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第七話〜カーラン砦の攻防戦〜

一応、この話が第一章では最大の山場となります。

面白いと思っていただけたら幸いです。

 ──城塞国家カーラン。またの名をカーラン砦。二つの巨大な山脈に挟まれて建てられたこの城塞は、幾たびも魔王軍の侵攻を阻んだ堅牢強固な要塞である。

 またこの国の後ろには広大な平原が広がっており、もしここを抜かれればたちまち連合国内に魔王軍の侵略を許す事となり、連合国でも最重要拠点の一つに数えられている。


 何十年もその鉄壁の守りを誇ってきた城塞国家カーランだが、今まさにこの国家は最大の滅亡の危機に瀕していた。


「いやはや、なんとも凄まじい光景だねこれは……」


 砦の外壁の上に立つセレノアは、紫煙を燻らせて目の前の光景に言葉を漏らした。

 砦の前に広がる平原には、膨大な数の魔物が津波のように押し寄せてきていた。

 あまりに異様でおぞましいその光景は、さながら世界の終焉を思わせる。


 Sランク指定の魔物、通称怨み鳥と呼ばれるグラジバードが死に際に叫んだ悲鳴。それを聞きつけてこれだけの魔物が集まってきたのだ。

 冒険者組合(ユニオン)でもSランクの魔物は天災クラスの魔物と恐れられてきているが、たしかにこの光景は天災規模であろう。


「たしかに、とんでもないなこれは。しかも、まだまだ集まってきているぞ」

「ざっと見た感じ、高くてもCランク程度の魔物だから助かったね。これなら、あたしらと騎士の連中だけでなんとか食い止められそうだよ」

「けど、俺たちはまだ配置についてないけど、それで大丈夫なのか?」


 レイルは、平原に布陣した白銀の騎士たちよりも後ろに待機している冒険者たちを見て、不思議に思った。

 魔法や後方支援型の者はセレノアと同じく砦の外壁の上に待機しているが、下にいる冒険者たちはあきらかに近接を主にしている者たちだ。

 普通なら、彼等も前線に配置した方がいいだろう。


「レイル、あたし等と騎士たちの不仲は知ってるだろう? 一緒の戦線に出ても足を引っ張るだけさ。だったらあたし等は自由に動かせてもらう、遊撃隊のようなものさ」

「それなら、俺もあっちに行った方がいいんじゃないか? 言っておくけど、俺は魔法を使えない体質なんだぞ」


 そう、レイルは魔法を全く使えない体質を持っているのだ。その体質のせいで、レイルは産みの親に捨てられる事となったのだから。


 魔法というのは、自身の魔力をこの世界に存在する精霊たちに支払い、その支払った魔力量に応じて精霊が行使する事象を指す言葉である。

 人によっては特定の属性を持つ精霊に好かれたりする者がいるのだが、レイルの場合は全くの逆で、精霊に嫌われる体質を持っているのだ。

 故に、レイルがどれだけ精霊たちに魔力を払っても、精霊は応じてくれないのだ。


 そのレイルだが、今はセレノアと一緒に砦の上に待機していた。

 後方から魔法で支援できないのであれば、自分も前線に出た方がいいのではないかとセレノアに進言する。


「レイル、あんたはこの戦いであたし等の切り札だ。出るタイミングはあんたに任せるけど、いざという時に切り札は残しておくものだよ。……それに、あんたならこの距離からでも攻撃できる手段は持ってるだろ?」

「まあ、否定はしないな」

「ほら、騎士たちが動くよ。お手並み拝見とさせてもらおうじゃないか」


 セレノアと話している間に、魔物の第一軍がすぐ近くまで迫ってきていた。

 それを迎撃するために、騎士たちは馬に跨って魔物の群れへと突撃。鬨の声は大気を叩く衝撃となって魔物の群れを突き破る。

 その撃ち漏らした魔物の残りを、冒険者たちが殲滅したり騎士の手が回らない戦線をカバーしている。


 数こそ少ない冒険者たちだが、その実力は騎士たちに勝るとも劣らない猛者どもであり、戦況を把握できる程の経験もある。

 きっと、まだ経験の浅いレイルではあのような動きはできないだろう。

 戦況をうまく把握して足りない箇所に戦力を補うその動きは、経験を積んだ熟練の動きであった。


「流石は、連合国の精鋭だけはあるね。思った以上にやるじゃないか。これならあたし等はサポートに回るだけで大丈夫そうだね」

「陸ならな。どうやら空からもお出ましのようだ」


 レイルの瞳には、空を羽ばたき飛来してくるモノを捉えた。

 前脚は大きな翼と同化した巨大なトカゲ──ワイバーン種だ。

 ヴリトラのような竜が消えたこの時代で生物の頂点とされているドラゴン種の一形態であり、その能力は飛行に特化してある。

 空への対処法を持たぬ者からしたら大きな脅威である。


 Cランクでしかないワイバーンだが、その高い飛行能力で空を自在に飛び回り、強力な火のブレスで前線で戦っている騎士や冒険者たちを魔物もろとも焼き払う。

 人間側が優勢だった戦況が、次第に魔物側へと傾く。


「ったくメンドくさい相手だね。【火球】(ファイアボール)


