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来てしまった今日と共に  作者: 結城コウ
57/211

8話-4

…確かに美味かった


美味かったんだ…


しかし…量が多過ぎた…


あの後、俺は10分でなんとか完食したものの


胃がパッツンパッツンの状態で


学校までダッシュ…



昼までグロッキーだったのは言うまでもない…




-同日-昼休み




「ゆづ兄ぃご飯食べましょ!」


「ゆづ兄ぃお昼ですよ!」


『…あ、ああ…』



「今日もラブラブだねぇ由月君」


『…礼也』


「…うわっ!……って…アレ?」


『…今日は突っ込む気も起こらん…』


「らしくないなぁ…」


『そんなに相手してほしいんなら信太にでも相手してもらえ』


「あ…ちょ…」


俺は足早にその場を去った



…屋上



「さぁ、お昼は私達のお弁当だよ〜」


「私達が作ったお弁当だよ〜」


『おっ…美味そうだな…こんなに沢山…』



俺は凄く嫌な予感がした


『…三人で食うんだよな?』


「私達のは私達のであるよ?」


「ほら!」



…惟、舞のお弁当はこぢんまりしたものに対して


俺は重箱サイズ…


『………』


「ゆづ兄ぃは男の子だから沢山食べないと、ね」


「いっぱい食べてね、ゆづ兄ぃ」



(…どうせ、無理っつったら

泣き落としになるんだろうな…

無駄な事はするべきでない…か…)




第二ラウンドが始まった…

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