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IT’S AII MY FAULT  作者: ななこっち
Chapter3  TAG
57/172

>>>>>グラウンド



澪都「グラウンドに行ったと思ったんだけど……」


静月「人の気配も、鬼の気配もしないね」


摂津「おい、早く見つけて逃げないと危険だぜ。グラウンドなんかどこの窓からも見れるだろ。俺らが見つかって鬼がこっち来たら流石にやばいだろ」


澪都「そんなこと言ってられない。俺のせいで磯波先輩はああなったんだ。……俺は助けたい……」


摂津「………まあ、お前の気持ちもわかるが」


紫野「摂津先輩!もう腹を括るしかないです!」


摂津「腹括って俺も着いて来たんだろ!!こういう時は医療部隊忙しいんだよ……」










澪都「………あの案内人って何だと思う?」


静月「どうなんだろう。音声も加工されてるし、仮面も着けたままだし。私たちの知ってる人物かも分からないね」


紫野「何も関係してない人だったら恐ろしいです。目的も分からないですし…あの船での出来事も記憶が曖昧です」


澪都「佐助先輩も…もしかするとこのゲームに参加したかもしれない」


摂津「四季雨先輩に聞いた話だと…佐助先輩の体には無数の傷や痣があったって言ってた。流石の四季雨先輩も唖然としてたよ」






































静月「………………貴方達には伝えた方がいいかもしれない」


澪都「何ですか?」






静月「昨日の命令で、私は廿楽先輩と【解体】の指示を受けたんだ。死体の心臓を取り出しピラニアの住む水槽に入れるという惨い命令。……そのご遺体は……間瀬先輩だったんだ」






紫野「………………え」


澪都「ま、せ…先輩……?」


摂津「それって、間瀬先輩の遺体があったって事は、この施設で死んだってことっすよね……?このゲームの参加者だったって事?」


静月「そう考えるしかないよね。……佐助先輩も間瀬先輩も私達と同じで卒業後謎のテロの標的にされ、この施設に送り込まれた」


澪都「間瀬先輩の事は蘇芳と楪には……?」


静月「言えない。彼らの大切なご家族が亡くなってたなんて。それに……私が…間瀬先輩の身体に………大きな傷を………」


澪都「2人には言わない方がいいかもしれないですね………。この状況でそんな真実は……重すぎる」


静月「このゲームは私達と何か関連してる……そう思うんだ」


澪都「何にせよ。こんな命のやり取りをゲームとしてる神経がどうかしてる。案内人の正体が分かれば俺は迷わず殺す。……教官の為にも」
















紫野「待ってください。あの後姿……鬼じゃないですか………?」


摂津「幸い、こっちには気づいてないみたいだ」


澪都「体育館に一旦隠れよう」







澪都「………体育館には誰も居ないみたいだ」


静月「………!鬼が近づく音がする………!」


澪都「倉庫に隠れましょう!!」








_____________ガララララ








澪都「うわぁ!?」


空無「うおぉ!?」








澪都「………って、先輩方………びっくりした………」


空無「驚かせたようだな。すまない。俺らはここで隠れていたんだ」


体育館倉庫には空無、蛍、楪、四季雨、巴が何かを守るかのように座っていた。


その中には…磯波が横たわっていた。








澪都「………磯波先輩!!」


澪都は磯波に駆け寄る。


巴「大丈夫、ただ眠ってるだけ」


澪都「良かった………!」





四季雨「取り敢えず、扉閉めなよ。鬼が来るかもしれない」


紫野「さっき、鬼がこっちに来る気配がしたんです。もしかしたら、ここ危ないかもです」


空無「鬼が来たらこの窓からグラウンドに出る。いつでも行けるよう戦闘態勢には入っておけ」












澪都「楪も目大丈夫か?」


楪「お前に心配される必要はない。大丈夫だ…」


澪都は先程の静月の話を思い出した。





澪都「(大切な家族が亡くなった。こんな話…信じたくないよな…)」




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