 セレノアが呟くと、背後にスイカ程の大きさをした火の玉が浮かび上がった。しかも一つではなく、計十二の火球が空中で制止していた。

 それがセレノアの合図と共に、空中を闊歩するワイバーンたちに襲いかかる。

 火球の猛攻に晒され次々と撃ち落とされていくワイバーンだが、如何せん数が多い。

 標的をセレノアと定めると、数十のワイバーンが一斉にカーラン砦に襲来してきた。

 セレノアの火球やバリスタから発射される矢、他にも様々な魔法で迎撃を試みるが、攻撃が来ると分かっていれば当然ワイバーンも回避運動をする。


「ちっ、こりゃ厳しいね。街にまで被害が出るかもしれないよ」

「街に? そいつは困るな」


 レイルとしては、なんとしても街に被害を及ぼしたくなかった。

 街には相棒のセシリィがおり、現在も住民の避難に協力している。

 もしここでワイバーンが街に侵入すれば、セシリィが危険な目にあってしまう。

 レイルはロングコートから、一枚の札を取り出した。


「『果てまで天翔よ』──〈永遠ノ流星〉(レルアバド)


 それは、巨大な弓であった。

 全長およそ2メートルを超える巨大な弓に、地面には巨大な矢が五本突き刺さっている。弦も人の指ほどある太さで、到底人が引けるような代物ではない。


 突然出てきた武器にセレノアは目を丸くしていたが、レイルは気にせず円錐形となっている弓の下部にあたる本弭を地面に突き刺す。そうでなければレイルの膂力を以ってしてもまともに照準をつけられないのだ。

