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魔女は無窮の地で笑う  作者: 唾燭
1/2

一竹島戦記一

          

  ー1326年イングランド王国-


「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

 草木も眠る丑三時、ブロンド髪の女性が暗い森の中を駆け抜けていた。

体中に痣や傷があり絶え間無く右肩から出血し、

明らかに命が危うい状態であるのにも関わらず

彼女は狂人がごとく走り続けている。


「居たぞ!あそこだ!!」


そう、彼女を殺さんとする者達に追われているのである。

 この状況が山賊や敵国の兵士達が自分の村を襲い、命からがら逃げているならば、まだ可愛げがあったかもしれない。

しかし現実はそう優しくない、

彼女を追うのはついさっきまで仲良くしていた隣人や村人達

だった。

しかし、なぜ彼らは本来ならば親しい間柄であるはずの

彼女を殺そうとしてるのだろうか?


「魔女め!逃がすものか!」


 答えは中世ヨーロッパを代表するあの魔女狩りである。

彼女がこの場で捕まれば村の者達に嬲り殺しにされてしまうことは彼らの狂気に染まりきった目が雄弁に語っている。

 そうならない為に彼女に今出来る事と言えば森の中を

逃げ続ける事ぐらいだろう。

 だが、この狂気に塗れた鬼ごっこも

森が開けた瞬間終演を迎える。

 崖である。

彼女は森が開けたときに助かるかもしれないと

一瞬でも頭の中で思ってしまった自分を呪った。

しかし、刻一刻と自分の死は松明を持って近づいている


(もうここでやるしかない)


彼女は心の中でそう誓い、懐の中から信号拳銃のような物を取り出し星の瞬く夜空に向けて放った。

 蛍光緑の光が空を引き裂きどこまでも昇っていくのを

見届けた彼女の視界は後頭部の衝撃と共に暗転した…


 こんにちは,こんばんは,おはようございます。

皆さん初めまして唾燭です。

物語を始めて描くため誤字脱字は勿論のこと

文章の構成がまだまだまだな部分もありますが

ご指摘頂けたら幸いです。

 これからもどうぞ生温かい目で見守ってください。

よろしくお願いします

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