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「放課後何する?」

「カラオケでも行かん?」

「あり」

「じゃあ決定。蓮華も来るっしょ?」

 私、小山蓮華こやまれんげは友達がたくさんいるから毎日忙しい。

「もちろん!早く授業終わらないかなー」

 ほんとは、一人で本を読んでいる時の方が、ずっと楽しいんだけどね。

学校で私は5人の仲良しグループに所属している。

一軍って感じではないけどさわがしい子が多いイメージかな。

さやか グループのリーダー的存在で、声が大きい。高いポ二テが印象的。

なお 毒舌だけどノリが良いかな。セミロングで丸眼鏡。

ゆい 声が大きくて威圧感がある。すっごくスタイルが良い。さらさらのロング。

あとは、山内寧々(やまうちねね)がメンバー。

寧々は、とにかく私にべったりだ。アイドルみたいな高いツインテール、白い肌。他の三人に比べたらおとなしい方だけど、私は正直ちょっと困っている。

「蓮華~、あーん」

 昼休み、五人でお弁当を食べていたら、寧々が突然箸を近づけてきた。

「寧々またやってる!ほんと蓮華のこと好きすぎだよね」

 さやかが呆れたように笑う。

「えー、だって蓮華のこと大好きなんだもん!」

 そう言って私の腕にしがみつく。私はこういうときなんて言ったらいいか分からないから面倒くさい。

「ほら、蓮華困ってる」

 なおがたしなめてくれるのが本当に助かる。

「寧々は、本気で蓮華のことが好きなんだもん!」

「へー、じゃあ蓮華の好きなとこ10個いってみてよー」

 ゆいが提案する。

「え?10個でいいの?顔が可愛い、優しい、愛嬌がある___」

えー、みなさん、お分かりいただけたでしょうか。私が好き、と言われても嬉しくない理由を。

結局は、私の表面しか見てくれていないんですよねー。

本音を言えない私が一番悪いし、本当の私をみてほしいなんて我儘なのはわかって る。重々承知してます。

でもなぜか、気持ち悪いと思っちゃう。うまく笑えない。

この世界は、息苦しい。自分が一人ぼっちだと思ってしまう。

誰か、私のことを奥まで知ってほしい。誰か、私を助けて。私を素直にさせてく

れる人に出会いたいです。



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