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四季雨「…………巴?」
巴が立ち上がってステージに進んだ。
四季雨「ま、待ってよ。何考えて…」
巴「私、医療部隊になって嫌だったことがあるんだ。それは傷ついた人が辛そうにする姿。治療をする身……避けられない事は分かってる。戦闘で傷ついた時、私はただ見守るしか出来なかった。…………私がその痛みを代われればって何度も思った事か」
巴は一歩一歩、ステージに進んで行く。
巴「でも、今回は傷つけないで済む。…………私、皆には生きてて欲しい」
摂津「と、もえ…せんぱ、い?」
村雲「まさか…………!」
四季雨「駄目だ…巴…………!」
巴「……………………」
巴はステージに立つと、恐怖が頭に広がる。
巴「(手足が震える。目の前に死があるんだから…。皆には生きてて欲しい…それは本心だ。でも、……自分が死にたいわけじゃない)」
怖い
怖い
怖い
死にたくない
四季雨「巴!!!」
四季雨はステージに駆け寄って行く。
四季雨「戻ってきて!!巴!!」
巴「………四季雨」
ステージのタイマーが5秒になる。
【5】
四季雨「嫌だ、嫌だ!行かないで!!」
【4】
四季雨「僕は君と離れたくない………!」
【3】
四季雨「巴!!」
【2】
巴「………四季雨」
【1】
巴「___________」
_______________ザシュッ




