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IT’S AII MY FAULT  作者: ななこっち
Chapter5  CommandⅡ
94/172

: command8 偽装当て ※

Command8 神酒 由木



由木「随分とシンプルな部屋だ」


神酒「開けるぞ」







【command8 偽装当て】

ルール どちらが本物か当てろ

    偽物だと思う方の頭を銃で撃ち抜け

    遂行出来なかった場合、罰を与える








監視者は神酒に銃を渡すと、由木をカーテン裏に連れて行った。



神酒「私が由木の偽装を見破るのか」











暫くすると瓜二つの由木がカーテンから現れた。


由木1「神酒、どちらが本物か分かるか?」


由木2「質問してはどうだ?」









神酒「では…由木の血液型は?」





「「A型」」






同時のタイミングで答える。



神酒「(ずっと一緒に生きてきたのに…こんなにも違いが分からないとは……。しかし、言動も癖も同じだな。……どう揺さぶるか)」











神酒「2人ともマスクを外してくれるか?」




由木は口元の布を外すと裂けた口に赤い糸で縫われていた。


それは両者同じだった。






由木1「まさか、ここまで似せれるとは…」


由木2「偽装は相当な腕だな」







神酒は何個か質問をするが、全て同じ答えをし違いが分からない。







神酒は悩んだ様に頭を抱えた。


















神酒「(………待て。昨日、由木にイエローアパタイトを貰った。流石にそこまでは用意をしていないんじゃないか…?宝石を持っていない方が偽物だ)」











神酒は自身の懐からイエローアパタイトを取り出した。


すると、片方は顔を青ざめた。













由木2「み、神酒……それはいつ手に入れた……?」


神酒「昨日、貴方から貰ったものだ。本物の由木なら片方の宝石を持っている筈だ」




由木2「ぼ、僕は……昨日はずっと自室にいた筈だ……!」


神酒「いいや、洗面所に貴方が後から来たんだ」


由木1「………これで偽物が判明した」


もう一人の由木はイエローアパタイトを取り出した。


由木1「偶々見つけた物が、ここで役に立つとは…」


神酒「偽物は貴方だ」


神酒は由木2に銃を構えた。


由木2「ま、待ってくれ……!!これは、罠だ!!神酒、お願いだ!僕を信じて!」


由木1「神酒、早く引き金を引け。襲ってくるかもしれない」


神酒は銃の引き金を引いた。


























__________バァンッ





銃弾は真っ直ぐ由木の額に撃ち込まれた。











由木2「あ、………な、んで…………み…………きぃ…………」






由木は床に倒れる。


額から大量の赤い血が流れた。











神酒「感謝する。由木が昨日渡してくれたお陰だ。…………由木?」

















































由木1「……………………」





























由木(?)「感謝するのは僕の方だよ」


































???「簡単に騙されてくれて」







































由木は黒い霧に包まれた。




そして、目の前には影が現れた。



「今回の偽装当てクイズは【不正解】だ。本物の由木はオレじゃない」



神酒「…………は?昨日…由木は私に…………」





「それはオレの偽装だ。今日のゲームでお前を騙す為にわざわざ忍び込んだんだ。その宝石もただの騙す材料だ」





イエローアパタイトが黒く変色し、飛び散った。








「ヒントを与えてやったんだがな…。イエローアパタイトの宝石言葉…………【欺く】……。残念だったな。お前の負けだ。しかし、お前は次のステージに行くことが出来る。この鍵で進め」








影は神酒に鍵を渡す。




【神酒…生存。由木…死亡。こちらの扉から戻れます】



神酒は鍵を受け取らず、その場に棒立ちになる。


そんな神酒に影は鍵を放り捨て、入って来た扉から出る。





















「………もう、本物の由木は帰ってこない。お前が殺したんだ」










神酒は倒れている由木を抱きしめた。





神酒「由木…………由木…………私、また貴方を傷つけた…………」






返事のない由木に語り掛ける。






神酒「………貴方を信じてあげれなかった。こんなにもずっと一緒だったのに…………」









神酒の頬に涙が零れ落ちる。










神酒「由木…………私は、兄失格だ…………。ごめん、ごめん…………」







             【由木:死亡】


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