ?フルバスは相手の服を変える事ができるのだ!ズボンスタイルばかりじゃ飽きる人もいるからな!」

「できるのだじゃないよ!何考えてんだバッキャロウ!!」

「ぶへっ!」


 零夜のツッコミパンチはヒュルセルクの顔面を捉え、ヒュルセルクは地面に墜落して不時着してしまう。


「あっ、元に戻った」


 それと同時にヒカリの衣装も元に戻り、零夜が地面に墜落したヒュルセルクに接近してくる。


「お前な!くだらない魔術をかけて何の特があるんだよ!」

「うるさい!俺はズボンよりもスカート派なんだよ!パンチラとか見えたら最高じゃないか!」

「そんな理由でくだらない魔術を掛けるな!」

「あべし!」


 零夜は怒りの蹴りをヒュルセルクの脳天に叩き込み、更に大ダメージを与える。


「元に戻って良かったけど……くだらない魔術を掛けられたのなら、こっちも反撃しないと!」


 ヒカリは魔術を唱え始め、光の槍を召喚する。


「ホーリーランス!」


 光の槍がヒュルセルクに襲い掛かり、両肩と脳天に直撃する。


「あがっ!」


 脳天に光の槍をを喰らってしまったヒュルセルクは、バランス悪くフラフラ状態になってしまう。


「今がチャンス!」


 そこに瑠璃香が刀を引き抜いたと同時に、刃に炎のオーラを出して急降下しつつ、そのまま前方に回転しながら襲い掛かる。


「火車!」

「あがっ!」


 炎の回転斬撃は見事ヒュルセルクの顔面を切り裂き、結合崩壊を起こす事に成功する。


「炎の回転斬撃ですね」

「アメリカに渡った女侍だからね。舐めてると痛い目に遭うわよ?」


 瑠璃香がヒュルセルクに挑発したその時、ヒュルセルクが怒りで起き上がり、そのまま彼女に襲い掛かる。


「おっと!」


 瑠璃香が間一髪でヒュルセルクのクロー攻撃を回避したその時、上空から睦美がバズーカを構えて狙いを定める。


「ダイナマイトショット!」

「ぐおっ!」


 バズーカの弾はヒュルセルクの頭の角に直撃し、見事折る事に成功する。


「角が折れた!」

「よし!命中!」


 睦美がガッツポーズを取った直後、ヒュルセルクの身体から紫色の煙が出始める。


「ここは上空へ!」


 瑠璃香と零夜が空を飛んで退避した直後、ヒュルセルクの身体に煙が纏わったと同時に、銀色の鎧へと変化した。しかも、折れていた角や顔の傷も元に戻っている。


「どうだ!これが第二形態だ!」

「あいつ、変形したと同時に体力を全快に回復した様だ!」

「それだけじゃないぜ!」


 するとヒュルセルクの鎧の肩部分からミサイルランチャーの様な物が飛び出し、更には腕部分にレーザーガンが装備される。


「待て待て待て待て!世界観をぶち壊す気か!」

「ごちゃごちゃうるせー!勝つ為には何でもありなんだよ!」


 零夜のツッコミにヒュルセルクが叫んだと同時に、ミサイルが次々と発射されて零夜達に襲い掛かってきた。


「躱せ!」


 トラマツの合図で全員が回避するが、その内の一部がエリザに激突して爆発を起こす。


「キャッ!」

「エリザ!」


 爆発に巻き込まれたエリザは墜落してしまうが、エヴァが駆け出して見事彼女をキャッチする。


「ありがとう!」

「気にしないで。誰か治療を!」

「私に任せてください!」


 エミリーが怪我をしているエリザの元に駆け付け、すぐに治療を開始する。


「まだまだ行くぞ!」

「躱せ!」


 追加でミサイルが発射され、零夜達は回避しながら逃げまくる。しかし、ミサイルの一発がローザに直撃してしまい、再び爆発を起こしてしまった。


「ローザ!」

「くっ……」


 ローザは傷だらけになってしまったが、すぐに立ち上がって自力で傷を回復する。


「自力で傷を治した!?」

「私は自力で傷を治す事ができるの!この程度……問題ないわ!」


 ローザの行動にヒュルセルクは驚きを隠せず、彼女は傷を完全回復した後、そのままミミ達の方を向く。


「皆、怯んではダメ!あの武装を破壊するわよ!」

「破壊するってどうやって!?」

「強烈な一撃を放てば倒す事ができるわ。カギとなるのは近接攻撃よ!」


 ローザのアドバイスを聞いたユナスは、すぐにナイフを構える。


「ここは私が行くわ!」

「頼むわよ!」


 ユナスは素早い動きで駆け出し、ヒュルセルクの身体を登り始める。


「貴様!勝手に触るな!」


 ヒュルセルクはユナスを振り払おうとするが、彼女は回避したと同時にナイフに炎のオーラを纏わせる。


「フレイムスラッシュ!」


 炎の斬撃と同時に、ヒュルセルクの肩の部分にある左ランチャーの支点を切り裂く事に成功。ランチャーはそのまま外れてしまい、地面に落ちてしまった。


「まだ右が残っている!」

「悪いけど、それも落とさせてもらうわ!」


 更にユナスは反対側のランチャーの支点を切り裂き、見事落とす事に成功した。


「ランチャーが落とされた……なら、レーザーガンで破壊してやる!」


 ヒュルセルクの両腕に装着されているレーザーガンから光線が発射され、零夜達は次々と攻撃を回避していた。


「レーザーガンなら私に任せて!」


 アミリスは弓矢を構えたと同時に、レーザーガンの銃口に狙いを定める。


「そこ!」


