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IT’S AII MY FAULT  作者: ななこっち
Chapter4  Secret
77/172

:     ※

>>>>特攻部隊寝室



楪「何食ってるんだ?」


蛍「煮干しー!!」


楪「へぇ、蛍が魚食ってるなんて珍しいじゃん。お前、肉しか食わないから」


蛍「空無先輩がバランス良く食えって言ってた!」


楪「そりゃあ、ごもっともだ。……で、空無先輩は?」


蛍「先に戻ってきちゃったから分かんない!!」


楪「そう。丁度、聞きたいことがあったんだが…戻ってないなら仕方ないな。ちょっと探しに行ってくる!」


蛍「僕もー!!」






2人は寝室を出ると、空無を探し始める。


しかし、30分程探しても見つからなかった。









楪「……おかしいな。全部見た筈だけど、もしかして入れ違いで寝室に戻ったのか?」


寝室に戻ってみるが、やはり空無は居なかった。


楪「蛍、最後に空無先輩と話したのはどこ?」


蛍「んー、食堂!!」


楪「さっき居なかったよな…どこ行ったんだ」












澪都「あれ、楪に蛍……何してるんだ?」


丁度、後衛部隊の寝室から出てきた澪都と八柳が話しかける。


楪「空無先輩見なかった?」


八柳「空無先輩ならさっき入り口の階段の方に走って行ってたな」


楪「何でそっちに……」
















4人は入り口の階段の方へ走って行くと、一番早く着いた澪都が余りの残虐な光景に足を止める。


3人は澪都の様子がおかしいと思い、恐る恐る澪都が見つめる先を見ると___





















































































































楪「…………は?」








































































そこには血を出して倒れている空無の姿があった。










空無の身体を起こすと、腹部と首元に何かで刺されたような傷がある。


八柳「もう、お亡くなりになられてる……」


澪都「………これ、自殺とかじゃないよな。誰かに殺された跡だ」


楪「で、でも……今日はゲームは中止の筈!!こんな事する必要はない!!」


澪都「…………刺客が来たか、考えたくはないけど、他部隊の誰かが殺したか……どちらかだと思う…」


楪「…………何で、先輩が…」







蛍が空無の死体を背負うと歩き出した。


澪都「お、おい…蛍……!」


蛍は黙々と歩き続ける。


八柳「蛍、もうよせ……空無先輩はお亡くなりに……」


蛍「寝れば治る。きっと明日には元気になってくれる」


澪都「こんな負傷で助かるわけないだろ……!」



























































蛍「…………何で?」


蛍から笑顔が消えた。


蛍「空無先輩は死んでないよ。ただ、寝てるだけ」


楪「…………蛍、もう止めてくれ!お前まで狂ったら俺は……」


蛍「…………楪。泣かないで」


蛍は泣く楪の頭を撫でる。


楪「………きっとご遺体は、また泡となって消えるんだ…………」


蛍はゆっくりと空無の遺体を床に置いた。















蛍「空無先輩。僕、これから魚もいっぱい食べる。お肉もちょっと食べる。…………だから心配しないで、ゆっくり休んで下さい。約束です」


蛍は自身の小指と空無の小指を交わせ、指切りをした。



楪「お前らは先に行ってくれ…俺らはもう少しここに居る」


澪都「…………分かった」









【空無:死亡】



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