4話-8
『…さて、お前には色々喋って貰わんといけない』
「くっ……」
と、その時
-バシュンッ-
『!!?』
目の前の男が消えた
-反逆の使徒へ命じる、帰還しろ-
『ッ!』
(これは…あの時の…!!)
すると、
-タン-
目の前に何やら呪札(?)のようなモノを全身に巻いた…
まるでミイラ男のような…そんな男が現れた
『……お前は…?
さっきの男は…?』
(何だ?この男…魂が…"見えない"…?)
「……"反逆の使徒"だ
…帰還させたよ」
『!!』
(この声は!!)
『さっき…心の中に…"反逆の使徒"に帰還命令を出した…』
「………」
『…犯行声明も、お前だな?』
「………」
『答える気は無い、か』
「…"アダム"」
『!!』
「貴様さえ…居なければ…!」
-バチィッ!-
『くっ…!』
俺は一歩後退した
目の前に雷撃が走った
『戦るってんなら構わない!
お前らの事…吐いてもらう!』
「ここで貴様を始末する訳にはいかん…
だが!
その力見せて貰うぞ!」
-同時刻-最上階
「…消えたよ!?エンド!」
「…退いたか」
「Lin、そっちもか?」
「Ribか…隊長は?」
-「今、戦ってるわ!救援に向かって!」-
「マリア様?!」
-「由月君の相手…マズイわ!
8階の大広間に居るから…早く!!」-