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紅魔館の場合 もしもフランがレミリアのうえになったら


もしもフランがレミリアのうえになったら?

今回は紅魔館編です。

最初はやはりルーミアがいいとは思ったんですが、ネタがなかったので紅魔館組になりました。

フランと美鈴の絡みはギリギリR18には入らない程度になっていますので問題ありません。

小悪魔が序盤に軽くdisられてますので、小悪魔love!な方はお気をつけください


霧の湖の辺に建つ、極めて目に悪い、全体が赤一色の館、紅魔館。

幻想郷のパワーバランスを担う勢力の一角であり、吸血鬼の姉妹とその従者と友人達が住んでいる。



異変を起こし、巫女に解決されてからそれなりに月日が経ったある日のこと。

紅魔館のとある一室で、館の住人達が大集合していた。

部屋にある椅子に座っているのは紅魔館の主。

【永遠に紅い幼き月】レミリア・スカーレット。

対面に座るはその妹。

【悪魔の妹】フランドール・スカーレット。

なにやら切羽詰まった様子で互いに睨み合っている。

それを止めようとせずに、ことの結末を見守るようにしているのが数人。

(左から順番に)

【紅魔館のメイド】十六夜 咲夜

【華人小娘】紅 美鈴

【動かない大図書館】パチュリー・ノーレッジ

(小悪魔には二次設定における二つ名がわからないので図書館でお留守番中です。)

「えぇっ!私だけ扱い酷くないですか?!」

黙らっしゃい。無いものはないのですから仕方ないのです。

「うぅ・・・理不尽ですぅ・・・」

ことの成り行きを知っている彼女たちが止めないのは理由がある。

それは・・・

「ウフフ♪どう?お姉さま。いえ、レミリア・スカーレット。わたしに負けた感想は。」

「ノーカウントよ!ノーカウント!この私が、いくらフラン相手とはいえ負けるなんてありえないわ!」

「往生際が悪いわよ、レミィ。あなたより妹様が優れていた。ただそれだけよ。」

「パチェ、いくらが貴女が敵にまわろうと、私はそんなことで負けを認めたりはしないわよ。」

「いい加減負けを認めたらどう?何度やっても、勝てないものは勝てないんだよ?」

「すいませんお嬢様。今回ばかりは、私も妹様のほうがいいです。」

「咲夜?!貴女まで!」

なにやら、フランドールがレミリアにボロ勝ちしてるみたいだ。

「くっ!確かに、勝てないのはわかってるわ。だからって・・・



なんで貴女たちがフランの絵を選ぶのよ!?」

・・・なんだ、絵か。

「やっぱりそれは、お嬢様の絵が下手だからだと思います。」

「黙りなさい中国。貴女に言われると凄くイラッとくるわ。」

「えぇっ!なんでですかぁ!?」

「はいはいお姉さま。負けたからって美鈴に八つ当たりしないの。」

「八つ当たりじゃないわよ!ほんとにイラッときたのよ!大体中国は無駄に胸が大きいのよ!!私に寄越しなさい!!」

「さっきから中国中国って酷くないですか!?それとそんなの無理に決まってるじゃないですかぁ!!?」

なにやら負けた腹いせに八つ当たりしてる感じしかしないけど、ほんとに胸大きいよね、美鈴。

「はぁ・・・咲夜、お姉さまを部屋まで連れて行ってもらえる?」

「かしこまりました。このままここで暴れられては困りますし、なによりお嬢様のカリスマが・・・」

「お姉さまのカリスマなんてとっくにブレイクしちゃってるわ。それより、後のことはお願いね。」

「はぁ、わかりました。それでは失礼します。」

やっぱり時を止めれるのっていいよね。好き放題出来そうだし。

咲夜が男だったら、レミリアの寝込みを襲って(自主規制)できるよね。

女の子同士でもありだけど、むしろOK。

さて、なにやら「うー☆うー☆」言っていたレミリアを下げたフランドールはどうするのかな?

「今日はもうお開きね。部屋が壊れなくてよかったわ。お姉さまったら、ほんと負けず嫌いなんだから。」

「あはは・・・まぁお嬢様が負けず嫌いなのは今に始まったことではないですし・・・」

「それもそうね。でも、もう少し柔らかくなってもいいとは思うのだけれど・・・」

「レミィのあの性格を治すのは無理よ。薬師にも、「あれはもう末期よ」って言われたくらいだもの。」

「そこまでいってると流石に諦めるしかないのかなぁ・・・それにしても、お姉さまも言っていたけど、美鈴ってほんとに胸大きいよね。どうして?」

「えぇっと、なんででしょうねぇ・・・。私もよくわかりません。」

「ふーん・・・」(ガシッ)

「ひゃぁ!?い、いきなりなにを・・・!」

「うわぁぁ・・・柔らか〜い。」(もにゅもにゅ)

「い、妹様?!やめてください!」

「ウフフ♪ダーメ♪美鈴だって嫌じゃないでしょう?」(もにゅもにゅ)

「そ、そんなことは!っ!だっ駄目です!!そこは・・・!っっはぅ!!」


(ポトッ)


「・・・・・」(ビクッビクッ)

「ウフフ♪ご馳走様〜♪」

「妹様、流石にやり過ぎよ。どうするの?これ(美鈴)」

「私が運んでおくわ。パチェはどうするの?」

「図書館に戻るわ。小悪魔に留守番させてるけど、もう遅いしね。」

「わかったわ。それじゃあお休み、パチェ。」

「えぇ、お休みなさい。」


吸血鬼なのに夜に寝るってどうなの?

そう思ったあなたは間違ってません。

わたしが言えるのは・・・




幻想郷は今日も平和だということです。



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