ある新学期の30分
新学期春・・・自分は学校に向かっていた。でもなぜか人がいない
って後2分ちょいで遅刻じゃねぇか!太陽の優しい抱擁をうけて、幸せな気持ちにひたっていたら時間ギリギリ・・・ 新学期早々遅刻するのは、気持ちのいいものじゃない、ていうか周りの目がすごくきになる!新学期に遅刻して教室に入る瞬間なんて想像したくもない。
とにかく走った、何回も何回も腕時計と前を交互にいそがしく目を動かす。
残り1分!まずい!
最悪の事態が頭をよぎる、見えた!学校だ!
校門を突っ切り玄関に走る。そこで絶句
「ちょっ!」
玄関に鍵をかける先生が見える!
ていうか校門からなんでこんなに玄関が遠いんだぁぁぁ!とてつもなく長く感じる!
ってしかも後20秒!それまでに教室に入らないと恥かく!
「ちょっと待ってぇぇぇ!!」と絶叫
先生がびっくりして道をゆずる。玄関を突っ切る
いよっしゃぁぁ!まずは第一関門とっ・・・キーンコーンカーンコーン・・・
もういい!もういいよ!恥かいてもういいよ!
靴をゆっくり脱ぎ下駄箱にいれ上靴をはいた。相当息が上がっていたので普通に歩いた。
そして、階段を上り二年の教室へ
入ろうと思ったが妥協した
ちょうど先生が大事(?)な話をしていた、間が悪いのか?これって
そんなところに「おはようございます」なんて入ったら注目の的じゃん・・・気まずい。
まぁ普通に入っても注目の的だけどさ、ここで突っ立ってるのも男らしくないていうか、本能が嫌がっている、よし!いくか!
先生が話してるなんておかまいなしで扉を開けた。
「ガラッ」
途端に冷たい視線がぐさぐさささる。
ほーら、だいじな話してるときにこんなふうに入ったらこうなんだよ!!
ちょっと後悔してる自分がつい20分前・・・。
今はこんなのどうでもいいやとばかりに友達としゃべっている。
こんなの人生ピンチでもなんでもない、皆勤賞逃したとかそういうレベル
だからいいや。日常が楽しんだよね~
きっとこんな話でもここまで大げさに話して忘年会や成人になってからの話になって
1分ももたない話題になるんだろーなー
「授業はじまるね~」となりの女子に言われた。
「んあ?そうだな」適当に答えた。
そんな1分を作るために日常があると俺は考える。
この作品は始めて書いたので、見ずらいと思います。それでもみていただけるとうれしいです。感想にダメな部分指摘してくれて結構です