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4 おもしれーって思った瞬間

 後から読み返したときに絶望する文章ってありますよね。


 こんなの書いてたのかよ!こんなのが良いと思ってたのかよ!と自分自身を罵倒してしまいたくなるような文章。


 私?ありますよ。ていうかなかったことないです。いつもそうです。全部そうです。無修正のまま投稿までこぎつけた文章はありません。


 毎朝、昨夜書いた文を読み返して気分を悪くするという変なルーティンが出来上がっています。


 でもそこで、その文章を削除したら、だめなんです。


 踏みとどまるんです!


 書き手のみんなー!自分が書いた文章を、消すなー! 消スナ-! (山びこ)


 書くってことはそれを言語化したいと思って文章にするわけじゃないですか。


 こんなこと文に書きたくないけど……って思いながら書くって、宿題で出た読書感想文くらいでしょう。


 文を書くって、物事を可視化するための、いちばん手軽な手段ですよね。可視化するって勇気が要るんです。特に、向き合いたくないことだったら、進んでやることではないはずです。


 つまり、それに対して一瞬でも「面白い」「文にしたい」と思ったから書くわけです。


 今は違っても、少なくとも一秒くらいは、「いいね!」と感じた瞬間があなたにあったんです。


 そう考えたときに、消すのは勿体ないなあと私は思うのです。過去の自分のその思いを受け継ぎたいと思います。


 そんな苦しみや悶えを乗り越えて、いつも投稿しています。


 意外なことに、たいていはそういうのが「ウケ」ます。


 私が今いちばんポイントを獲得している現実恋愛だって、ある作家のある一言がなければ絶対に削除していただろうし。


 あのエッセイだって、挫折を乗り越えていなければウケていなかっただろうし。


 自分の、中途半端な慣れから来るへんな妥協やら誤った助言は受け入れないでください。一度やろうと思ったことは貫き通してみてください。


 ぶっちゃけ、ウケるとか投稿してみないとわかんないし、ああいう直感って大体参考にならないんですよ。


 それに、ウケなくても罰とかないからね。せいぜい、自分がちょっと悲しいってくらいです。それですら打ち勝てる精神でやっていければ、経験値を無限に積みに行けるチートモード突入です。


 勇気持って、削除ボタンを押しにいく指を引きとめましょう。

【次回の更新】

 明日7月20日の7時50分

 「良い」と「好き」

 を予定しております。

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