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>>>>戦略部隊
桐生「(朱鶴、顔洗ってくるのに何時間掛かってるんだ……?折角フルーツたっぷりのヨーグルト用意したのに…駄目になるだろ。探しに行くか)」
朱鶴が顔を洗いに部屋を出て約2時間が経つが一向に戻る気配がない。
痺れを切らした桐生は探しに出るが見つからない。
桐生「(もしかして……いくら気が滅入ってるからって、いいや。考え過ぎだ)」
村雲「あ、あの…誰かお探しですか?」
血相を変えて探す姿に不安になったのか村雲は声を掛ける。
桐生「村雲…、朱鶴見なかったか?」
村雲「朱鶴先輩ですか?」
桐生「顔洗いに行ってから帰ってないんだ」
村雲「洗面所には神酒先輩と由木先輩しか居なかったですね」
桐生「やっぱりそうだよな…提供感謝する」
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桐生「アイツ…どこ行ったんだよ…………」
すると、前方から暗殺部隊の朧、黒羽、神楽橋が歩いてくる。
桐生「お前等…朱鶴を知らないか……!?」
黒羽は表情を変えずに言った。
黒羽「いえ、見かけていませんね。どうかされたんですか……?」
桐生「部屋を出て行った切り戻ってないんだ!!相神の事もあるし…」
黒羽「そうですか……見かけたらお伝えします。……無事だといいですね?」
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桐生「(誰も見て無いなんて……)」
摂津「桐生先輩!!!」
慌てて駆け寄る摂津の表情は深刻そうな顔だった。
摂津「あ、朱鶴先輩が……!」
桐生は嫌な予感がし、摂津に着いて行く。
桐生「(ビリアード……?何で、こんな場所に朱鶴が……)」
扉を開けるとそこには、朱鶴が血を流して倒れていた。
桐生「朱鶴!?」
朱鶴は背後から心臓部を刺された跡があり、もう脈は止まっていた。
摂津「俺、息抜きにビリアードしに来たら…既に朱鶴先輩は死んでいて……」
桐生「…………誰が」
摂津「…………桐生先輩?」
桐生「…………。何でもない、摂津。お前、不審な奴は見て無いか?」
摂津「はい………。こっちは誰も寄り付いてないですから……」
桐生「…………そうか」
桐生は朱鶴の頭を撫でると、涙を流した。
桐生「(朱鶴………もし、お前が相神の事で負い目を感じているなら、それは大きな間違いだ。お前は悪くない。……悪いのはこのゲームなんだ。……辛かったよな、苦しかったよな。もう悩むことは無い、安らかに眠れ)」
【朱鶴:死亡】




