:
皆が寝静まった間、ある人物が後衛部隊の寝室に向かっていた。
キッチンで鋭利な包丁を持って行き、片手に持ちながら足音立てずに進んで行く。
________ギィ
扉を開けると、後衛部隊員は皆深く眠っている。
ある人物は蘇芳のベットに手を掛けると、包丁を蘇芳目がけて振り上げた。
その瞬間____________
___________ガッ
澪都「何…………やってるんすか…………涼風先輩………」
喉元ギリギリとのところで手を止める。
涼風「起きていたの…………?」
澪都「何か、嫌な予感がしたので。蘇芳に何の用ですか…」
涼風「…………もう、用なしだ」
涼風は一瞬、蘇芳を睨みつけて、部屋を出て行った。
澪都「(涼風先輩、もしかして……樹先輩の事で蘇芳を…。このままじゃ、蘇芳が危険だ)」
澪都はゆっくり蘇芳の布団の中に潜った。
何かの気配を感じ蘇芳は目を薄っすら開ける。
蘇芳「…………澪都?どうしたの」
澪都「ちょっと寒くてな。少し一緒に寝させてくれ」
蘇芳「…………珍しいね。うん、いいよ」
澪都「ありがとう」
:
:
:
:
:
澪都「(もう誰も失いたくない…………。早く、こんな悪夢覚めてくれ…!)」
死亡者:樹(鬼に心臓部を刺され死亡)
相神(鬼に喰われ死亡)
静月(千景が鬼を殺害したことで代価として死亡) 計3名
負傷者:夏目(左耳切断)
楪(右目失明)
澪都(脇腹負傷)
磯波(左腕切断)
八柳(全身切り傷)
蘇芳(左太腿負傷)
紫野(右二の腕負傷)
空無(右脹脛負傷)
千景(左肩負傷) 計9名
残り27名




