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>>>>>後衛部隊
澪都「…………教官ってどこ行ったんですか…」
八柳「…………教官は」
静月「貴方たちを怖がらせるつもりはないけれど…私達の組がゴールしてホールに戻った際…ご遺体は何処にも無かった」
蘇芳「……………ご遺体か…教官でも太刀打ちできないなんて…僕らには」
磯波「だからこそ、俺らはゲームをクリアしていかなくてはならない」
澪都「それっていつまでですか…」
磯波「…………澪都」
澪都「いつ終わるかもわからない変なゲームに命を預けられない…一刻でも早くここから出る」
磯波「澪都!!今は休め…混乱してるんだ…。少し落ち着け」
澪都「これから先の方が混乱どころか狂っていく…磯波先輩は命の保証があるんですか?」
磯波「…………」
八柳「澪都…………少しでも休まないとまた明日、身体に支障が出る」
澪都「嫌だ…俺は!!!…っ!」
磯波は澪都の首に手刀を入れ気絶させた。
磯波「じっとしてられない気持ちは痛いほどわかる…。でも、ここから出る方法はただ一つ…ゲームに生き残ることだ。命の保証なんかないよ。ただ明日を望むだけだ。お前らも寝ろ。俺は少し水飲んでくる」
紫野「……磯波先輩」
>>>>>医療部隊
巴「摂津…君はもう少し落ち着いて行動して」
摂津「…………む。俺が出口見つけたんだからいいじゃないですか!」
巴「駄目!!もし、あれが罠だったら…摂津は…」
摂津「…………っすみません」
巴「ぁ……ごめん、強く言い過ぎた…ほら、もう寝よう。明日も……生きれるように」
摂津「…………はい」
村雲「…………うぅ……」
巴「村雲…………魘されてる」
巴は村雲の汗を拭いて頭を撫でた。
四季雨「少し果物貰って来たけど食べる?」
巴「折角だけど…………気持ち的に食欲無い」
四季雨「……そ」
巴「四季雨は怖くないの…?私は怖い。医療部隊はほとんど座学の授業しかない…実戦なんてほぼほぼ無かった。他の隊は実戦経験もあって戦いになっても有利。これから戦うことがあれば私は…」
四季雨「今からそんな心配しなくてもいいんじゃない?それに今回のゲームだって誰かしらの長所を活かす場だった。僕らはただ人の命を助けるだけさ」
四季雨は巴の頬を撫でた。
四季雨「顔色悪い。ゆっくり寝なよ…また明日も生きるために」
巴「四季雨…………ぅん、ありがとう」




