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14話-3
-?月?日-学校、4F廊下
-リィファ視点-
『レイ…ブン…!!』
「…やぁ…来たんだね
リィファ」
『…貴方を倒すためにね』
リィファはランサーを精製した
「悪いけど…そうはいかないなぁ」
レイブンは拳銃を精製した
『一丁だけ…?』
「そっちだって
シールドはどうしたんだい…?」
『………』
「………」
『…貴方を倒して
理由を聞かせてもらう
……それだけよ!』
リィファの背中に羽根が現れると同時にレイブンに向けてランサーを突き出しながら突っ込んだ
(…速い!?
そうか…シールドを持っていない分重量が減り
加速しやすくなったか!)
「だが…!」
レイブンの背中に羽根が現れると同時に前宙するように飛び
リィファの一撃を避けた
「勝負を焦りすぎたな!」
レイブンは逆さ吊りの状態のまま
リィファに向けて撃った
『この!』
リィファは勢いそのままランサーで床を貫きそのまま床を引き上げた
-パァンッ-
弾は壁になった床に当たった
「…無茶をしてくれる」