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IT’S AII MY FAULT  作者: ななこっち
Chapter5  CommandⅡ
103/172

:     ※

>>>>中庭



零「ごめん!影虎……!」


影虎「遅いから心配したぞ。何かあったのか?」


零「ううん、何でもない。気にしないで」
















零「それにしても、この施設…やっぱりこの間の鬼ごっこの場所だ。場所も同じだし。でも、流石に南校舎には入れない様になってたね」


影虎「あの場所は秘密があり過ぎだからな、深入りさせないようにしてるんだろう」


零「鬼ごっこの方がきっと簡単だったね。今回の命令はメンタルにもくる」


影虎「もしかすると、蛍に疑われたかも知れない。意外と観察眼が凄い」


零「蛍に…?…そっか………同部隊だもんね、空無先輩」


影虎「懐いていたようだし。それでも空無先輩を殺さなきゃ俺等は助からなかった。仕方ない事だ」







































































蛍「それってどういう事?」





影虎「…………っ蛍!?」






蛍「空無先輩を殺したってどういう事?」






蛍は一歩一歩近づいた。


影虎と零は刀を構える。






蛍「何で、何で?空無先輩…………殺した?」





様子のおかしい蛍に、警戒を強める。






影虎「俺等の命を守る為だ」









蛍「守る為に殺した?…………守る?」





蛍は目を血走らせて襲い掛かって来た。
















影虎は攻撃を受けとめると、零に言い放つ。



影虎「零!朧達を呼んで来てくれ!俺が時間を稼ぐから…………!」


零「わ、分かった!!」












蛍「逃がさない」


蛍が零目掛けて刀を投げる。


零は間一髪で避けると、校舎に入って行った。







残された二人は向き合い殺気を強める。





























影虎「お前、本気だな…?なら、殺す覚悟でいかせてもらう」


蛍「空無先輩の敵…僕が取る」







2人は互角の力で殺り合った。


蛍は体術、影虎は刀…………お互い譲らない。





影虎が蛍を木に追いやり、右肩を突き刺した。


蛍が影虎に目潰ししようとするが、影虎はその腕を掴んで阻止した。










影虎「その体術、空無先輩に似てるな。教わったのか?」


蛍「お前に教える義務はない」


影虎「お前………何も考えて無いような立ち振る舞いだったけど、こんな牙を隠していたのか」


影虎が肩に刺した刀に思い切り力を入れる。


蛍は痛みで声を上げた。


影虎「こっちも命が掛かってるんだ…容赦はしない」











































__________バァンッ




影虎「…………っ!」



蛍は隠し持っていた銃で影虎の脇腹を撃つ。


影虎は態勢を崩すと、蛍は飛び乗った。


蛍は自身の肩に突き刺さった刀を抜き取ると、影虎の腹部を貫く。









影虎「…………ぅ」



蛍「これは、空無先輩の痛み…。お前の与えた痛みだ」



影虎「…………ふざ、けんなぁ!!!」








影虎は腰に隠し持った小刀で蛍の喉元を突き刺す。





蛍「あ″っ」


その隙に、蛍の拳銃を叩き飛ばす。
























影虎「っは!よか、ったなぁ…憧れの先輩と…お揃いの傷だ…っ」


そして体勢は逆転した。


影虎は蛍の喉元の小刀を押し込む。








蛍「…がぁ…っ!!」


影虎「俺等はこんな所で終われない……死ぬならお前だけが死ね!!」










蛍は次第に体の力が抜け、手が力なく地面に落ちた。


影虎「…………止めを」


影虎はよろけながら、腹に刺さった刀を抜くと、



































_____________ガッ






蛍は突然、影虎の手を掴み引っ張る。





そして胸元に隠された手榴弾の線を抜こうとする。











影虎「お前………まさか、自分まで犠牲になるつもりか!!」




























蛍「…………し、ん…で、つぐ、なぇ…………!!」

























































___________バァアアンッ



2人は光に包まれる。














蛍の肉片が無数に散りばめられた。








影虎「…………っ、ゲホッゲホッ。い、……こいつ…!」








影虎は爆発の瞬間、蛍に掴まれた左手を斬り落とし何とか避けれたが、左手の切断部から大量の血が流れ落ちる。








影虎「……まず、いな。は、やく……手当て…を…」



影虎は血を流しながら、中庭の奥地に進む。


木陰で座り込むと、負傷部に顔を歪める。










影虎「まさか…………あんな狂った…野郎とは…っ、血が、止まらない…」









影虎の意識が朦朧とする。








影虎「…………零」




            


              【蛍:死亡】



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