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3話-6
-同日-PM12:43
…昼休み
…屋上
俺がその場に着いた時見知らぬ生徒が数人、部長達と居た
「由月君、紹介するわ
新しい部員よ」
『…つまりは天神…世界の管理者の補充…だろ?』
「鋭い!」
『…そうなのか?』
「えっと…部長…自己紹介とか…」
「そうね、千歌ちゃん
じゃあ一人づつ由月君に適当に自己紹介を」
『"ちゃんと"…自己紹介を頼む』
すると、目の前の天神はアイコンタクトをとった
どうやら俺から向かって右端の女生徒から自己紹介するようだ
「あ、私は…
…こちらの名前は紫野 雫です
…本名はリィファです
貴方と同じ二年生です
…よろしくお願いします」
(…どうやら、偽名に力を入れないのは部長だけらしい)
『…よろしく、リィファ』
次は隣の男生徒が話すようだ
「僕は茶芝朝己
本名はレイブン
三年生さ
よろしく」
『よろしく…レイブン』
と、次は隣の女生徒、か
「私は緒櫺恋香だよ
本名はリリィ
一年生だよ」
『ああ、よろしくリリィ』
次の男生徒で終わりのようだ
「…俺は黒瀧 絖
…本名はエンド
…一年
…よろしく…」
『…よろしく、エンド』
…コイツで終わりだからエンド……な訳無いか