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11 連載を書くことで得られた効果

 このエッセイを書いて得られた思わぬ効果を書いていきます。


 まず、思ったことを書き留める習慣がつきました。


 思ったことを自然と脳内で文章にし、それをここに書いていくというルーティンが身につきつつあります。おかげで文字数も稼げて一石二鳥です。


 言語化が以前よりもスムーズにできるようになった気がするのは、かなり嬉しいポイントです。


 二つ目は、エッセイの構造を考えながら速く書けるようになっていることです。


 まず、どう書けば興味をひけるか。そのあと、どのように展開すれば説得力が増すかなどを「考えながら」書いています。つまり、私の処理能力がほんのちょっとだけ上がっているのです、たぶん。


 また、書くスピードも上がりました。定期的に書いた文を読み直すという超超超悪癖が、直りつつあります。おかげで1000文字くらいならあっという間に進みます。


 三つ目に、評価を気にしなくなりました。


 あくまでも、「前よりちょっと」というだけで、気にしていないわけではありません。チェックだって毎日しています。


 ですが、気にしない=感情がつきまとわない、ともいえます。


 評価が多少なくたって、落ち込まなくなりました。


 これ連載だし、もう少し書かないとわかんないよね。という思いも勿論です。しかし、他の短編においても、評価の伸びが著しくなくても、「まーしょうがないよね」と思えてきている自分がいます。


 評価は大事ですが、引きずることが良いのではありません。そこに囚われて次が書けないのでは本末転倒です。


 評価を気にするプロというのは、前の失敗を次に生かしていくということです。


 その証拠に、多少だめでもこうして次を書き続けられています。


 そういった気付きや力を、連載は与えてくれました。


 だからさ、みんな。連載書こうぜ!(回し者)

【次回の更新】

 明日7月26日の7時50分

 「かたいお菓子はだいたいおいしい」

 を予定しております。

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