14話-2
マ:『とりあえず…後は屋上くらいね
…シルヴァがいるとしたら多分そこ』
リ:「……一つ気になる事があります」
マ:『何かしら?』
リ:「…レイブンやリリィに今まで遭遇していません」
マ:『それもそうね…』
エ:「…あいつらが消えたとは思えない…居るとしたら多分…」
千:「シルヴァのところ……」
「…残念ながら…ハズレ」
「「「『!!』」」」
壊れた扉の向こうにレイブンが立っていた
リ:「レイブンッ!」
レ:「…サシで相手してあげるよリィファ…一つ下の階の廊下で待ってる」
リ:「下の階…?
何言って…」
マ:『…この場所にはいない…
…目の前にあるのは…ホログラムみたいなモノね』
レ:「…ご名答
本当はシルヴァ様の力を使ったもっと神秘的なモノなんだけどね」
リ:「そんなの関係無い…!!
今すぐ貴方の元に向かう…待ってなさい!」
レ:「ふふっ……あーそうそう
エンド…君にリリィからの伝言だ」
エ:「何っ!?」
レ:「体育館で待ってる
…だそうだ」
エ:「リリィ…!」
レ:「マリア、チカ…君達はどうぞ勝手に
シルヴァ様のところに向かいたければそうすればいい
力を封印された者と未熟者じゃあ、相手にもならないからね」
マ:『……エンドとリィファが貴方達の元に向かうとは限らないはずよ?』
レ:「その時はその時さ
…どちらにしろシルヴァ様には敵わない
僕らとの決着をつける気があるなら…来ればいい
………それだけさ」
そう言うとレイブンの姿は消えた
エ:「隊長…俺…!」
マ:『わかってるわ…
行きなさいエンド、リィファ』
リ:「!
いいんですか…?」
マ:『ええ
…奴らの思惑通りと言うのは釈だけど…
けど…私と千歌ちゃんの力を甘く見た奴らには…ツケを払わせてあげないとね』
千:「…ええ」
エ:「わかりました
隊長…でも、俺は…
すぐにリリィを倒して
隊長の元に向かいます」
リ:「わ…私も!」
マ:『わかったわ
いってらっしゃい』
エ&リ:「「はい!」」