 アミリスの弓から放たれた矢は、右腕のレーザーガンの銃口に入ってしまい、そのままレーザーガンは膨らんで爆発を起こした。


「しまった!レーザーガンが!」

「反対側も!」


 更にアミリスは反対側のレーザーガンの銃口にも矢を入れて、膨らませて爆発させる事に成功する。


「レーザーガンが無くても俺には柿があるんだよ!」


 ヒュルセルクは柿を取り出して投げようとするが、ソニア、倫子、ミミ、モニカが背後から彼に襲い掛かる。


「隙だらけだ!ドラゴンスラッシュ!」

「フレイムストライク!」

「紅蓮波動斬!」

「アックスビート!」


 ソニアの斬撃、倫子の炎の蹴り、ミミの炎の波動斬撃、モニカの斧の一撃が炸裂し、ヒュルセルクの尻尾が切断されてしまった。


「があっ!」


 ヒュルセルクが怯んだ直後、アンが瑠璃香達に指示を始める。


「皆!合体技用意!」

「「「了解!」」」


 アンの合図と同時に瑠璃香達はヒュルセルクの周りを囲み、そのまま魔法陣を展開する。


「何だ!?この魔法陣は!?」


 零夜達が驚く中、瑠璃香、エミリー、睦美、モニカ、ローザ、エリザ、ユナスの7人は集中したと同時に魔術を発動させる。


「これが私達の合体奥義!」

「「「ジャッジエンド!」」」


 すると空から強烈な光が差し込み、ヒュルセルクに激痛の大ダメージを与える。しかし、彼は鎧のおかげもあり、ダメージは半減されていた。


「鎧のおかげて助かったが……もう……持たないかもな……」


 ヒュルセルクが推測したその時、彼の鎧が破壊されたと同時に瑠璃香達はすぐに魔術を解除する。


「ラストお願い!」

「任せて!」


 瑠璃香の合図でエヴァが駆け出し、ヒュルセルクを軽々と持ち上げる。


「せーの!」

「ひょええええええ!!」


 エヴァはヒュルセルクを上空へ投げ飛ばし、彼はあまりの恐怖に悲鳴を上げてしまう。


「ここからは地獄への一方通行よ!連続射撃!」

「ギャッ!」


 アミリスは跳躍したと同時に、ヒュルセルクに向けて弓矢での連続射撃を繰り出す。

 放たれた矢は見事ヒュルセルクの尻に突き刺す事に成功した。


「そのままスラッシュブレイド!」

「あがっ!」


 ヒカリも跳躍して強烈な斬撃を放ち、ヒュルセルクの両爪を結合崩壊させた。


「やるじゃねえか!アタイも続くぜ!」


 ソニアはヒカリの勇姿を見てやる気を出し、背中の翼を広げてヒュルセルクに追い打ちを掛ける。


「アタイの仲間の仇だ!ドラゴンスラッシャー!」

「ぐおっ!」


 ソニアのカタールの斬撃はヒュルセルクの悪魔の羽を切り裂き、結合崩壊を起こす事に成功。

 更に倫子も空高くジャンプして自身の足に炎を纏い始める。


「フレイムストライク!」


 強烈な炎の蹴りがヒュルセルクの顔面に激突し、そのまま結合崩壊を起こす。


「こいつ等……俺をここまでやってくれるとは……」

「まだ終わってないわよ!」


 ヒュルセルクは反撃しようとするが、ミミがウサギの様に跳躍し、リングブレードに風のオーラを纏わせる。


「ウィンドブレード!」

「ぐわっ!」


 ミミの風の斬撃が見事決まった直後、ラストは零夜が忍者刀を構えながら跳躍し、刀にオーラを込めて振り下ろし始める。


「ヒュルセルク!これがお前の最期だ!続きは地獄で詫びてきな!」

「待て!頼むから命だけは……」

「快刀乱麻!」

「ぎゃあああああああ!!」


 ヒュルセルクの命乞いも虚しく、零夜はそのままヒュルセルクを真っ二つに一刀両断で切り裂いた。

 零夜が地面に着地したと同時に、ヒュルセルクは素材とお金となって地面に落ちてしまった。


「ヒュルセルクは消滅した!任務完了!」

「終わったか!」


 零夜がガッツポーズで喜んだその時、ミミ達が駆け付けて彼を取り囲んで抱き合う。


「零夜、やったんだね……」

「ああ!俺達だけじゃない。瑠璃香さん達もいたからこそ、ヒュルセルクを倒す事ができたからな」


 零夜の笑顔と同時に、瑠璃香達も彼等に近付いてきた。


「お疲れ様。今の合体技、とても良かったわ!」

「瑠璃香さん達も魔法陣を使っての大技は見事でした。まさかこの様な技を考えていたとは……」

「ええ。基本的に魔力はあるし、ここは私達に適した方法でやってみたからね。さっ、エムール様に報告しましょう」

「はい!」


 瑠璃香達は空飛ぶ絨毯に乗り始め、ソニアはドラゴンとなって皆を乗せ、そのまま空を飛んでエムールのいるエルフの森へと向かい出す。

 すると穏やかな風が拭き始め、零夜はソニアの背中の上で仰向けになってしまう。


「大丈夫、零夜?」


 この様子を見た倫子は、仰向けになっている零夜の額に手を当てる。


「緊張していましたからね……無事に成功したからこそ、今の俺達がいます。けど、今は眠く……」


 零夜はそのまま寝てしまい、ミミが彼の頭を自身の膝の上に乗せる。


「疲れていたのは無理もないわね。エルフの森に着いたら起こさせましょう」

「そうね。お疲れ様、零夜君」


 倫子は零夜の額を撫でつつ、その場にいる皆が微笑んでいたのだった。

ヒュルセルクを見事撃破し、無事に任務完了となりました!


2章も次回でクライマックスです!

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