13話-3
千:「……方法は…あるんですか?」
マ:「千歌ちゃん…?」
千:「それしか、方法が無いのなら…そうするしか無いじゃないですか…」
エ:「………確かに、そうだ」
マ:「そうね…まず、条件があるわ」
リ:「条件…ですか?」
マ:「一つはあのシルヴァと言う男以外に反逆の使徒が居ない…つまり、一人である事
そして、最低私達が二人以上で奴と戦う事」
千:「2対1以上…ですか」
マ:「それでも、勝率は低い」
エ:「でも、やるしか無いんでしょ?
隊長が動けない今…俺達だけでやるしか無いんだから」
リ:「そうですね…」
マ:「ええ………でも、本当にいいの?千歌ちゃん
貴女は…本来なら戦場に出るべきじゃないのに…」
千:「いいんです
私が…自分で決めた事ですから」
千:(藍坂先輩の反対を押し切ってまで決めたんだもの……後戻りなんて出来ない…)
マ:「…わかったわ
現在、反逆の使徒は学校に潜伏してる
理由は不明だけど…
でも、残った地域を考えて
学校周辺を消滅させればこの世界は終り
例え、世界の歪みの中にあるこの本部さえ
今あるこの世界が消滅すれば……
だから、消滅弾の準備と……おそらく、彼らの目的の為の"何か"をしている
…きっと、そこにシルヴァも居る
……なら……倒しに行くわよ」