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本編

学校。


「ふわぁ」と大きな欠伸をしながら下駄箱を開けた。


その瞬間

「おっはよぉーー!」

という声と共に体に衝撃が走った。


「「いってぇ!!」」

と2人で声をあげる。


たった今俺にタックルしてきたのは友達の蔭山武也。

いつも元気で何かとうるさい。というかやかましい。


顔はイケメンでかなりモテている。両方の耳にピアスが輝き綺麗に染まった茶色の髪は蛍光灯に反射している。


制服でも分かる体つきの良さがどこか強そうな感じをかもし出している。


少しチャラい感じがまたいいんだとか女子が話してるのを耳にしたことがある。


今年から同じクラスで席が近く話も合うことから仲良くなった。


「また寝不足?」


2人して倒れた体を起こし合いながらそう聞かれた。


「まぁ、そんなところ」


「昨日は何してたん?」


「勉強」


「おぇーー!その言葉聞いただけで吐き気がする。」


「お前は運動はできるくせに勉強はできないからな」


「お前!それを言うなよ!」


などと朝から冗談交じりの会話をしつつ教室に入る。


「おはよ!」


真っ先に話しかけてきたのは皆瀬 和季。

同じサッカー部所属。顔は普通。普通中の普通。


縁なしメガネをかけ緑色の髪の毛をしている。1年で色々な髪色にしておりついこの間までは紫色だった。


体は少し痩せていて武也とは対象的な体つきをしている。


「おはよ」


と返事をし自分の席へ向かう。


「おはよ!葵!」


今度は隣の席の大曽明菜が挨拶をしてきた。


身長150cmと小柄なのにたいししっかりと凹凸のある体。


ほんのりとピンクがかった髪色にキュッとしまったポニーテールが特徴的な女子。


見た目からして陽キャな感じがしている。


顔はめちゃくちゃ可愛くて週に1回は告白されてるんだとか。


まぁ、俺は月に2.3回程度だけど、、、


「おはよ」


と返事をし朝の支度をする。


またいつもと変わらない日だと思っていた。


思っていたのに、、、

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