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IT’S AII MY FAULT  作者: ななこっち
Chapter2  Command
35/172

: command6 血飲み

Command6 影虎 澪都



影虎「あれぇ、澪都君じゃん。朝振り!」


澪都「………げ」


影虎「何その「げ」って。仲良くやろーよ!俺らの命令は何かなー」




【command6 血飲み】

どちらか一方の血をコップ一杯飲み干せ

遂行できなかった場合、罰を与える





影虎「コップ一杯200㎖だね。どうする?俺はどっちでもいいけど」


澪都「俺が血を出す」


影虎「勇気あるね。でもお前、凄い顔色悪いけど。体調悪い時に出血したら負担がかかる。……それでもやるの?」


澪都「うるさい!俺がやるんだ!」


澪都が影虎の腕を振り払った際、爪が当たってしまい影虎の腕から血が零れていた。


影虎「運よく血が出たから、俺が200㎖引き受けるよ」


影虎は自身の刀で傷の部分を再度斬りつけた。


ドバドバと血が流れてくる。


澪都「…………お前ら暗殺部隊は信用ならねぇ」


影虎「そう?血生臭い仕事ばかりでも常人だよ?」


澪都「お前らはこのゲームの裏を知っているのか」


影虎「残念だけど誰も知らないよ。お前は恐らく俺らが他の隊と接点を持たないから疑ってるんだろ?誰も証言する人はいないからな。でも、俺らが黒なら…」


影虎は刀を澪都の首に押し当てた。





影虎「お前の様な勘のいい野郎はすぐ地獄送りだ」





澪都「……………」


影虎「そんなに疑うなら俺を殺せばいい…まあそうなったら俺も後輩だからって容赦しない。どうだ、ここで俺を殺すか?」





澪都「…………いえ、すみません。我を忘れてました」


澪都が俯くと、影虎は納刀した。


影虎「お前の気持ちはよくわかるよ。こんな状況だ。誰も自分を見失うさ」




そして沈黙のまま20分が過ぎた時…コップは血で溢れていた。


影虎「今回の命令に誰が飲むとは書かれていない。俺が飲もう」


澪都「……俺が飲みます」


澪都が一気に飲み干すと苦い顔をした。


澪都「気持ち悪いぃ……」


影虎「あははっ、面白い体験が出来たな。ほら水」


監視者は澪都が200㎖飲み干したのを確認すると鍵を渡した。



【影虎 澪都…生存。こちらの扉からホールに戻れます】




澪都「行きましょう」


影虎「ねえ、一つ聞いてもいい?」


澪都「…………何ですか?」


影虎「もし大切な人を殺されたらお前はどうする?」


澪都「…………その時にならないと…分からないです」


影虎「そっか。俺はそいつと一緒に逝くだろうな…」


澪都「それは…零先輩の事ですか」


影虎「…………ふふ、さぁ。どうだろうね」





澪都「(大切な人が死ぬ…そんなの、きっと俺は耐えられない…)」


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