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仮初め

作者: 左方優理

 生きてる意味を探していた。


 そんな答えの無い禅問答を考えるのは、時間の無駄だと分かってる。


 だけど考えずにはいられない。

 考えていないと不安で仕方がない。


 思考を止めることは停滞である。

 思考を止めなければ停滞はしない。

 考え続ける事に僕は安心していた。

 前にすすんでいると思いたかった。


 だけどそれは前にすすんでいるのではなく、同じ道をグルグルと回っているだけ。


 いつしか目的はすり変わり、僕の脳は思考を止めていく。


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