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>>>>特攻部隊寝室
楪「何食ってるんだ?」
蛍「煮干しー!!」
楪「へぇ、蛍が魚食ってるなんて珍しいじゃん。お前、肉しか食わないから」
蛍「空無先輩がバランス良く食えって言ってた!」
楪「そりゃあ、ごもっともだ。……で、空無先輩は?」
蛍「先に戻ってきちゃったから分かんない!!」
楪「そう。丁度、聞きたいことがあったんだが…戻ってないなら仕方ないな。ちょっと探しに行ってくる!」
蛍「僕もー!!」
2人は寝室を出ると、空無を探し始める。
しかし、30分程探しても見つからなかった。
楪「……おかしいな。全部見た筈だけど、もしかして入れ違いで寝室に戻ったのか?」
寝室に戻ってみるが、やはり空無は居なかった。
楪「蛍、最後に空無先輩と話したのはどこ?」
蛍「んー、食堂!!」
楪「さっき居なかったよな…どこ行ったんだ」
澪都「あれ、楪に蛍……何してるんだ?」
丁度、後衛部隊の寝室から出てきた澪都と八柳が話しかける。
楪「空無先輩見なかった?」
八柳「空無先輩ならさっき入り口の階段の方に走って行ってたな」
楪「何でそっちに……」
4人は入り口の階段の方へ走って行くと、一番早く着いた澪都が余りの残虐な光景に足を止める。
3人は澪都の様子がおかしいと思い、恐る恐る澪都が見つめる先を見ると___
楪「…………は?」
そこには血を出して倒れている空無の姿があった。
空無の身体を起こすと、腹部と首元に何かで刺されたような傷がある。
八柳「もう、お亡くなりになられてる……」
澪都「………これ、自殺とかじゃないよな。誰かに殺された跡だ」
楪「で、でも……今日はゲームは中止の筈!!こんな事する必要はない!!」
澪都「…………刺客が来たか、考えたくはないけど、他部隊の誰かが殺したか……どちらかだと思う…」
楪「…………何で、先輩が…」
蛍が空無の死体を背負うと歩き出した。
澪都「お、おい…蛍……!」
蛍は黙々と歩き続ける。
八柳「蛍、もうよせ……空無先輩はお亡くなりに……」
蛍「寝れば治る。きっと明日には元気になってくれる」
澪都「こんな負傷で助かるわけないだろ……!」
蛍「…………何で?」
蛍から笑顔が消えた。
蛍「空無先輩は死んでないよ。ただ、寝てるだけ」
楪「…………蛍、もう止めてくれ!お前まで狂ったら俺は……」
蛍「…………楪。泣かないで」
蛍は泣く楪の頭を撫でる。
楪「………きっとご遺体は、また泡となって消えるんだ…………」
蛍はゆっくりと空無の遺体を床に置いた。
蛍「空無先輩。僕、これから魚もいっぱい食べる。お肉もちょっと食べる。…………だから心配しないで、ゆっくり休んで下さい。約束です」
蛍は自身の小指と空無の小指を交わせ、指切りをした。
楪「お前らは先に行ってくれ…俺らはもう少しここに居る」
澪都「…………分かった」
【空無:死亡】




