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来てしまった今日と共に  作者: 結城コウ
42/211

5話-5

-同日-PM10:38



いつもの様に


俺は窓から家を出て、


指定された場所に向かった




「あれ?ゆづ君…?」


沙夜はは窓から乗り出した


「ゆづ君…一体、何処に……

…何?

この感覚…?


……

追い掛けて見よう…」



-千歌視点-


(え…沙夜ちゃんが…?

なんで、こんな時間に?

…止めなきゃ…!!)


私は偶然通りかかったふりをして、

沙夜を呼び止めた



『あれ?

沙夜ちゃん?

こんな時間に何処行くの?』


「え…?」


『あなた、藍坂先輩の妹さんの沙夜ちゃんだよね?』


「あ…ゆづ君の…」


『うん

私、藍坂先輩と同じ部活の…』


「千"華"ちゃん…」


『あれ?

自己紹介したかな?』


「…どいて…下さい」


『駄目だよ

こんな時間にうろついちゃあ

お家に帰……』


「どいて!!」


『ッ!!?』


(な…何?

今の…沙夜ちゃんからオーラみたいなモノが…)


「…思い出した…たった今

…貴女を見て…

…もう一人の…私…」


『っ!!

それって…!』


「……そう


私…の…

もう一つの名は……


紺野沙由…!!」

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