13 検索除外
検索除外機能。なろうでの存在を無にする機能。
設定した作品は、なろうの作品検索では出てこなくなるし、作者ページにも表示されません。勿論、ポイントが入っても、ランキングへの反映はありません。
でも、完全な非公開ではないので、なろう以外の検索エンジン(google等)でタイトルを検索すると、他の人にも見えてしまいます。とはいえ、第三者が読む方法はほぼそれしかないです。
今回はそんな、存在滅却機能の話です。
私にもこの存在滅却機能を使って隠している作品があります。
その作品、投稿してから消したくなったのですが、すでに評価や感想を頂いていました。ゆえに、バッサリ削除するのは気が引けました。そこで記録として残しておこうと思ったのです。
とはいえ、削除も考えた黒歴史作品なので、いまさら見返すことはありませんでした。
しかし先日ふと気になって変遷を見に行ったのです。久々に見るあの長文タイトルが、黒い記憶を呼び起こします。
さすがに、評価の変化は特になし。予想通りの結果をながめて、アクセス解析を見にいきました。
表示されたグラフは予想外の内容でした。
ふっ…………2日前に誰か来てる!!
PCからアクセスしてる人が一人おられたのです。アクセスのみなので、内容をしっかり確かめられたのかはわかりませんが……。
きっと、検索エンジンと拙作のタイトルがちょっとマッチングして、偶然にも引っかかってしまったのでしょう。
それとも、だれかの評価した作品欄からという可能性もあるのでしょうか。あれ、検索除外でもそこは抜け穴になってるんでしたっけ?
はたまた、ブクマしていた人が久々に読みに来てくれたとか?
真実がわからないので想像をめぐらせることしかできませんが、色々なパターンが思いつきます。
ちなみに、ほかの月のアクセスも気になって、数ヶ月前まで遡ってみました。しかし、検索除外設定にして以降は、二日前の一人だけでした。
存在を滅却していても、見てくれる人はいるんだ……とちょっとだけ感動しました。
次回の更新は未定です。




