表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
来てしまった今日と共に  作者: 結城コウ
50/211

7話-2

-6月20日-AM7:03


「ゆづ君〜朝ですよ〜」


『…ん……あ…沙夜』


「おはようございます

ゆづ君」


『あ……ああ…』


…前の世界を記憶を取り戻してからと言うもの


沙夜は沙由の頃の喋り方をする


本人にとってはそれが自然なのだろうが


沙夜の容姿で言われると


沙夜のイメージと矛盾して違和感を覚える



「今日も朝ごはん、お願いしますね」


『……りょーかい』


世界が大変な時だと言うのになんとも平穏な日常なのだろうか…


しかし、ながら俺はこの場を離れる訳にはいかない


彼女達を守る事が俺の使命であり


彼女達の無事を望むのは家族として当然なのだ


何も無いならそれに越した事は無い


『…沙夜…調子はどうだ?』


「問題、ありません!」


『そうか、なら…よかった…』


…沙夜が記憶を取り戻した事…


沙夜自身に沙由としての記憶が蘇った事は


つまりは彼女が覚醒したと言う事だ


覚醒と言っても何に覚醒したかなんてわからない


だが、その覚醒によって惟、舞に何らかの影響を与えかねない


だから、対処出来るかどうかはわからないが


俺達は彼女の様子を気にかけなければならなかった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