: command2 指喰い
Command2 神酒 蘇芳
蘇芳「ここは…物置部屋…?」
神酒「……まずは命令を見るぞ」
【command2 指喰い】
どちらか一方、小指を切り落とし相手に食わせろ
なお、左右は問わない
命令を遂行できなかった場合、罰を与える
神酒「よし」
神酒は物置部屋の包丁を自身の右小指に当てた。
蘇芳「えっ!?み、神酒先輩何を…!」
神酒「命令を実行する。私は左利きだから右小指を切り落とす方がいい」
蘇芳「しかし……」
神酒「なら貴方が切り落とすか?私はどちらにせよ選んだ方を行う。貴方が喰うのが嫌なら私は食す側で貴方が小指を切り落とす側だ。命令を実行しないは
無しだ」
蘇芳「……っ、わ、分かりました。た、食べます…」
神酒は再度自身の右小指に包丁を当て、力ずよく押し込んだ。
_______ゴゥキッ
鈍い音がし蘇芳が目を瞑ると、辺り一面血の匂いが微かにした。
ゆっくり目を開けると目の前には切り落とされた小指が足元に落ちていた。
神酒は物置部屋にあった布で切断部を覆い止血する。
神酒「私の役目は終えた。次は貴方の番だ」
蘇芳は震えながら指を持ち上げる。
微かに温かかった。
神酒「………仕方ない。監視者。食せばどのような方法でもいいのか」
【はい。ご自由に】
神酒「水と一緒にならいけるか?」
蘇芳「は、はい…すみません」
神酒「少し待っていろ」
神酒は監視者に何かを依頼すると、監視者は姿を消した。
監視者が来る間、神酒は自身の指を細かく包丁で切り刻んだ。
監視者は神酒にコップ一杯の水を差し出すと、神酒は刻んだ指を水に入れた。
ほんのりと水は赤く濁った。
神酒はコップを蘇芳に差し出すと、
神酒「飲め」
蘇芳「………っ」
蘇芳は恐る恐るコップを持つ。
そして一気に水を飲み干した。
吐きそうになるのを堪え、口を押さえ飲み込んだ。
監視者は蘇芳が飲み込んだことを口を開かせ証明し、鍵を渡した。
【神酒 蘇芳…生存。こちらの扉からホールに戻れます】
神酒「平気か…?」
蘇芳「は、はい…お手数お御掛けしてすみません…あの手、大丈夫ですか?」
神酒「大したことない。ほら、帰るぞ」




