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>>>>>PC室
神楽橋「影虎と零と逸れたな」
黒羽「人の心配をしてる場合か。鬼が迫ってきてる」
朧「……しつこい奴らだ」
黒羽「…だいたい、あの場面で神楽橋が躓くからだろ」
神楽橋「うるさいなぁ。誰かに脛殴られたんだもん。痛かったんだぜ!?」
朧「誰かが鬼に攻撃したんじゃない?絶体絶命の時は攻撃せざるを負えないだろ」
神楽橋「え、誰それ。俺一発そいつの脛殴ってくる!目には目を脛には脛を!!」
黒羽「落ち着け……ん?何だ、この鍵」
朧「【生存部屋】?」
黒羽「机の後ろに何か書いてある。【音楽室の木琴の下】」
神楽橋「怪しい鍵だ…」
黒羽「騙されたと思って行ってみよう」
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朧「木琴、木琴…あ、あったぞ」
神楽橋「まじで隠し扉があるじゃん」
黒羽は鍵を差し込みまわすと、中には梯子が続いていた。
黒羽「進むぞ」
三人はゆっくり降りていく。
暫く梯子は続いたが、ランタンの光が微かに見えた。
そして梯子の先には【生存部屋】と書かれたドアプレートがぶら下がっていた。
ドアプレートをよく見ると、【この部屋を見つけた方は幸福です。この先は鬼は入って来れない結界が張られているので安心してお過ごしください】と裏側に書かれていた。
扉を開けると綺麗な部屋が広がっていた。
ご丁寧にお茶やお菓子まである。
黒羽「何なんだ…この部屋…」
神楽橋「やった!俺このベット一番乗り!!」
朧「おい!危機感持てって!!」
神楽橋「鬼が来たら来たらでその時でしょ。大丈夫、大丈夫」
黒羽「朧、少しの間ここに居よう。上よりは安全だろう」
朧「全く…少しでも変なところあったら速やかに出るからな」
>>>>>南校舎
神酒「ここは静かだ」
由木「鬼も誰も来ない」
_________ダッダッダッ
神酒「言ったそばから、誰か来たぞ」
由木「フラグというものか」
影虎「あっ、先輩方!!逃げてください!鬼が!」
零「危険ですよ!!」
神酒「鬼は何処にもいないが」
零「あれ?もしかして朧たちの方を追いかけて行った?」
影虎「あははっ、すみません。勘違いでした!」
由木「………貴方達はいつも一緒に居るな」
影虎「それを言うなら先輩方もでしょう。いくら双子だからって距離が近いですよ。お互いの事何でも知ってそうですもんね」
神酒「そうだな。ずっと二人で生きていたから」
零「素敵な家族じゃないですか。仲睦まじいのはいいですね」
由木「そうか………」
影虎「そんなにお互いを大切に思ってると…片方失った時の喪失感は計り知れないですねぇー」
神酒「…何が言いたい」
影虎「おっと、大変失礼な発言でした。それじゃあ、俺たちはここで…お互い頑張って生き残りましょう」
神酒「………………」
影虎「(………食えないやつ)」




