表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
IT’S AII MY FAULT  作者: ななこっち
Chapter5  CommandⅡ
104/172

:     ※

一方その頃、零は寝室へ走っていく。






















____________ドンッ















磯波「…っ、零!?」


零「い、磯波先輩………!」


磯波「お前、顔色悪いぞ…どうしたんだ?」







零「(早くしないと、影虎が…。磯波先輩に頼れば…でも、空無先輩を殺したことがバレれたら…)」



磯波「…………零?」






零「何でもないです…ちょっと急いでるので、ごめんなさい」





























___________バァアアンッ




磯波「………っ!?何だ…爆発音?中庭からか…」





零「…………っ、影虎!!」




磯波「零!!」


零は中庭に引き返した。












零「(中庭からの爆発音…嫌だ、嫌だ!影虎が……!お願い無事でいて…)」



























零は中庭に着くと、地獄絵図に言葉を失う。


肉片を見ると、顔を青ざめた。







零「…………何、これ…………。影虎、影虎の姿が……ぁ」





付近には影虎の左手が落ちていた。



そして、血の跡が裏の方まで続いている。









零「…………影虎?」




零は奥地まで進むと、そこには木の下でぐったりしている影虎の姿があった。


零は急いで駆け寄った。












零「影虎!!」


影虎は薄っすら目を開けると、か細い声で言った。


影虎「…………零?」


零「今、止血するから!!」


零は自身の服を破り、負傷部に当てる。


影虎「もういい。自分でも分かるんだ…この出血量じゃ、助からない」


零「…………影虎」


影虎は零の頬に触れた。


影虎「零は…きっと、生き残れる…だから……」


零「嫌だよ…………俺、影虎が居ないこんな世界。生きてる意味がない。……影虎が俺の事救ってくれたんだよ?男娼として生きてきた俺を日の元に連れ出してくれた。俺に笑う事や、心を教えてくれた……。あの時、影虎が連れ出してくれなかったら…俺はもうとっくに死んでいる」







影虎「…………」



零「影虎は俺の大切な親友なんだ…!それは、これからも……」



影虎「はは、……嬉しいな、お前が……そう思ってくれてた、なんて。俺もお前が、初めての友人だった……。俺とお前は似てる……そう思ったんだ。

俺……ここに来る前……暗殺者、だったんだ。お前と同じで…………ずっと暗闇の中、過ごしてた。この施設に連れてこられて…………お前と出会って…………俺は変わった…………。お前の事が大好きだった…心の綺麗な、お前が…………」












影虎は涙を流した。






影虎「なぁ…零。俺の、我儘なお願い聞いてくれるか?」







零はにっこりと笑った。







零「うん、聞かせて」


































































































































影虎「俺と一緒に地獄へ逝ってくれるか?」



































零「…………ふふ、当然だろ」







































零は自身の刀を抜き取り腹部に刃先を当てる。













































零「俺もまだ、影虎と一緒に居たい。だって影虎は俺の…………」





































______________零「大切な親友だから」


























零は思い切り刀を腹部に刺す。


零の口から血が零れた。





影虎は零を抱きしめた。








影虎「俺を信じてくれて…ありがとう…………」



零「俺を連れ出してくれて…ありがとう…………」
























          「「これからも…一緒に…」」







交えた二人の小指の指輪がキラリと輝いた。





             【影虎:死亡】

             【零:死亡】



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