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番外編 Pride
我は邪神と邪神の第一使徒のかけらでつくられた稀有なる存在である。
重いだけの地を這う肉体は我に必要ない。
高く誰も行き着かぬ頂きのその上に在るものとして相応しく、醜く地を這う疎かな者達を見下ろす。
尊き我が身は誰にも何にも囚われることなく、高き空にある。
我は存在そのものが至高である。
尊き御方の御手により形作られ命を吹き込まれたその瞬間、尊き御方は我の存在に感歎の声を上げられた。
さもありなん。
我は素晴らしく完璧な存在である。
空の高みから醜い者たちを見下ろす。
空を覆い尽くし広がる雲ほどに大きく育った素晴らしき我を、主はさぞ誇りに思うことだろう。
我が名はプライド。
唯一無二にして崇高なる邪神に最も愛されし、至高にして至上なる使徒。




