第一章の2!
今回も短いです。
会社や学校へ行く途中に読んでる方はあまり時間を潰せない!ってくらいの短さなのです。
ここらへんだとまだ笑えるかどうか、泣けるかどうかは読者の問題ですが引き返すなら今のうちですよ。
それでは期待しないでお読みください。
2
遊園地は駅から少しはなれたところにあり、作られたのは三十年くらい前だ。
作られた当初からある伝説が生まれた。その伝説とはこの遊園地に好きな人と二人で来て最後に夕日を観覧車の中で眺めながら告白するとずっと一緒に居られるらしい。本当のことかは僕にはわからないけど、その伝説があるからこそ、この遊園地は今でもやっていけてるのかもしれない。僕が住むこの町はド田舎じゃないにしても田舎は田舎だ。だからいつ寂れて消えるかは僕にも他に人にもわからない。そんな遊園地には田舎とは思えないくらいの人が溢れかえっている。土日となれば一日で一万人は訪れるといわれている。
そうなれば遊園地にとってはバンバンザイだろう。ただし今日は平日だから大丈夫と思いきや、すっかり忘れてました。夏休みの存在を僕は夏休みも補習のせいで学校に行ってるから実感が湧かなかったけど世は夏休みの真最中!それでも僕と北風は補習帰りに遊園地とは、まぁお気楽なことですこと。そんな台詞が周りから聞こえてきそうな中、遊園地の人込みの中に入っていった。
遊園地に入るなり北風がジェットコースターを指差して
「まずはあれから乗ろう!」と言ってジェットコースターの乗り場まで僕の手を引いてダッシュ!僕の心臓はドキドキ、北風は全く気付いていないようだけど、本当はどうだろうか?北風に握られている僕の手は今、汗ばんでいて気持ち悪いはずだ。それなのに手を離さないということは三つ考えられる。一つ目は自分の手も汗ばんでいて気付かない。二つ目は汗ばんでいる手が好き。そして三つ目は・・・
北風はドドドド天然!・・・ドはこれくらい無いと足りないかもしれない。
間違いなく、これで決定だろう。そう確信した僕は当初の目的を思い出した。
そういえば僕たちは大切なものを探してるんじゃなかったっけ?なのになぜ遊園地でアトラクションに乗って遊ぼうなどと・・・・それから一時間半後、僕はそんなことを考えてる暇を与えられなくされた。もちろん北風氷柱の手によって・・・
えっと前書きを読んで引き返した方々はこの後書きを見てません・・・よね?
まぁ前書きと後書きだけ見るなんて事しませんよね〜?
とにかくこの後書きを見ている方々にお知らせです。
このお話しですが書き終わりました。
最後の最後まで。
毎日、夜の十二時から朝の六時くらいまで書き続けたらあっという間に書けちゃいました。
ですから次の「第一章の3!」から毎週月曜日に更新します。(忘れなければ・・・)
これからも暇つぶしにでも読んでください。
そして面白ければ笑ってください。
登場人物がボケたらツッコンでください。
それが(たぶん)作者のやる気に繋がる・・・はず。