 弓を十分に固定して、レイルは鏃が螺旋状に捻れた巨大な矢の一本をつがえる。


 ギチギチギチ……と、不穏な音を立てて矢は十分に引き絞られた。

 狙いは、ワイバーンの群れの中心点。

 寸分も違わず狙いを定めて、レイルは矢を放った。



 それは、一条の流星であった。

 弦は風切り音を響かせ弓から放たれた矢は螺旋しながら大気を捻じり切り、その凄まじい衝撃は余波だけでワイバーンの群れを引き千切る。

 まるで空を裂く稲妻にでも襲われたような悲劇に見舞われたワイバーンたちであったが、悲劇はそれだけで終わらなかった。


 空の彼方へと飛び去った矢は、突如急激に方向を変え、不可思議な軌跡を描きながら残ったワイバーンたちを喰らいつくしたのだった。

 やがて空の蹂躙の限りを尽くすと、矢はレイルの手へと戻ったのだった。


 『永遠』の名を冠するこの弓矢はヴリトラの一本の骨から作られており、矢がどのように離れても必ず弓へと戻る性質を秘めている。

 また矢にはヴリトラが必中の呪詛を込めており、レイルが視界に収めている限り相手を追い続けるという禁呪が施されている。


 あまりにも常識とはかけ離れた武器の性能に、流石のセレノアも呆れたというか、乾いた笑いしか出せなかった。


「……あ、あはは、思った以上にとんでもない物を隠し持っていたんだね。あたしと戦った時に使われなくて逆にホッとしたよ」

「他にも色々あるけど、どれも市街地で使うと被害が大き過ぎてな。こういう時ぐらいでしか使えないんだ。どれ、もう一発……」


 そんなセレノアを他所に、レイルは再び矢を引き絞り、続々と押し寄せる魔物の群れへと放った。

 初速で音速を突破した矢は衝撃波を撒き散らしながら戦場を疾駆し、まるで縫うようにジグザグに動き回り魔物の群れを殲滅していく。

 後に残されたのは、矢の衝撃波やら風圧でバラバラに千切れた遺骸のみ。

 存分に蹂躙の限りを尽くした矢は、再びレイルの手へと戻った。


 魔物の群れは今や残党でしかなく、騎士や冒険者が各個撃破していけばすぐに殲滅が完了するだろう。

 セレノアが切り札と称した通り、レイルたった一人で戦況は完全に決した。

 やがて残りの魔物たちの総滅も完了すると、その圧倒的な勝利から大地を揺らす程の勝鬨があがった。

 こちらも被害が出なかったわけではないが、それでも天災と呼ばれる程の魔物の大軍勢に無傷に近い勝利を収める事ができたのだ。

 勝利を祝う大歓声は、まさに一騎当千の戦働きをしたレイルにも注がれる。


 まるで雨のように降り注ぐ勝鬨は──しかし突如上空から落ちてきて巨人の出現にピタリと止んだ。


「なんだいなんだい!? 巨人族まで出張ってくるなんてそんなのアリかい!?」


 あまりの動揺に、セレノアの口から葉巻がポロリと落ちる。

 そりゃそうだ。巨人族は竜が生きていた時代にも生息しており、現在最古の種族の一つである。その血には神の血が入っているとも言われており、低位ではあるがドラゴン種を捕食するモノもいる。

 人間よりも遥かに高い膂力を備えた巨人族は、一度暴れれば国すらも滅ぼしかねない危険度を持つ事から、最低でもAランクに位置する強敵である。


 鉛色の肌をした10m程の巨人は、ゆるりと不気味なまでに緩慢な動きで立ち上がり、ハイライトが消えた双眸で眼前に立ち塞がる砦を睨む。


「──オ……オオォォオォヲヲォォオィヲヲ!!」


 獲物を見つけ、巨人は吠えた。あまりに強烈なその咆哮は、衝撃を伴って周囲の騎士や冒険者を弾き飛ばす。

 荒い呼吸に口からは蒸気のような煙が漏れ出し、やけに鋭い犬歯を覗かせている。

 どう見ても味方には見えそうにない。


「全軍! 前方の巨人に突撃ィィ!!」

「「「おおおおっっ!!」」」


 流石は、熟練者揃いの騎士団である。

 勝利の余韻からすぐさま戦闘態勢へと切り替えると、掛け声と共に騎士は騎馬に跨り眼前の巨人に突撃を敢行する。

 剣、槍、または弓や斧を用いて攻撃をするが、しかし相手が最悪であった。


「オオオォヲオォヲヲォオ!!」


 巨人の雄叫びと共に、騎士たちは宙に舞う。

 ただ一つの行動だ。巨人が叩いただけで、騎士たちの遺骸は宙に舞ったのだ。まるで、埃や塵を掃くかのように。

 ただそれだけの行動で、三桁もの人数の騎士たちが命を散らしていく。

 その中には、前にセレノアに突っかかってきた騎士もいた。


「総員! なんとしてもここで巨人を食い止めろ! 我等が崩壊すればそこで終わりだ!」

「駄目ですっ! 巨人の侵攻を止められません! 戦線が崩れます!」

「ちっ」


 圧倒的な暴力を前に、為す術もなく戦況が悪化していく光景に思わず舌打ちを漏らし、レイルはすぐさま『永遠』の名を冠する弓矢を放つ。

 周囲の空気を喰らいながら巨人に向かって突き進む矢であったが、その脅威を逸早く察知したのか巨人は屈んでその一撃を回避。

 一番の障害がレイルであると認識するや、地面を揺らしながら突進をしてきた。


「マジかよ、あれを避けるかっ」

「皆! ありったけの魔法を打ち込みな! バリスタ部隊も矢の数なんて考えず全弾ぶち込みな!」

「俺もなりふり構っていられないな」


 セレノアの号令と共に、魔法やバリスタの雨が巨人に降り注ぐが、腕を十字に交差する事で巨人は放火の雨を防ぐ。

 しかしレイルによって放たれる矢の第二射だけは、防げないと知ると体を捻ってなんとか回避をする。

 続いて第三、第四射と射るが、一本を横から叩き、もう一本を殴りつけて弾き飛ばす。

 普通に射っては効果が無いと判断したレイルは、最後の五本目の矢を巨人の足に狙って発射。

 しかし巨人は飛び上がる事で、足を喰らい千切る一撃を回避する。

 それがレイルの狙いだと気付かずに。


「オヲヲッ!?」


 巨人は、レイルの放った矢の効果を知らない。レイルが視界に収めている限り、その矢は相手を狙い続ける呪いが施されている事を。

 空中に飛び上がった巨人の右腕を、レイルが放った第一射の矢が喰らった。

 驚きの声をあげる巨人だが、そんなのお構いなしにレイルの放った矢が続々と空中に静止している巨人に襲いかかる。


 いくら巨人といえど、空中で止まっていては残り四本の矢を防ぐ術は持たない。

 残りの四肢も千切られ、最後に首も切断された巨人の胴体を五本の矢が貫き、地面に墜落した。

 血と土煙が舞いその遺体は確認できないが、四肢と首が切断されれば如何な生物とて生存は不可能であろう。


 ──そう、誰もが思った。


「……くそったれが、いったいどんな構造してんだよあのデカ物は」

「オ、ヲォ……オオオォォオ」


 土煙の中、レイルの耳はぐちゅぐちゅと気味の悪い音を聞き取っていた。

 嫌な予感がしている中、土煙の隙間から肉が増殖して切断された四肢や首が接続されている姿が見えた。

 しかも巨人の口からは、超高密度に圧縮された空気の塊が今か今かと発射されようとしていた。

 威力だけならば、レイルの放った矢に比肩し得る程だ。


「ヲ、オオヲォォヲヲオォォオオォ!!」

「『森羅事象に背け』──〈神触レヌ砦〉(ヘスン)


