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>>>>>後衛部隊寝室
沈黙の間が続く。
八柳「…………磯波先輩は無事なんだよな?」
澪都「ああ…………今は眠ってるだけ…………」
八柳「何があったんだ…………?」
澪都と紫野は顔を曇らす。
紫野「…………もしかすると、誰かが鬼を殺害し、その代償で静月先輩は……その…………」
八柳「そう、だったんだ……」
澪都「どうして俺らがこんな事に巻き込まれなくちゃいけないんだ……。俺らはもう充分、あの施設に来る前に数え切れないほどの苦痛を耐え抜いてきた。それなのに……追い打ちかけるかのように、こんな事……。なんで、静月先輩……」
澪都の頬を涙が伝う。
それにつられ紫野も我慢できずに泣き出した。
八柳「………………」
蘇芳「…………く…………を……」
蘇芳は頭を抱えだし、泣け叫んだ。
蘇芳「僕のせいで、僕のせいで…樹先輩は……!!ごめんなさい、ごめんなさい…………!!」
八柳「蘇芳!!しっかりしろ!!」
蘇芳「僕の事を僕なんかのことを助けたから……樹先輩は……!!」
八柳「蘇芳!!」
蘇芳は心が壊れたかのように気を失った。
八柳「…………皆」
>>>>>医療部隊
医療部隊員は医療品の補充をしていた。
巴「今回で、こんなにも消耗するなんて……」
四季雨「あと3人くらい負傷者に立ち会ったら、1人は見捨てるしかなかったね」
摂津「…………先輩たちは手当てが優秀だからいいですけど、日の浅い俺は、完璧な手当なんて出来ない。このまま俺の不始末で…人が死ぬかも…………っ」
村雲「…………摂津」
巴「摂津がした澪都の手当ては上手だった。今までで一番ね。人間、窮地に追いやられる程逞しくなる。それが今なんじゃないかな。大丈夫、今まで習ったことの基礎も応用も、摂津は出来ていたよ」
摂津「本当ですか……?」
巴「うん!だから自信もって」
巴はにっこり笑うと、部屋を出て行く。
村雲「どちらへ……?」
巴「皆の分の水…持ってくるよ」
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巴「(3人か……もっと私に力があれば、医療だけじゃなくて戦闘でも皆を守れたのかな……。日に日に増えてく傷、外傷ならともかく…心の傷までは……治療出来ないよ……)」




