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来てしまった今日と共に  作者: 結城コウ
80/211

12話-2

レ「………」


リリィ:「………」


『手前ら……』


エ:「ぐ…り…リリィ…!!」


リィファ:「レイブン……くっ…」


ミイラ男が槍を構えた


「余所見は禁物と言った…!」


『……チィ』


エ:「隊長……リリィは俺が相手します」


リィファ:「レイブンは私が…だから……」


『!

わかった!』


(そうだ……コイツを…止めないと…

俺の…俺の後ろには皆が……イヴが…)


俺は左手で自分の左目を押さえる


右目に光が宿る


俺は集中していた


奴の魂をとらえようと


「そんな瞳で私を捉らえられると思うな!」


ミイラ男は跳躍した


そして、俺目掛けて槍を振り下ろした


「ハルバードの錆となれ!」


俺はナイフを構えた


(奴の魂を捉らえられなくても…

空気の流れを見切れば奴の動きを正確にトレースする事は可能なはずだ…!)


『そんな月並みな台詞ッ!!』



(見切った…!

そこッ!!)


-フォンッ-


槍の直線を潰すようにナイフで曲線を描く



-バキンッ-





…………!?







ナイフの刃は砕けていた



(ナイフが衝撃に耐え切れなかった…?!

…ぬかった…!?)




-ザシュッ-


槍が俺の胸を貫いた

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