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17. 密室どきどき

ガチャン…!


体育館倉庫にて。

授業が終わった後、亜久さんと片付けをしていた時。

突然、倉庫の扉が施錠されてしまった。

僕らを中に残して…。


もしやこれっって、、、

あのラブコメとかでよく見るヤツでは??

ヒロインの女の子と密室で二人きり。待っているのはドッキドッキの超展開!?


僕は閉じ込めれれたことに焦りつつも。

よろしくないことに、少し胸の高鳴りを感じていた。


ところで、ヒロイン・亜久さんはというと。

こんな状況にも関わらず、ずいぶん落ち着き払った様子で。


「鍵、閉められちゃったね。でも大丈夫。秘策があるから」


え?秘策?

その意味を理解できずにいる僕の肩に、亜久さんはそっと手を添え。

すーっと、大きく息を吸い込んだ。


ちょ、ちょっと、亜久さん…!?

いったい何を──



「センセェッェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェ…!」



突如、響き渡る亜久さんの大・絶・叫!!!


……


ああ、びっくりした!ああ、びっくりしたぁぁ!!

まさか物静かな亜久さんが、急にあの空前絶後の芸人みたいな大声を出すとは思わないもの。

心臓に悪いよ──。


その後、すぐ。

亜久さんの叫びを聞きつけた先生が、鍵を開けに来てくれた…

けど!


なんで、こんなドッキドッキを味わにゃいかんのだ。

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