 巨人の口から放たれた暴風の塊が迫る刹那、レイルは砦から飛び降りて札から一つの防具を取り出した。

 本来であればその暴風はレイルの体を引き裂き、後ろにあるカーラン砦など塵と消し飛ばすであったが、その暴風は左右に分かれて地面に大きな傷跡を残す。

 もし直撃すれば、大惨事は免れなかっただろう。


 それを防いだのは、レイルの全身を覆う程の巨大な盾であった。

 鱗を何枚も何十枚も積み重ねたような、無骨で飾り気のない漆黒の大盾。その能力はただただ防御という一点にのみ特化された代物であった。


 父であるヴリトラが自身の鱗を大量に積み重ねたこの大盾は、純粋な防御力もさる事ながら、神々との闘争で勝利し敗北した神々から与えられた絶対の掟が付与されている。

 木、石、鉄、乾いた物、湿った物のいずれによっても傷つかず、昼も夜も魔なるモノも聖なるモノも干渉を受け付けないという掟が施されており、その掟は神々ですら反故にできない強力なものであった。


 神々ですら傷付けられない絶対の掟を、神の子孫だとか末裔とか言われている巨人の一撃が破れる筈もなかった。

 盾を札に戻すと、当然の如くレイルは無傷であった。


「やれやれ、仕留めたと思ったのに完全に治ってやがるな。再生能力持ちは厄介だな」

「オ、オォォヲォ……」

「仕方ない、ちょっと世界に優しくないけど、コレを使うか。『塵へと還れ』──〈魂ノ死〉(マウト)


 新たに札から取り出したのは、刃がギザギザと波打っている巨大な鎌であった。

 ヴリトラの尻尾より作られたこの鎌からは濃密な瘴気が漏れ出しており、鎌に直接触れていないのに周りの草木が枯れ果てた。

 その瘴気に耐えるためにレイルも魔力を解放して体外を保護する。


「オ、オォ……ォ、ヲヲォォオヲォオッ」


 その魔力、雰囲気に、巨人の体内に遥か古代より流れる神の血が震えた。



 ──アレハ、我等ヲ殺スタメニ生マレタモノダ。



 遥か昔、脈々と流れている神の血は恐れていた。

 過去に、多くの神々を殺した邪竜の存在を。

 それは、忘れようもない恐怖である。神の血を継ぐモノは、一つの例外となくレイルに流れているヴリトラの血に恐怖しているのだ。

 まるで肉食獣を怖れる、獲物のように。


「オヲヲ、オオォヲォヲヲ!!」


 ただ、本能が叫んでいたのだ。

 この小さな怪物から全速力で逃げろと。

 それからの行動は簡単で、巨人は脇目も振らずにレイルから逃げ出した。へっぴり腰で、情けない程に。

 しかし、残念ながらレイルは逃がしてくれなかった。


「悪いな。その魂、斬らせてもらうぜ」


 逃げる巨人の頭上に跳躍すると、レイルは巨大な鎌で巨人を頭から両断した。

 しかし、確実にレイルの鎌は巨人を斬り裂いた筈なのに、巨人の体には傷一つ付いていない。


 レイルの持つ鎌には、漏れ出している瘴気以外直接的に肉体を害する能力を有していない。

 その代わり唯一、この鎌が斬る事を可能としているのは、魂である。

 相手の肉体を傷付けぬ代わり、相手の魂を破壊するのがこの鎌の能力である。

 そして魂を破壊されたモノは、肉体を維持する事ができなくなり、その体は塵へと還る。風が吹くと、塵となった巨人の体は大空に舞って消えたのだった。



 後に『奇跡の防衛戦』と歴史に名を残すカーラン砦の攻防戦は、レイルの活躍によって大勝利を収めたのだった。

それと皆様には多大な感謝をさせていただきます。

日刊ランキングではなんと54位になりました! 突然の事で震えが止まりませんよ!

お気に入り登録してくれた方、評価していただいた方、本当にありがとうございます!

これからも皆様が面白いと思っていただける話を書くつもりですので、応援よろしくお願いします!!

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