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タイムスリップ大正時代 (第二次)若槻礼次郎首相にインタビュー

掲載日:2021/10/22

日本史。第二次若槻礼次郎内閣をショートストーリーにしてまとめました。

高校教科書、参考書の範囲内でまとめていますので、日本史の復習にもどうぞ(^o^)

第2次若槻内閣

私は若槻礼次郎

浜口雄幸さんが右翼によって銃撃され総辞職したので、同じ民主党の私が内閣をバトンタッチすることになった。

私の外交方針は、浜口さんと同じように協調外交。欧米と仲良くやっていきましょうというもの。だから外相には幣原くん(幣原喜重郎)を起用した。

だが、情勢は私の思惑とは反対へと進んで行った。

かつて起こった張作霖爆殺事件。

あれ以来、中国では反日感情がおきて、とくに満州では「日本の製品は買うな」と不買運動がおきていた。満州鉄道の経営もうまくいってない。

そんなところに昭和恐慌だ。

貿易はふるわず、企業は倒産し、米や繭の値段も落ちる、農村では女子の身売りも相次いだ

「日本はこの状況を打破しなくてはならない。これを打破するには満州の占領だ」

そうした声が高くなってきたんだ。

関東軍参謀の石原莞爾もそうした考えをもっていた

「やがて世界を巻き込む戦争になるだろう。そしてその戦争に最後に残るは日本とアメリカになる。その最終戦争に勝つためにはどうしても満州が必要なのだ」と(=世界最終結論)

その石原莞爾がとんでもない事変を引きおこした

満州事変だ。

関東軍は満州を占領したかった。それには口実がいる。

そこで奉天郊外の柳条湖近くを通る鉄道(南満州鉄道)を爆破し、それを中国のせいにして、仕返しとして満州を占領してしまったんだ。




関東軍は、奉天郊外の柳条湖近くを通る鉄道「南満州鉄道」を爆破し、その口実で満州を占領してしまったんだ

なんと自分で爆破しておきながら「中国に鉄道を爆破された、仕返しをする」と言って満州を占領してしまったのだ。

とんでもないことだ

もちろん、ことを大きくしたくなかった私は、不拡大方針を出したんだ。

「ただちに戦争をやめろ」と。

しかし石原の野郎、私の言うことなぞ聞く耳をもたなかった

「我ら軍人たるもの、いざ戦争が始まれば、怖れ多くも陛下の命令以外きけるものか」

関東軍はさらに暴走していったんだ。

そして、それに呼応して国内でも問題がおきた。

「政党内閣をぶっ倒し、軍部政権をつくろう」

というクーデター事件がおこったんだ。もっともこれは未遂に終わったんだがね(10月事件)

ともあれ、この満州事変を機に我が第二次若槻内閣は総辞職したんだ


(補足)10月事件。

10月事件は、陸軍の統制派が起こしたクーデター未遂事件。

「俺たちも関東軍にならって、クーデターを起こそうぜ。我らがリーダー、荒木貞夫さん率いる内閣を作って国家改造をするんだ」。

首謀者は橋本欣五郎大佐、右翼の大川周明、北一輝。

だが、これは密告により未遂に終わった



質問

インタビュアー「若槻さん。質問です。当時の満州の状況ってどんな感じだったのですか?」

若槻「田中義一君が組閣してた時、張作霖爆殺事件が起きただろ?あれで張作霖が殺され、その子、張学良は非常に怒った。そりゃ自分の父親を殺されたんだから当然だ。それで張学良は日本と仲良くする政策をやめ、敵対することになったんだ。

「満州は今じゃ日本に奪い取られたが、もともとは中国の物。満州を取り戻そう、日本の製品を買うのをボイコットしよう」

当時の満州はそんな状態だったんだ


インタビュアー:「関東軍参謀の石原莞爾はある理想を持っていたとのことですが、それはどのようなものだったのでしょう?」

若槻:石原寛治は、五族協和、王道楽土というスローガンをあげていた。五族協和というのは「日本、漢、満州、蒙古、朝鮮。この五族で共同して共和国を作り上げようぜ」というもの。

そして「日本、満州、中国で手を組んで、ソ連と戦い、最終的にはアメリカ、イギリスと戦おう」そんな考えも持っていたようだ




見てくれてありがとうございます!!

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