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>>>>>後衛部隊寝室
廿楽「まさか、同部隊から2人も犠牲者が出るとは…」
神酒「由木は私が殺しました…」
廿楽「ゲームに唆されたんだろ……?」
神酒「違うんです…………。私の命令は由木の偽物を当てる命令。…………私は、偽物を見破れず、由木をこの手で撃ち殺した…………。私が、殺したんです…」
神酒は自身の震える手を見る。
そんな神酒の肩に触れ、励ますように長重は言った。
長重「お前のせいではない。気を病むな」
神酒「由木っ…………!」
廿楽「(神酒にとって由木は大切な家族。いつも一緒だった二人が突然の離れ離れになる。きっと、俺だったら由木の後を追うかもしれない。………【死んだ方が幸せなのか】)」
長重「…………廿楽、ちょっといいか」
いつの間にか神酒は寝てしまったようで、ベットに横になっていた。
廿楽「え、あ、ああ…大丈夫だ」
長重「…………あのゲームではっきりした。案内人は確実に俺等を殺そうとしている。それも、全員な。段々と俺等を追い詰めているんだ。仲間を殺される悲しみを分かっている…」
廿楽「…………神酒の双子の弟である由木。部隊内の最年少の夏目。二人とも特に支えになっていたと思う」
長重「必ず、黒幕を探し出す」
>>>>>暗殺部隊寝室
黒羽「長重先輩は勘付いてるみたい。俺らが空無先輩と朱鶴先輩を殺したことを」
神楽橋「あの人を敵に回すと面倒だな」
朧「警戒するしかない。今ここで長重先輩を狙えば俺らに隙が出来る」
神楽橋「だね。今は動きようがないかな。…………て言うか、影虎に零遅くない?もう1時間は戻って来ないよ」
黒羽「長風呂なんだろ。2人とも仲良いし」
朧「俺らが一緒の隊になった時も、俺等3人と影虎と零で壁が出来てたしな」
神楽橋「あっ、そうだった!折角、零みたいな美人さんと一緒の隊になれたのに、影虎がずっと一緒に居るんだもん!なかなか話せなくて大変だったよ」
黒羽「任務をこなすにつれ、心を開いてくれたが…きっと今でも2人はお互いが特別なんだろう」
朧「その特別な思いが悪い方向へ行かなきゃいいが」




