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零と別れた後、磯波は中庭に向かっていた。
中庭に着くと、そこには肉片が散りばめられていた。
その中に見覚えのあるネックレスがあった。
磯波「…………蛍?」
後から騒ぎを聞きつけた部隊員はあまりの光景に息をのむ。
澪都「な、何だよ…………これ…………」
蘇芳「もしかして、蛍が爆発に…………」
楪「何があった…」
八柳「楪……、蛍が亡くなった」
楪「…………は?蛍が……?う、嘘だろ…」
澪都「爆発に巻き込まれたみたいだ」
四季雨「いや、自分で手榴弾を引いたみたいだ。ほら、これ」
楪「…………もしかして、空無先輩の教えで。ずっと身に着けていたのか」
澪都「何で………蛍が」
楪「ふざけんなよ!!何で、お前が……!くそ、くそおおぉおおおおおお!!」
磯波「(さっき、零…影虎の名前呼んでた。零の姿はない…。どこに…)」
すると磯波は血の跡が裏まで続くのが見えた、そしてその跡を進んで行く。
磯波「…………っ」
磯波が見た光景は、影虎と零の死体だった。
影虎は左手が切断されていて、腹部・脇腹から血が溢れている。
そして、零は腹部に刀が刺さっていた。まるで自害の様に。
磯波「何があって…」
朧「…………!影虎!零!」
後から駆けつけてきた暗殺部隊の3人が2人の元に駆け寄る。
黒羽「もう…………死んでるよ…」
神楽橋「そ、そんな……目開けてよ!影虎!零!」
神楽橋が2人の体を揺らすが、目を覚ます気配はない。
朧「もう止めろ…………助からない」
磯波「(最初の頃は、接点の無い暗殺部隊を怪しんでいたが。やはり、彼らも人間だ。仲間の死は…………辛いんだな…………)」
黒羽「磯波先輩……」
磯波は2人に近寄り、合掌した。
磯波「零から聞いたんだ…過去について」
黒羽「零が!?」
磯波「そういう命令だったんだ。零はここまでは話さなかったが…きっと零を笑顔にしたのは影虎なんだろう?」
神楽橋「…………そうです。トップに幽閉されていた零を影虎が連れ出したんです。そこからいつも2人は一緒だった。お互い大切な存在なんでしょう」
朧「きっと心中したんだ。お互いの為に…………」
磯波「…………そうか。きっと天国で一緒に笑ってるだろう。こんな安らかな顔してたら、そう思う」
2人は安心したかのように眠っていた。
磯波「影虎、零を助けてくれてありがとうな」
犠牲者:夏目(千景に裏切られ、脱出ゲームにクリアできず毒殺)
由木(神酒に偽装を見破られることが出来ず銃殺)
紫野(四季雨とのババ抜きで負け、頭部破裂)
涼風(死を選び、切腹)
蛍(影虎との一騎打ち後、爆破に巻き込まれる)
影虎(蛍との一騎打ち後、爆破に巻き込まれる。そして大量出血により死亡)
零(影虎との約束を果たし、自害) 計7名
負傷者:朧(右肩負傷)
神楽橋(左肩負傷)
楪(左目失明)
廿楽(左目失明)
長重(左の親指、人差し指、薬指切断)
蘇芳(脇腹負傷) 計6名
残り18名




